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次の四半世紀もロッキン!

 
 <赤字追記あり>
 お久しぶりです。
 長らく放置していましたが、本日から、再びマイペースで更新していきたいと思います。

refreshments2.jpg

Wow Factor
The Refreshments

1. Wow Factor (J.Arnell)  
2. Clarksdale Blues (J.Arnell)
3. My Heart's In Tennessee (J.Arnell) 
4. Hallelujah (J.Arnell)  
5. Riverboat Queen (J.Arnell)
6. My One Love (J.Arnell)  
7. Spring (J.Arnell)
8. House of Blue Lights (D.Raye, F.Slack)
9. Without a Dream (J.Arnell)  
10. American Love (J.Arnell, A.M.Dolan)
11. Dark Moon ( N.Miller)
12. 3 Chords 12 Bars (J.Arnell)

 今回は、本年6月にリリースされた、スウェーデンのロックンロール・バンド、The Refreshmentsの最新作を聴きました。
 本作は、数え方にもよりますが、2作のクリスマス・アルバムを含めると、通算16枚目のオリジナル・アルバムになります。

 また、彼らのオフィシャル・サイトでは、本作を25周年アニバーサリーと謳っています。
 1stのリリースが95年ですから計算が合いませんが、どうやら、Refreshmentsの名称を使って吹き込んだ最初のデモ録音から、数えて25年らしいです。

 さて、本作のメンバーは次のとおりです。

Joakim Arnell : bass, lead vocal, backup vocal
Mats Forsberg : drums, percussion
Jonas Göransson : guitars, buckup vocal
Johan Blohm : piano, lead vocal
 
 例によって、おさらいをしておきましょう。
 Refreshmentsは、95年に、アルバム"Both Rock'n'Roll"でデビューしたスウェーデンのバンドです。
 (同名のアメリカのバンドがいるので注意しましょう。)

 そのデビュー時から、Rockpileのリード・ギタリスト、Billy Bremnerが関わっていたことが大きな意義を持っていたバンドで、Rockpileの影響を強く感じさせるテイストが特徴です。
 Billy Bremnerは、最初の4作をプロテュースしたほか、2ndと3rdでは正式にメンバーの一員として参加してギターを弾き、いくつかの自作曲を提供もしました。

 既述のとおり、音楽性はRockpileとの共通性が顕著ですが、Billyが参加していない場合は、ギターが1本のため、代わりに常駐するピアノとサックスのサウンドが本バンドの個性を特徴づけています。
 
 さて、本作です。
 とりあえず結論を先に言いますと、中身は「いつもどおり」です。

 よくよく聴けば、今作は、ミディアム・スローやバラード調の曲がやや多めなのですが、すべてが些細なことに思えるくらいパブリック・イメージが強烈なため、1枚を聴きとおすと、ほとんど変化球らしいものもなく、たんたんとRockpile系のロックンロールを演奏していた、とそう感じてしまうのでした。

 また、リード・ボーカルのJoakim Arnellの声が、歌い方も含めて、Dave EdmundsそしてBilly Bremnerを連想させるものがあり、Joakinへの影響を含めて、改めて、DaveとBillyの歌い方って似てたんだなとしみじみ思い返したところです。
(数曲のみリードをとっているもう一人の声は、ピアノのJohan Blohmです。)

 ところで、アルバムのジャケ写があまりいけてなく、素人が撮った集合スナップみたいに見えてしまうのが悲しいです。
 そして、人数がさびしいことに気づきます。

 どうやら、前作のChuck Berryトリビュート・アルバムを最後(?)にサックスのMicke Finellが脱退したようで、4人編成のバンドになっています。
 <追記> 間違いでした。"Let It Rock - Chuck Berry Tribute"(2013)の時点で既に4人編成になっていました。 

 (Micke Finellは、近年、ソロでインスト・アルバムをリリース(MP3のみ?)したほか、懐かしのロックンロール・リバイバル・バンドのBoppers(まだ現役なのか!)のメンツと共作アルバムを出したらしいです。…昔々、スウェーデンのポップ・ミュージックといえば、アバかボッパーズだったよねぇ、再びしみじみ)

 以前にも別の場で書きましたが、ごきげんな音楽ではありますが、正直なところ、若干スリルに欠けるタイプの音楽ではあります。

 一部のブルースのような、緊張感ただよう、「ながら」では聞き流せない、真摯に正対せずにはいられない音楽ではありません。
 また、キャッチーな魅力に満ちあふれ、思わず身を乗り出してしまうような、わくわく感たっぷりの音楽でもありません。
 言うなれば、何か別のことをしながらも、BGMとして素直に気持ちよく聴ける音楽です。

 では、私にとって好きか嫌いかといえば、もちろん大好きな音楽なのでした。


本作のプロモーション動画をどうぞ。1stシングルは"Hallelujah"です。


…うーん、こうしてつべの動画で聴くと、CDで聴くよりも、わくわくするのはなぜかなあ…

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Billy Bremner
スカンジナビアからロッキン
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