毎月黒松内ブナセンターで行われている「観察会」。
先月は「コケ」の観察で、非常に楽しい思いをしました。
今月は「粘菌(ねんきん)」の観察です。
粘菌.....ネバネバしたカビのようなもの?? なんか気持ち悪そう...と勝手な想像をしてしまいますが、
わからないことは参加すれば解決するはずですので、7月21日に行われた観察会に参加しました。
当日は粘菌写真家の「新井文彦さん」が講師として私たちを迎えてくれました。
新井さんはキノコや粘菌の本を多数出版されています。
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添別ミニビジターセンター内にて新井さんによる「粘菌」とはどのようなもので、
どのような場所で見ることができるかなどなど、写真や動画を使っての解説を受けて、
粘菌への探求心がふつふつと湧き上がってきます。
その後、外に出て添別ブナ林で実際に粘菌を探して観察しました。
このような朽ちた木なんかをよ〜く見ると...
当日はブナセンタースタッフの皆様が写真が撮りやすいようにLEDライトを当ててくれました。
しゃがんでよーく見ると、なんかいましたw
どんどん添別ブナ林の奥へ進みます。
この日見かけた粘菌を一気に貼ります。
ヘビヌカホコリ
キフシススホコリ
茶色で長いのが、コムラサキホコリ。
グレーに見えるのが、シロウツボホコリ。
ホソエノヌカホコリ
アメーバ状の状態の粘菌を発見。
時速数センチというスピードで動いています。
ちょっと歩いただけで、結構見つかるものです。
今まで本当に目に留めてなかった小さな小さな生物。
粘菌はその姿や色を刻々と変えるものだということで、
パッと見て名前が出てくるには相当時間がかかりそうですが、
これまたコケに続いて登山などでの足止めの一つになりますね。w
今回もコケの時と同様、撮影にはスマホとクリップ式のマクロレンズを使いました。
初めての参加ですので、とにかく歩きやすく簡単に撮影できるものと言ったら、
今の時代はスマホでしょう。w
新井さんやブナセンタースタッフの皆様は、オリンパスのカメラを使っていました。
全員が同じメーカーなので、偶然なのか聞いてみましたら、なんと、
顕微鏡モードというのがあるので、オリンパスのカメラを使っているとのこと。
なるほど、さすが顕微鏡の老舗メーカー。
...欲しくなるではないか...
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2019年07月31日
2019年07月22日
玉葱?ラッキョウ?目玉おやじ??ギンリョウソウの実
最近は曇りや雨の日が続き、夏なのに肌寒い日が続いています。
天気が悪い日は外へ出ることは無いので、そういう日が長く続くとさすがにストレスがたまってきます。
しかし、今年は「コケさんぽ」に参加して雨の日こそ最高!という楽しみを覚えました。w
コケ観察は大雨で無い限りいつでも気軽に行けるので、今回もそのつもりで出かけたのですが、
忘れていたことを思い出しました。
「ギンリョウソウとアキノギンリョウソウ」で書いた、それぞれの実の写真を撮るということです。
時期的に遅いかもしれませんが、ちょっとでも残っていればと、「ブナの小道」へ行ってきました。
花の時期に見つけた場所へ行くと、ありました。
丸く膨れた液果
たくさん集まっていたところも...
「目玉のおやじ」みたいで可愛いですね。w
じっと眺めていると、この丸い液果を触りたくなってきます。
液果という名前からすると中に液体が入っていて、力加減を間違うと実を潰してしまうのではと、
恐る恐る触ってみると、かたっ!
玉ねぎのような、ラッキョウのような硬さでした。
この果肉を昆虫などに提供して、種子の散布につなげているのですねー。
虫に食われているものも多く見受けられました。
さあ、次は「アキノギンリョウソウ」の刮ハを撮影しなければ。^^;
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天気が悪い日は外へ出ることは無いので、そういう日が長く続くとさすがにストレスがたまってきます。
しかし、今年は「コケさんぽ」に参加して雨の日こそ最高!という楽しみを覚えました。w
コケ観察は大雨で無い限りいつでも気軽に行けるので、今回もそのつもりで出かけたのですが、
忘れていたことを思い出しました。
「ギンリョウソウとアキノギンリョウソウ」で書いた、それぞれの実の写真を撮るということです。
時期的に遅いかもしれませんが、ちょっとでも残っていればと、「ブナの小道」へ行ってきました。
花の時期に見つけた場所へ行くと、ありました。
丸く膨れた液果
たくさん集まっていたところも...
「目玉のおやじ」みたいで可愛いですね。w
じっと眺めていると、この丸い液果を触りたくなってきます。
液果という名前からすると中に液体が入っていて、力加減を間違うと実を潰してしまうのではと、
恐る恐る触ってみると、かたっ!
玉ねぎのような、ラッキョウのような硬さでした。
この果肉を昆虫などに提供して、種子の散布につなげているのですねー。
虫に食われているものも多く見受けられました。
さあ、次は「アキノギンリョウソウ」の刮ハを撮影しなければ。^^;
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2019年07月03日
歌才ブナ林の別コースを散策
天気予報では暫く曇りや雨が続くようでしたので、ちょっとの晴れ間に歌才ブナ林へ行ってきました。
いつもは歌才ブナ林駐車公園から入るのですが、今回は歌才森林公園から入ります。
昨年の歌才ブナ林その1
昨年の歌才ブナ林その2
歌才森林公園内の道を歩くだけでも鳥たちの鳴き声が響き、様々な植物も観察できて、
気持ちよく散策が楽しめます。
軽い丘のようになっていますので、高いところまで行くと展望良く景色も楽しめます。
写真中央尖って見える山は黒松内岳。
高い位置まで登ると展望台の跡があり、歌才ブナ林の入口までの道を「展望台コース」と呼びます。
ここから歌才ブナ林へ向かう道へ入っていくわけですが、付近には綺麗な白い花が咲いています。
大きな木にも沢山.....
