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<場面緘黙児は人の心の中を読み取る力が優れていますよ〜>

全ての子どもは、いつも一緒にいてくれた親から離れ、ある日突然、入園、入学
といった大人社会のルールに従って大海に押し出されます。

子どもたちを取り巻く大人社会の縮図が子ども社会、ようするに学校や園ということに
なるのですが、未熟な子どもたちは場面緘黙児に限らず、どんな子どもでも不安で不安で
しかたがないでしょう。

そうなると、そこにいる一番身近な大人の人、ようするに担任の先生をまず最初に慕って
いきます。

その時、子どもは必ず先生の目を見ています。

子どもは知っているのです。”目は口ほどに物を言う”っていうことを。
”目は心の窓”だと言うことも。

先生の前に立つと、もじもじして何も話せない子、返事もしない子、張り切って
いっぱいしゃれる子など様々ですが、どの子どもも先生の目を見ているはずです。

そして先生の心の中を覗き込んでいます。

優しい目、悲しそうな目、あまり機嫌がよくない目、怒っている目、
話聞いてくれていない目、適当に聞いている目など敏感に感じとっていくでしょう。

緘黙児だけでなく全ての子どもたちには、大人以上の強い”感受性”が備わって
いるからだと思います。

そして先生の「○○くん、朝ごはんしっかり食べてきたかなぁ〜」こういった
さりげない一言、名前を呼ばれて話しかけられると、自分の存在を
認めてもらったという実感が安心感につながり信頼の糸口になって心が軽くなるようです。

このように具体的な話かけが、子どもに安心感や信頼感を与える大きな要素になるのでは
ないでしょうか。

そして、大人たちは決してその話しかけに対し返答を期待したり、返事を強要さえ
しなければ自然に心を開いてくれる事を知っておきたいです。

緘黙児はもちろんのこと他の子どもたちにも共通して言えるのではないでしょうか。

話しかける側が個人的な悩みを抱えている時などは子どもに話しかける時も自然に
トーンが下がってしまいます。

そうすると子どもはそれを敏感に受け止め不安になります。そして気を使って
本音を言わなくなります。

話しかける私たち大人側の心がその子どもを知りたいと真剣に思い、向き合って
いく中でしか心を開いてくれるカギはないように思います。

言葉とはそういった心の響きを声に代え言葉に代えて現しているような気がします。
そして目と言葉は伝導しているように思います。

つづく
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プロフィール

ゆりママ
1995年著書 負けたらあかん!を出版しました。 場面緘黙症を乗り越えた娘の体験をもとに いじめによる自殺を何としても食い止めたいという思いで書きあげた本です。 大津いじめ事件に、心が傷み”死に急がないで!” と訴えたくてブログを立ち上げました。
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