アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

自宅療養最初1週間の出来事

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
このブログを書き始めて1ヶ月が立ちました。やったぁ!偉いぞ俺。
「誰もホメてくれない時は自分で自分をホメる。」これはストレスを減らす為の重要なテクニックだそうです。本の受け売りですが、ちょっと実践してみました。(笑)

では、続けます。

2/18(土)「鬱病のため2ヶ月の自宅療養が必要である。」という診断書が出てしまった私は、すぐさま家族の待つ札幌の自宅に飛行機で帰りました。

妻は私が急性気管支炎を起こした2月上旬から体調が悪い事は知っていました。が、心療内科を受診するというは、知らせていたかどうか、あまり覚えてません。心療内科に行かなければならないほど心が追い込まれている事を知られたくなかったというのが本音です。でもまぁ、薄々気が付いていたのではないかと思います。
自宅に戻り、私は診断書を妻に差し出し、
「ほら、俺、うつ病になっちゃったみたい。とりあえず2ヶ月自宅療養だって。書いてあるでしょ?」
と見せると、

「ふーん、まぁいいんじゃない?この際、ゆっくり休めば、ね。」
と努めて平静を装ってくれました。

普通の人なら「何で?どうして?どんな病気?どうやったら治るの?」とか、きっと取り乱してしまうのではないかと思いますが、うつ病の初期って話をするのも面倒なのです。しかも(うつ病となった)原因も分からなければ、いつ治るのかも分からない状態で、自信を持って言える事はひとつもありません。多分、内心は相当ハラハラしていたんではないかと思いますが、あまり細々触れられたくなかった私にはとても有難かった妻の反応でした。

子供たちはまだ小学生なので、病気のことはよく理解できません。羽田空港を発つ前に「これから帰るよ」と連絡したら「パパ帰ってくるの?わーい。」といつものように無邪気に喜んでいます。

そして翌2/19(日)(私が普段なら日曜日の夜には再び東京に行くので「パパまたお仕事行くの?」と言っていたところを)、私が帰る素振りを見せないので「パパお仕事行かないの?」と言い出しました。
どう説明しようか、一瞬悩みましたが、そのままストレートに伝えることにしました。

「あのね、パパ、病気なんだ。だからね、ちょっとお仕事お休みするの。」
「ふーん。」

と、分かったような分かってないような返事をしていました。

翌2/20(月)、子供たちが学校から帰ってきて平日にも関わらず私が家にいるので
「あれ?なんでパパいるの?」
とちょっと不思議そうにした後、
「でもパパいるから嬉しい!遊ぼ〜!」
という状態でした。子供の目からは、私が病気であることは、やっぱりよく分からなかったようです。無邪気なもんですね。

そして私の自宅療養生活が始まりました。

札幌の自宅に戻った私は、とりあえず食事の心配がなくなりました。朝昼晩と妻が全部やってくれますので、上げ膳据え膳、楽なものです。

朝は6時くらいには目が覚めてしまいます。以前も触れましたが、とりあえず体を起こすという状態で、脳は完全に目覚めていない朦朧とした目覚めです。一応体を起こしソファーに座りますが、そこで1時間くらいうたた寝をし、ようやく8時か9時くらいに脳が目覚めるという朝でした。

妻は6時過ぎには起きて家事を始めています。子供たちは7:50頃には学校に行ってしまいますから、私がソファーでうたた寝をして気がつくと、もう子供たちはいない、という事が続きました。
子供たちは、ソファーでうたた寝をしている私に向かって一応、「行ってきまーす」と声をかけていたそうですが、うたた寝をして「行ってらっしゃい」の一言も言わない私を見てどんな気持ちだったんでしょうね。妻に向かって「パパまだ起きないね。何でだろうね?」と呟いていたそうです。

私はもともと早くても24時より前には絶対に寝ません。典型的な夜型人間でしたから夜は色々やりたいことが次々浮かんで来るので早く寝るのが勿体ないと感じていました。また、寝付きがあまり良くないので、眠たくて耐えられなくなるギリギリまで待って「睡眠圧」をMAXまで高め、眠るという習慣でした。大体、1時か2時くらいです。
リフレックスは寝る前に飲む事を主治医から指示されていましたから、まぁ1時間くらい前でいいだろうと判断して23時に飲む事にしました。そして眠くなるのを待って、寝るのです。

最初の1週間、最初に私がしたのは、メガネを買い替える事でした。
なーんか今は人生の「ツキ」みたいなものがない。何か雰囲気を変えよう、と思い立ったのです。
これまで、黒や紺といった地味目なフレームを選んでいたのですが、メガネ屋に立った私は思い切って明るいブラウン系の色を選びました。やはり何かにすがりたかった深層心理が出ているように思います。
その他、ダイニングテーブルとダイニングチェアーのセットを新調し、服や靴下などを買い込むなど、毎日買い物に出歩きました。私はネット通販をよく利用するのですが、ネットで買えないもの/実物を見ないとよく分からないものは、時間がなくなかなか買えずに放っておいたので、まとまった休みが出来たのをこれ幸いと、あちこち買い歩くという事をしていたのです。
たぶん、買い物をすることで、ストレスを発散したいという潜在意識もあったのだろうと思います。

とは言っても買い物に出かけるのはせいぜい午前中の2時間ほどですから、それ以外の時間、何をしていたのか、記憶にありません。
多分、何もせず、何かしたい事もなくむしろ何もする気にならないただただ、ボーっと時間を過ごしいてたのだと思います。

テレビを眺めて、普段見たことない平日の昼番組ってこんなの放送してるんなんだぁと感心したり、子供たちが曜日によって5時間授業だったり6時間授業だったりで帰ってくる時間が違うとか、単身赴任では家を空ける事が多い私にとっては気づかない新鮮な事ばかりでした。

そして2/25(土)になりました。
子供たちの学校は休みです。

土曜日は家族揃って近くの総合ショッピングモールにクルマで出掛けるのが我が家のがお決まりのパターンです。(翌2/26(日)は通院のために私は東京行きの最終便の飛行機に乗る予定です。)
いよいよ明日はまた東京に行かなければならない。
またあの心療内科に行く日が近づいてきたのです。


ショッピングモールで妻と子供たちの買い物に付き合っている間、急に体がズドーンと重くなるのを感じました。

この記事へのコメント

×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。