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自宅療養2ヶ月の診断

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
昨日、我らがコンサドーレ札幌はヴィッセル神戸に2-4で負けてしまいました。一時は同点に追いついたのに残念。
今週はまたウツな気分で過ごすことになりそうです。(泣)


希死念慮も含めまして思考の堂々巡りを続けリフレックス錠の副作用にも悩み、3日が過ぎました。
いよいよMMPIの診断結果が出ます。私は、ふたたび心療内科を訪ねました。
咳は相変わらず治まりません。また病院受付のオネーサマにイヤー顔をされたくないので、自分で買い込んだマスクを付けて行きました。見た目だけは単なる風邪引いた人。でも中身は鬱な人。

病院につき待合室に入ると、ソファーは順番待ちの患者でほぼ満席。
なんでこんなに混んでるんだろう?
みんなうつなんだろうか?

見た目ではみんな健康そうな、でもきっとそれぞれ心の病を抱えているであろう年代老若男女様々な方々でぎっしりでした。

名前を呼ばれ診察室に入ると、院長先生が待っていました。
MMPIの診断結果とおぼしきレーダーチャートを見せられ、
「あぁ、やっぱりうつ病でしたよ。ココとココの数値が高いでしょ?これうつなんだよねー。大丈夫、薬飲んでいれば治るから。で、どう?薬を飲んでみてなんか変わった?」
と先生は捲し立てます。
その数値の意味は、私にはまったく分かりませんでした。先生も説明する気はあまりないようです。
「あぁ、やっぱり俺はうつなんだ。うつ病・・・この俺が。」
と、覚悟はしていたものの、はっきりと「うつ」と断定され、いよいよ認めざるをえないんだなと脱力していくのを感じました。
原因が分かった事の安堵感と、治るのかどうかもよく分からない初めての病気に対する不安。
それが入り混じった、複雑な心境です。

「なんか変わった?」って言われても困ります。たかだか3日しか経ってないんですから。怪我したなら傷口がどうのとか、風邪ならば熱がどうのとか言えますが、気分の状態なんて「どの程度」なんて説明できません。せいぜい、良い/悪い/普通ぐらいでしょう。それに「やや」を付けて表現するくらいなもんです。

私はどう表現したもんかと曖昧な答えをしていると、諦めた先生が切り返してきます。
「薬の副作用、なんか出てる?」
「はぁ、頭がボーっとするのと、口が乾きます。」
「やっぱりね。大丈夫。そのうち慣れるからさー。じゃあ次回はいつがいい?」

早口でまくしたてる先生に辟易してました。

精神科医にも色々タイプがあるのだと思います。私は精神科医は目の前の一人しか知りませんが、せっかちなタイプの先生でした。精神科医の先生って、もっとこう、優しい、大らかなイメージを持っていたのですが、真逆です。

私は、この診断結果が出たら一旦札幌の家族のもとに戻り静養しようと考えていました。ですのでどのくらいのペースで通院する必要があるのか、そしていつ頃治るのかが心配でなりませんでした。それはイコール通院のために毎回飛行機で移動しなければならないという事を意味していました。

私は先生の話を無理やり遮りました。
「・・・あの!・・・」
「なに?」
「・・・どのくらいのペースで通院が必要なんでしょうか?・・・」
「うーん、状態が良くなれば2週間に1回とかにするけど、まずは1週間に1回くらいだね。」
「あーそうなんですか・・・。(毎週通うのかよ、めんどくせーなぁ)」
「で、いつがいい?」
「・・・じゃあ・・・、(9日後の)月曜日で・・・。」
「月曜日がいいの?」
「・・・はい・・・。(日曜日の夜に札幌から東京に戻る飛行機チケットをもう持っていたので都合いいし)」
「はい、じゃあ月曜日、っと。」

私は、もう一つの大事な疑問を解かずにはいられませんでした。
「・・・あの!・・・」
「なに?」
「・・・どれくらいで、治るんでしょうか?・・・」

先生の顔が明らかに曇りました。めんどくせーなコノヤロウと目が言っています。
「・・・そんなの個人差あるけど、まぁ半年、長ければ1年ぐらいかかるよ。」
と突き放すように言ったのです。

なんでこの先生はこんなに横柄なんだコノヤロウと思いながら、
「・・・そうですか、分かりました・・・。」
と力なく返事するのが精一杯でした。

「診断書、出しておいたから。で、リフレックスどうする?副作用キツかったらこのまま半錠にする?それとも1錠に増やす?自分で決めて!」
は?そんなの患者の俺に判断しろって言うのか。何を根拠に判断すりゃいいんだ。訳分かんないよ。
ちょっとムカッとしましたが、早く治りたかった私は、
「・・じゃあ1錠でお願いします!」
と答えました。

病院を出て、処方されたリフレックスを薬局で受け取り、
帰り道、病院で渡された診断書の封筒から紙を取り出し、そっと広げてみると、A4普通紙に

「鬱病のため2ヶ月の自宅療養が必要である。」

と、たった一言書かれているだけでした。
こんな紙、ワープロでちょこっと作れば、私でもものの5分で作れます。
こんな紙切れ一枚で3,150円も取るのかよ?医者なんて楽な商売だねぇ。キタネェな。
と憤りながら帰宅しました。


とりあえず、2ヶ月は自宅療養なんだ。仕事しなくていい。まずは札幌に帰ってゆっくり休もう。
でも2ヶ月で治るのかな、不安だな。
私は会社に「2ヶ月自宅療養の診断書出ちゃいました。しばらく休みます。」と報告して、札幌に一時帰ることにしました。

こんな感じで、私の主治医はお世辞にも「感じのいい先生」とは言えないお方です。
ですが、誤解のないように申し上げておきますが、私は主治医を変更することなく、今も同じ病院に通院しています。医者のアタリ/ハズレはあると思いますし、いい医者を求めて精神科放浪する患者さんも増えている、と聞きます。
でも医者も人間ですし感情の動物です。そんなもんです。「医者が病気を治す」というのは幻想です。医者は患者が期待するほど患者のことを見てはいません。何十人、何百人と押し寄せる患者の一人に過ぎないのです。結局「自分が病気を真正面から受け止めて治す。」という気持ちを持たないとダメなんだと思います。


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