池袋。「HANABAR Dried flowers ＆ Liqueur（ハナバー）」。
西口。「健優」の隣。
「視覚で味わう《植物とインテリアの共存》そして味覚でも花を味わう《エディブルフラワー》を使った」バー。
店内で飾られているドライフラワーは販売もされている。
ランチはイエローカレーとタコライスの2種類のみ。共に950円。以前はアンチャンティーがこれについていたが今は別。かつワンドリンクのオーダーが求められる。アンチャンティーは単体だと300円だがランチとセットになると合計1,200円になる。タコライスとアンチャンティーのセットにする。
アンチャンティー。
アンチャン（チョウマメのタイ語・英語だとバタフライピー）を使ったティー。
青が鮮やかな花で、この花をしぼった汁で食品や服に色をつける事がある。
レモンを入れると紫になる。
アンチャンを青くしているアントシアニンがレモンのクエン酸を加える事によってアルカリ性が弱まるためだ。
アントシアニンは抗酸化物質なので酸化ストレスを減らす→アンチエイジングや健康にいいという理屈。
味はほぼ無味。レモンを入れたのでその分薄いレモン水のようになっている。
まぁ、見た目と、少し体にいいという気分を味わうものだ。
タコライス。
これにもエディブルフラワー＝食べられる花が散らされている。
玉子をくずしたところ。
個々の花の味はわからないが、スパイスで味付けされた肉と玉子と植物、そこにチーズの香りやトマトやヨーグルトソースの酸味などが加わり、全体での調和はとてもいい。
なかなか、おいしい。
花を味わうというか、花を楽しむという事なら十分、それは達成できていると思う。
食べログで3.19。純粋な飲食店というより、目指している方向やその完成度を考えると3.5と言っていいと思う。
ただ、そういうのはいらない。単純にうまいメシが食えるかどうかだけが問題という人だと、自ずと評価は変わると思う。
タコライスはおいしかったが、元よりガッツリ系ではない。
腹の減ってない時にはいい。腹の減っている時には物足りないと思う。
ちなみに店内は自分以外は全員女性だった。まぁ、そういう店だ。
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