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闘病日記はほどほどに

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
最近書籍の紹介が続いてますが、もう少しこのあと、書籍レビュー的な投稿が続くと思います。というのも「本を読む」という事が、実は私の病気を治す重要なピースのひとつという事に後になって気付いたので、もう少しお付き合い下さい。

では続けましょう。

4/30(月)です。ゴールデンウィークの前半戦の3連休最終日でした。
私の読書熱は加熱する一方。どんどん読み進めます。
この日は最終便で東京にまた行く事が決まっていました。それまでの時間を惜しむようにひたすら読書です。
※今思うと、闘病初期は本を読むのも面倒くさくてイヤでした。なんとかやりたいものを探して「ゲーム」というひとつの答えを見つけた訳ですが、闘病3ヶ月目に入った頃、少し良くなったのか心境の変化なのか分かりませんが、活字を目で追うことがまったく苦にならなくなり、人生で一番集中して読書し続けたと言っても過言じゃないと思います。そういう集中力が続く状態になったら、それがひとつ立ち直りのキッカケになるのだと思います。

続けて手にとった本がこちら。↓
●飯富景昭著『うつ病編集長の退職日記』健友館 ※絶版

要するに闘病日記的な本です。内容的には・・・うーんこの本自体がどうのこうのではないのですが、他人の闘病日記を読むことはあまりオススメしたくないです。そういう意味ではこのブログ自体も闘病日記的であり自己矛盾を孕んでいるというのは承知の上で申し上げますと、他人の闘病日記はあまり読まない方が良いと思います。特に本になっているような日記は、「売るため」というフィルターがかかっており、かなり内容がディープですし、そこに描かれている症状もとてもヘビーです。「げ!うつ病ってこんな風になっちゃうの?」とドン引きしてしまいました。まぁ逆に言うと「自分はこれよりずっと症状軽いな。」と確認することができて、それはそれで良かったかと思うのですが、一歩間違えると本の内容に引き込まれるような感覚さえ覚え、自分自身の症状が重くなる危険がありそうです。

似たような傾向の本として、

● 泉基樹著「精神科医がうつ病になった」廣済堂文庫

精神科医がうつ病になった (廣済堂文庫)

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もタイトルに惹かれて読んでみましたが、精神科医自体がうつ病になりながら必死に仕事に励む姿が痛々しくて読んでられませんでした。半分ほど読んで途中で断念。

そして、

●野口敬著『~うつの不安がスーッと軽くなる!~ 心を休ませる技術』大和書房

~うつの不安がスーッと軽くなる!~ 心を休ませる技術

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を読んで、まぁそんな簡単に「不安がスーッと軽くなる」という単純なものではありませんが、「心を休ませる」という事が大事なんだと思いました。
それまで、「体を休ませる」というのは、寝るなり安静にするなりなどリカバリー方法は色々あると思いますが、「心を休ませる」という事の意味が分かりませんでした。「心ってどうやったら休まるんだろう?」という疑問に、この本はある程度答えてくれます。

うつ病の本は本当にたくさんの本があります。しかし、どれがいまの自分の状態に合うのか、よく考えてから手に取られた方がいいと思います。特に闘病初期には要注意だと思います。闘病日記的なものより、以前紹介した「うつ」は、ゆっくり治せばいい!』や『~うつの不安がスーッと軽くなる!~ 心を休ませる技術』など、「焦らず行こうよ」的な本が良いと思います。もし闘病日記的なモノを読んでみたい、という場合は、いったん一呼吸して、「どんな重たい症状がそこに描かれていても大丈夫!」、という覚悟を決めてから読まれた方がいいでしょう。

そして私は最終便に乗り込み、また東京に向かいました。翌日の診察では上司に宿題にされた「いつになったら治るのか?」という疑問を晴らさなければなりませんでした。

私にまた不安が襲ってきます。

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