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2016年06月06日
自宅でおろしタヌキ温玉うどん
今回は趣向を変えて自宅で作った料理を紹介致します。
何故なら店の厨房で作るのと、自宅のキッチンで作るのには大きな差が有るからです。
店の厨房と自宅では調理設備や器具が違いますし、コンロの火力にも差が有ります。
もちろんストックされている食材の種類にも大きな差があります。
そんな訳で、今回は昨日(日曜)自宅で作った昼食
「おろしタヌキ温玉うどん」
を紹介させて頂きます。
先ずは材料
・ うどん(そば)
・ 大根おろし
・ 温泉タマゴ
・ 揚げ玉(関西では天かす?)
1) 温泉タマゴを作ります。
実はゆで卵より手間いらずです。
電気ポットでお湯を沸かしコーヒーカップに注ぎ、その中に生卵を入れ25分ほど放置します。
カップに茶渋がへばりついていますね(汗)
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今回気付いたのですが、お湯の量が少ないと少し生っぽくなります。
大きめのカップやドンぶりを使いお湯を多めに入れた方が良いと思います。
2) 揚げ玉を作ります。
小麦粉を薄目に溶き、熱した油(180度前後?)に少しずつ流し込んで箸でかき混ぜます。
私の場合は自宅で揚げ物を作った際の余った溶き小麦粉で作ります。
溶き小麦粉に片栗粉を加えると時間が経ってもカリッとしています。
冷えたら器に入れて冷凍保存します。
そば(うどん)、お好み焼きに入れると味にコクが出ます!
3) 大根をおろし
「山芋」の方が良いのですが、普通は自宅に「山芋」なんて有りません。
4) ネギ
「納豆」が有ればベストですが、上海の自宅にストックは有りません。
勘の良い方は既にお気づきだと思いますが、
店ならば「山芋」も「納豆」も常備しているので、「山芋納豆温玉うどん」 です。
でも、自宅には「大根」「ネギ」と「揚げ玉」しか有りませんでした。
それで「おろしタヌキ温玉うどん」 になったわけです。(笑)
完成したのがコレ!
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「麺つゆ」を使い「ぶっかけうどん」にしました!
尚、「麺つゆ」だけは日系のスーパーで既製品を調達する事をおススメします。
作るのは簡単ですが、中国の日系スーパーで 「みりん」「酒」「醤油」「鰹節」「昆布」等を揃えると恐らく「既成の麺つゆ」より高くつきます。
「山芋納豆」のネバネバ系が、「おろしネギ」でサッパリ系になりましたが、「揚げ玉の油分」と「半熟の黄身」が入る事により味にコクとズッシリ感が出ました。
手軽に作れるのでオススメです!
具に何を入れるかは作る方のアイデアとイメージで決まります。
休日の気晴らしにもなります?
イメージを膨らませてお楽しみください。
意外に楽しいですよ!
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2016年06月03日
カレーパンの試作に成功しました!
先日「カレーパンが上手く出来なかった」という内容を書きましたが、今回はその続編です。
結果から先に申し上げると、今回は
「遂に成功しました!」
というハッピーな内容です。
前回の記事では、
「私が新しいメニューを考える時の基本条件」
みたいな事を書きました。
そこで今回は、「条件」では無く、
「どんな感じ(方法)で試作するか」
を簡単に紹介させて頂きます。
先ずは前回紹介した「条件」を前提にメニューを考えます。
そして、
「イメージ」を思い浮かべます。
「恐らくこんな感じだろうな」
というイメージを組み立てます。
次に
「クックパッド」
先輩方のレシピを参考にします。
但し、私が参考にするのは「原料」では無く「工程」です。
「クックパッド」のレシピを見て、つくる手順や注意点を参考にします。
「味」、つまり素材や調味料は自分の「勘」や「想定」を重視します。
つまり、作り方(手順、温度、時間など)は他人のレシピを参考にしても、「味」は自分の「イメージ」や「勘」を大切にしています。
そんな訳で、一回目はしばしば失敗します。(笑)
「カレーパン」は私流を重視し、クックパッドのレシピを軽視して失敗した典型的な例です。
「味」は悪く無いが、「出来栄え」は全然ダメ!(汗)
「味付け」の「イメージ」や「勘」は間違っていなくても、「作り方」に欠点が多かったという事です。
そんな訳で今回は最初に「クックパッド」のレシピを念入りに確認しました。
作り方の手順で、
「何が間違っていたのか?」
「何が足りなかったのか?」
を点検したわけです。
そして気付いた事を二度目の試作で実行してみました。
今回の改善点は二つ!
・ 生地を少し柔らか目、多少ベタつく程度にした
・ パン粉を付けてから更に一回り大きくなるまで生地を発酵させた
クックパッドのレシピを隅々まで見て気付いた事です。
・ ベタつくくらいにする事でカレーを包んだ後のつなぎ目がピッタリ閉じられる
・ パン粉を付けてから更に発酵させる事で、油の中での急激な膨張を抑えられる
という事ではないでしょうか?
この状態で更に生地を発行させます。
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20分ほどで一回り大きくなりました。
160度の油に入れて揚げます。
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厨房のフライヤーは温度コントロールが自動ですが、家庭の場合はそうはいきませんね。
フライヤーと家庭のフライパン(鍋)では油の量が違います。
ご家庭で作る場合は一つずつ丁寧に揚げるのがコツかもしれません。
今回は破裂してカレーが流れ出す事も無く、
キレイに出来ました!
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フワフワと言うほど生地は軟らかくありませんが、外はサクッと揚がりました。
自画自賛ですが、ヤマザキなど市販のカレーパンよりは美味しいと思います。
揚げたてのカレーパンって外側が意外にサクッとしています!
中はと言いますと、
こんな感じです!
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当店自慢のブラックカレーが詰まっています!
市販のカレーパンと違い、モッサリした感じは有りません。
カレーのルーがそのまま入っている感じです。
但し、食感を出す為にジャガイモを賽の目に切って多めに入れています。
揚げたてだと、アツアツのカレーが流れ出してきますので注意が必要です!
例えとして適切かどうかは疑問ですが、
市販のカレーパンがコンビニの肉まんだとすると、
手作りカレーパンは、中華料理店の肉汁たっぷりな小籠包のようです!
私の個人的感想ですけど・・・(汗)
常連のお客様に試食して頂いたところ
「美味い!」
「10元までなら売れると思う」
とご好評を頂きました。
ちなみに当店のスタッフは
「5元ですね!」
ほとんどコンビニで菓子パンを買う感覚。(汗)
まあ、価値を分かって頂ける方にだけご注文頂ければ結構です!
準備が整いましたら先ずはお酒を召し上がったお客様への
・ 小腹を満たす為のシメ代わり
・ 飲んだ翌日の朝食
として無償で提供させて頂くつもりです。
準備が出来ましたら当ブログで告知させて頂きます。
恐らく
・ 月曜日(お客様の少ない曜日)
・ 先着10名様
などなど何らかの限定条件付きになると思います。
暫くはお客様をモルモット代わりに毒味して頂き、
お金を頂けるレベルに達した時点でメニューに載せようと考えています。(笑)
皆様のご来店をお待ち致しております。
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