あれ?これって.....ウルシじゃない?
いやいや、この花はツルアジサイ(ゴトウヅル)です。
先へ進むと、ひえぇぇぇぇぇ!
以前書きましたが、私はウルシに弱いのです。><
しかし、これも全てツルアジサイ。
花が咲くと見ごたえある道になりそうです。
木に巻きつくツタ状のものは全てウルシに見えてしまうという、
幼い頃にかぶれて大変だったことがトラウマとなってしまっているのですね。
先へ進み、歌才ブナ林へ続く入口へ。
ここから歌才ブナ林の入り口まで約1kmあり、徐々に森の中へと下っていきます。
少し歩くと大きなブナの木が現れます。
見上げるとなんともカッコいい木ですね。
木の根元を見ると、当たり前のようにコケが.....
コケというと、先日の「コケさんぽ」で色々学んだばかりです。
早速しゃがみ込んで撮影開始。w
たくさんの「凵iさく)」の中になにやらサナギのようなものが地面に立っていました。
地中から這い出してきて羽化したのでしょうか、これまた調べなきゃなりませんね。w
先を見ると階段一段ごとにコケがぁぁぁ。w
この先暫く地面ばかりを見ながら歩くことになります。
石の上に広がる自然の造形。
見事ですね。^^
そうこうしているうちに、いつも通る「トドマツコース」と合流。
しかし、けっこうな時間を費やしてしまいました。
看板にあるとおり、90mほど歩くと歌才ブナ林入口です。
歌才ブナ林へ入ると始め登りが続きますが、登り切った後の道が綺麗で気持ちよく感じます。
中間くらいにブナの巨木があります。
見事な佇まいに誰もがカメラを向けるでしょう。
広角レンズや魚眼レンズ必須です。
ギンリョウソウ発見。
そろそろ見ごろも終わるころですね。
歌才ブナ林終点。
普通なら1時間程でたどり着けるようですが、今回は1時間半かかりました。
コケのせいだ...w
緑豊かな森の中をゆっくりと散策、けっこう運動にもなりますし、お勧めのコースですよ。
そうそう、帰りは下った分ひたすら登ることになりますので、お忘れなく。
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いつもは歌才ブナ林駐車公園から入るのですが、今回は歌才森林公園から入ります。
昨年の歌才ブナ林その1
昨年の歌才ブナ林その2
歌才森林公園内の道を歩くだけでも鳥たちの鳴き声が響き、様々な植物も観察できて、
気持ちよく散策が楽しめます。
軽い丘のようになっていますので、高いところまで行くと展望良く景色も楽しめます。
写真中央尖って見える山は黒松内岳。
高い位置まで登ると展望台の跡があり、歌才ブナ林の入口までの道を「展望台コース」と呼びます。
ここから歌才ブナ林へ向かう道へ入っていくわけですが、付近には綺麗な白い花が咲いています。
大きな木にも沢山.....
あれ?これって.....ウルシじゃない?
いやいや、この花はツルアジサイ(ゴトウヅル)です。
先へ進むと、ひえぇぇぇぇぇ!
以前書きましたが、私はウルシに弱いのです。><
しかし、これも全てツルアジサイ。
花が咲くと見ごたえある道になりそうです。
木に巻きつくツタ状のものは全てウルシに見えてしまうという、
幼い頃にかぶれて大変だったことがトラウマとなってしまっているのですね。
先へ進み、歌才ブナ林へ続く入口へ。
ここから歌才ブナ林の入り口まで約1kmあり、徐々に森の中へと下っていきます。
少し歩くと大きなブナの木が現れます。
見上げるとなんともカッコいい木ですね。
木の根元を見ると、当たり前のようにコケが.....
コケというと、先日の「コケさんぽ」で色々学んだばかりです。
早速しゃがみ込んで撮影開始。w
たくさんの「凵iさく)」の中になにやらサナギのようなものが地面に立っていました。
地中から這い出してきて羽化したのでしょうか、これまた調べなきゃなりませんね。w
先を見ると階段一段ごとにコケがぁぁぁ。w
この先暫く地面ばかりを見ながら歩くことになります。
石の上に広がる自然の造形。
見事ですね。^^
そうこうしているうちに、いつも通る「トドマツコース」と合流。
しかし、けっこうな時間を費やしてしまいました。
看板にあるとおり、90mほど歩くと歌才ブナ林入口です。
歌才ブナ林へ入ると始め登りが続きますが、登り切った後の道が綺麗で気持ちよく感じます。
中間くらいにブナの巨木があります。
見事な佇まいに誰もがカメラを向けるでしょう。
広角レンズや魚眼レンズ必須です。
ギンリョウソウ発見。
そろそろ見ごろも終わるころですね。
歌才ブナ林終点。
普通なら1時間程でたどり着けるようですが、今回は1時間半かかりました。
コケのせいだ...w
緑豊かな森の中をゆっくりと散策、けっこう運動にもなりますし、お勧めのコースですよ。
そうそう、帰りは下った分ひたすら登ることになりますので、お忘れなく。
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