アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、なんとなく聞いたことがある名作映画を実際に見ることも多いのですが、
アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その8:俺たちニュースキャスター
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/214/0
前回はこれです。
アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群
このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。
・ワイルドなスピード! AHO MISSION(原題:Superfast!) 2014
邦題は日本の配給会社が決めてると思うのですが、原題より邦題のほうが元ネタに寄せてきてますね・・・
まあワイスピのパロディなので、それでいいとは思います。
でも、こういうカス邦題で引いてしまう人もいると思うんですよね。
実際、最初の、違法レースに飛び入りするシークエンスは、小学生が考えましたみたいなノリで、割と私でもキツイ感じがありまして・・・
ここで見るの止めちゃった人も多いと思います。
私は最後まで見て、この映画を割と好きになっちゃったんですよね・・・
もうめんどくさいので、元ネタのワイルドスピードを見てる感じで説明しますと・・・
ヴィン・ディーゼル役がデイル・パヴィンスキー、役名はヴィン・セレント
映画初出演らしいがNCISs12にチョイ役で出てたらしい
故ポール・ウォーカー役がアレックス・アシュボー、
映画初出演らしいがハワイ5−Os4にチョイ役で出てたらしい
と、あんまりキャストについては説明しても意味なさそうです。
で、違法レースに飛び入りして、負けたけどヴィン・ディーゼルの信頼を勝ち取ったポール・ウォーカーは、潜入捜査官で・・・と、まあワイスピ1みたいな話です。
当然ヴィン・ディーゼルにはかわいい妹がいて、当然ポール・ウォーカーといい関係になります。
ヴィン・ディーゼルの女もいて、何故かレズなのを隠しています。
このヴィン・ディーゼルの女が割と個人的にツボで、この人がいたから最後まで見れた、というところはかなりあります。
ミシェル役のアンドレア・ナヴェドさんていう女優さんのようです。
どこそこの女がエロい、という話をしてるとめちゃめちゃ食いついてくるんですよね・・・
日本の笑いで、レズをいじるって基本まだないですよね。
姉がレズ、っていう河本準一の持ちネタくらいじゃないかな・・・思い浮かぶの。
このへんがめちゃめちゃ新鮮で、気付いたらこの人の虜になっている自分に気が付きました。
(これ書いたあとで気づいたんですが・・・
ワイスピでは、ヴィン・ディーゼルの女役はミシェル・ロドリゲスがやってまして。
ミシェル・ロドリゲスは強すぎて昔からレズビアン疑惑があり、レズビアンではないと言っていたのですが、ちょっと前にバイセクシャルなのを認めたんですよね。
役名もミシェルだし、レズを隠してるし、これはミシェル・ロドリゲスいじりにもなっていました。)
ラッパーの本人役を入れると都会者にウケるしサントラの経費の節約になる(出演を条件に歌わせる)
人種を混ぜる、色は多いほうがクール
女優になりたがってるモデルを安く使う
などのワイスピ訓もあったり。
ーーーーーーーーここからネタバレあるかも線ーーーーーーーーーーーーーーーー
・あからさまに結婚を迫ってくる妹(ワイスピだとサバサバしてるはず)
・ヴィン・ディーゼルがイイ声で馬鹿な計画の説明を延々と
・ボケをもう一回別の人が言う
・横にいるのに無線で話す
・とっておきの親父のマッスルカーの中が親父の死に場所
などありながら・・・・
ーーーーーーーーここでネタバレあるかも線終了ーーーーーーーーーーーーーーーー
やっぱり最後はレースで締めです。
あと、警官の筋肉バカはワイスピMegaMaxに出てきた、ドウェイン・ジョンソンというかホブスのパロですよね・・・たぶん。
エンドクレジット前に、NGシーン集があるのがB級っぽいかも。
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ものすごくベタなアメリカンな笑いもあり、新鮮なレズいじりみたいなのもあり、トータルでかなり好きになってしまいましたが、どうでしょうか。
頼むから最初のシークエンスで見るの止めないで!
劇中のシビれるセリフ:Copy that(了解) (運転中ピザ食いながら)
クールアジアンガイのセリフ
・25時(原題:25th Hour) 2002
こちらは原題ままです。
麻薬の売人やってた主人公モンティ(エドワード・ノートン)が、明日収監されるまでの時間をどう過ごすか、という話です。
モンティの古くからの友人に、高校教師(フィリップ・シーモア・ホフマン)と証券マン(バリー・ペッパー)みたいなのがいて、そいつらがパーティを開くのですが、モンティの女(ロザリオ・ドーソン)も呼ぶことになります。
そこで軽く揉めたりして、女は帰ってしまうんですが、割と女の存在は軽いというわけではないけど、この二人の男友達よりは劣る感じに見えました。
モンティが収監される元となった密告者が彼女だと言われまくってるというのもあるんでしょうけど・・・
スパイク・リーが監督なだけあって、アイルランド系のモンティが、収監されるヤケクソで、鏡の前で他人種をこき下ろすシーンもあります。
でもこれ基本的には、スパイク・リーが撮ったブロマンスに見えなくもない感じがあります。
モンティもその友人二人も、全員タイプは違うけど基本的にはいい人なんですよね。
で、証券マンはモンティの女へのジェラシーが見えたりして・・・
私も、高校からの友人が結婚することにしたわ、って電話かけてきたときのリアクション一発目、”気持ち悪っ” でしたしね・・・
男同士ですけど、女が邪魔に感じることもありまして。
結婚してんじゃねーよ、俺つまんなくなるじゃん、と、おめでとうという気持ちが同時にやってくる感覚がありました。
んで最後に、親父がモンティを刑務所まで車に乗っけて行くのですが、急に、どこまでも運転してやるから逃げろとか言い出すのもなんかありそうな感じで。
やっぱりこの映画のキーは、男友達と同じくらい連れまわしてる、犬のドイルなんですかね。
あと、ロザリオ・ドーソンの高校の同級生役で、激エロフェイスのヴァネッサ・ファリートさんも出てきました。
このあとの2007のデスプルーフにも両方出てましたね。
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ロザリオ・ドーソンさんはデスプルーフ後半組、ヴァネッサ・ファリートさんはデスプルーフ前半組ではありましたが・・・
基本的にとんでもないことは起こらない、テンション低めの話ですが、なんとなく沁みてくる話でした。
スパイク・リーじゃなくてもいいんじゃないの感はかなりありますが・・・
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あんまり話題になるタイトルではないと思うし、私自身、プライムビデオで見かけるまで知らなかった一本ですが、かなりおすすめできる一本だと思います。
それなりに知られてる・聞いたことがあるタイトルには、それなりの理由があるんだなという感じです。
古い映画は、既に淘汰されて、ある程度良いものしか残っていないというのもあるんでしょうが・・・
どうしてもハズレ映画を掴みたくない、良いもの見ないと死ぬ、というときには、こういう名作リストから選ぶのもいいですね。
次は、 アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その10:レッド・オクトーバーを追え!、マイノリティ・リポート です。
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