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<場面緘黙児はしゃべれない事を辛いと思っていないですよ A>

緘黙児は”しゃべれない”という事を辛いとは思っていないような気がします。

自分は人前で”しゃべれない”ということを意識していないからだと思うのです。
緊張感や恐怖心で声がでていないだけで、故意でしゃべらないように
しているわけではないからなのではないでしょうか。

ですから緘黙児はしゃべっていない自分を別人扱いにもしていません。
しゃべっている自分もしゃべっていない自分も同一の自分だと思っているからです。

緘黙児が自分の置かれている環境で”辛い””悲しい”と感じるようになるのは
”しゃべれない””答えられない””声がでない”ことではないのです。

緘黙児をよく理解していないと「自分の名前をはっきりいいなさい」とか
「声をだしてごらん」「自分の口で答えなさい」など、何とかしゃべれるように
訓練してあげようという気持ちから、そういった言葉掛けをしてしまう場合があります。

この言葉掛けが余計、緊張を高め「次はどんな質問されるかな」と構えてしまうように
なりますし、周りの子どもたちはその言葉を真似て、先生が居ない時などに緘黙児に
同じ口調で連呼するようになります。

大人の知らない世界のできごとですが子どもは間違いなく、はやし立てます。
最初は悪気は全くありません。先生の真似をしているだけですから。

しかしこれが緘黙児にとっては過酷な辛さの始まりです。

こういったことが発端になり、深刻な”いじめ”が始まります。

緘黙児は言語に障害があるわけではないので発生練習は必要ないのです。

家では話せるのに学校とか園など特定の場面で話せないということは緊張感や恐怖心から
くる症状であって、それを取りのぞくことを最優先に考える必要があるのではないで
しょうか。

つづく
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プロフィール

ゆりママ
1995年著書 負けたらあかん!を出版しました。 場面緘黙症を乗り越えた娘の体験をもとに いじめによる自殺を何としても食い止めたいという思いで書きあげた本です。 大津いじめ事件に、心が傷み”死に急がないで!” と訴えたくてブログを立ち上げました。
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