今年もよろしくお願いします。
アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、特に名作映画でもなく、無料で見れる期間が終了するわけでもない映画群があるんですけど、そういうくくりが今までなかったので、アマゾンプライムビデオで見た映画群 ということでまとめてみます。
個人的な当たり外れがありますので、書くことが多かったり少なかったり、幅があると思います。
アマゾンプライムビデオで見た映画群 その36 ファイティング・ダディ 怒りの除雪車
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/545/0
前回はこれです。
アマゾンプライムビデオで見た映画群
このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。
・ハウス・ジャック・ビルト(原題:The House That Jack Built) 2018
原題はそのままです。
70年代のワシントンのシリアルキラーの話で、ヴァージという名のセラピストみたいな人と、殺人鬼のジャックさんが会話してる体で話が進みます。
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ヴァージというとS3 Virgeしか思い浮かばないな・・・
STBはVelocityっていうカードも作ってたような・・・
GPU黒歴史 不出来なドライバが息の根を止めたSavage 2000
https://ascii.jp/elem/000/000/679/679281/
この映画とは全く関係がありませんが、こんな記事がありました。
で、ジャックさんの殺人例が5つ語られるのですが・・・
一例目が、初見ではわかりませんでしたが、加齢して意地が悪いルックスになったユマ・サーマンでした。
同系統のトニ・コレットでもいいけど殺される役はやらないかな・・・
今見るとトニ・コレットのほうがかわいげがありますね。
まだ殺人鬼になってないジャックさんを、完全に殺人鬼だと決めつけた言動でイライラさせてきます。
たまにいますよね、こういう、よくお前その言動でここまで生きてこられたな、自殺願望でもあるの?っていう感じの女性。
スーパー電流イライラ棒のようなおばちゃんと、ジャックさんの生来の殺人鬼の素質がスパークして、殺人鬼人生が始まります。
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二例目は普通の一人暮らしのおばあちゃんで、慣れてないジャックさんの言動もかなり不審です。
特に準備もなく絞め殺し・・・
ばーちゃんの家なので、証拠隠滅で血を拭いたりしますが、強迫性障害で、拭き残しがあるんじゃないかと何度も室内に戻り、昼に殺したはずがもう外は真っ暗になり・・・
パトロールの警官がやってきて、かなり怪しい言動で睨まれますが逮捕はされず・・・
なんかこう、ルーズで杜撰なんだけど、捕まりはしない感じが、以前書いた
映画館で見た映画 その1 全員死刑
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/299/0
っぽい感じがありました。
三例目は既に、殺人鬼まっしぐらという感じになってたような・・・
二人の子連れの女性と山中にピクニックに来て・・・
会話中にブチ切れて、人間ハンティング大会になります。
このときの女性、どっかで見たなと思ったら、キリングとかの主演のソフィー・グロベルさんでした。
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キリングの頃からもう子持ち役だったので、あまりかわってないのかな。
この頃もまだ殺人の計画性はなさそうなんだけど、まあ誰も来ない山の中なんで多少は考えてるのかな・・・
四例目は多少おつきあいしてる感じの女性で、どうでもいい会話から険悪になったり仲直りしたりを短時間で繰り返し、仲直りして女性のおっぱいに切り取り線みたいなのを書き始め、不穏な空気を漂わせます。
それでも知らん顔して逃げ出せばよかったんでしょうけど・・・
ジャックさんはまた切れはじめ、雑に殺し、切り取り線を使用します。
五例目はもう完全にどうかしていて、5人分頭を並べた状態で、FMJ弾1発で貫通できるとか言い出してて。
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5人拉致してきて、ライフルを構えますが、5人目が元軍人で、それはFMJ弾ではないとか言い出すんですよね・・・
ジャックさんは建築技師なんだか建築技師ワナビーなのかよくわかりませんが、自分で自分の所有地に家を建てかけては壊し、というのを繰り返してる人なんですが。
それと同じように、人と会話してて気に食わないことがあると家のように人間もぶっ壊す、ってことなんですかね。
最初のユマ・サーマンはまあぶっ殺すほどイライラする奴なのはわからなくはないけど、単に車から降ろしたらいいだけな気もするし・・・
そのへんがシリアルキラーと紙一重な要素なんでしょうか。
一例目がなかったら、その後もあったかどうかはわからないところがありますし。
まあ真っ赤なバンに乗ってる時点でアレかもしれませんが・・・
あとワシントンってこんなに田舎なの?ってとこですかね。
隣家もないし(二例目のばーちゃん)、ジャックさんの住んでるっぽいアパートにはあまり人が住んでなさそうだし(四例目)・・・
現在の産業の衰退したデトロイトとかならわからなくもないですが、一応首都ですよね・・・
70年代ならまだデトロイトも普通に人がいて自動車産業が儲かってた頃だと思いますし。
もう一つ、この映画、ほのぼのしたり人間的なシーンがほとんどないので、ずーっと陰残なシーンばかりで胸焼けしそうになるんですよね。
実際の殺人鬼はそういうものなのかもしれませんが・・・
なんかこうメリハリがほとんどない映画なので、ずっとグロで、キレイが飽和して誰が綺麗なのかさっぱりわからなくなった、ネオン・デーモンを思い出したかな。
アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その12 ドント・ブリーズ、ネオン・デーモン
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/533/0
ここで書きました。
五例目だけは多少ヒャッハー感はあったかな。
サイレン鳴らしたパトカーで犯行現場に行き、全く気にしないのが、あっち側に行っちゃった感じがありました。
冷凍庫の開かなかったドアが開くのもそういうことなんですかね。
劇中のシビれるセリフ:何かあるはずだ・・・ドーナツは?
半端に絞めて死ななかったばーちゃんに対して
おすすめ度(10点中):7
これを勧めるやつは殺人鬼に違いありません。気を悪くしましたか?
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あと個人的には、警察に包囲されてから穴に落ちたりする心象風景っぽい最後のシークエンス、要らないと思いましたけど、どうなのかな。
今回は以上です。
アマゾンプライムビデオで見た映画群 その38 ヘレディタリー 継承、ネイバーズ に続きます。
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