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2014年12月20日

弟の突然死

死にたいと思っている人に知っていてもらいたい。

人が亡くなることの意味と残された家族や仲間、友人の悲しみを。

パニック障害再発のブログで書いていますが、再発する1年前、私は弟を交通事故で亡くしています。

誰よりも私を応援してくれて、誰よりも私の味方でいてくれた弟。

存在が突然失われる事実。
母から電話連絡を受けた時、何を言われているのか分からなかった。

10月1日朝5時頃。
今でも覚えています。

朝方鳴った電話。
電話の向こうで泣いている母。

聞かされた弟の死。

目の前が真っ暗になりました。
言われている言葉の意味が分からないのです。

頭では理解してたのかもしれません。
けど、心が追いつかない。

母との電話を切って、私は実家からもう一人上京してきた、下の階に住んでいた友達に電話しました。

すぐに上がってきてくれて泣きじゃくる私をただ抱きしめてくれました。

仕事を休んで一緒に実家に帰ってもくれました。

その時も私は友人に支えられました。

弟は10月1日、入社式だった。
入社式に来ない弟を心配して友人が連絡をくれてました。

私は友人に弟が事故で亡くなったことを伝えました。

弟の友人はすぐに周りの友人に連絡を取り、その日の内に相当の人数の友人を集めてくれました。

弟と一緒に入社式を迎える予定だった子は入社を辞めてしまいました。

私たち家族は事実を受け入れるのに時間がかかりました。

弟を可愛がってくれた祖母もその一年後亡くなりました。

数年経った今でも家族の深い悲しみとして残っています。

私はそれから毎年10月1日が近づくと必ず情緒不安定になります。
弟が亡くなってしばらくは朝5時を過ぎないと眠れませんでした。
また何か起きるんじゃないか…
連絡がくるんじゃないかと不安でした。

パニック障害が再発した時、軽いうつ病も併発していたのですが、私はそれでも死のうとは思わなかった。

うつ病が悪化しなかったのは、家族が突然亡くなる悲しみと苦しみと癒ない傷を知っているからです。

パニック障害やうつ病が重症にならなかったのも、命の重さ、何にも変えることの出来ない命を知っているからだと思います。

パニック障害や鬱病、精神的な病気は言葉では言い表せないほど辛いです。

経験した本人にしか分かりません。

けれど、死ぬことはしないでください。
残されたものがどれほど苦しむか…あなたがいなくなってしまったら、家族や友人は…

暗闇の中にいる間は気づけないかもしれません。
けれどあなたがいなくなったら悲しむ人がいることを忘れないでください。

無理はしなくてもいいです。
けれど、「死」だけは選ばないでください。
「生きていて欲しい」から。

「あなた」に「生きていて欲しい」のです。
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