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湧き上がる希死念慮 その2

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
前回の投稿はかなり勇気が必要な内容でした。当然、私の妻や家族もこのブログを読むでしょう。その時のショックは計り知れないであろうと思うのですが、この病気に対してやはり避けるべきではないと考え投稿したところ、嬉しいコメントをして下さった方がおり、ホッとしています。同じ病で苦しんでおられる方のお力になれれば嬉しいです。

もう一つ、希死念慮についてお話しておこうと思います。

話が少し逸れますが、
私は、TBSドラマ「三年B組金八先生」が大好きです。

私がリアルタイムで見ていたのは、
第1シリーズ 1979年10月26日 - 1980年3月28日の金曜20:00 - 20:55に放送。全23回。
杉田かおる、鶴見辰吾、たのきんトリオ、三原じゅん子などが出演。いわゆる「15歳の母」が話題になったシリーズ

第2シリーズ 1980年10月3日 - 1981年3月27日の金曜20:00 - 20:55に放送。全25回。
直江喜一、沖田浩之、川上麻衣子、伊藤つかさなどが出演。いわゆる「腐ったミカンの方程式」で話題になったシリーズ。

だけで、その後のシリーズは見ていなかったのですが、2011年3月に「金八先生ファイナル」が放送されたのをきっかけに、第1〜第8シリーズのすべてをDVDで見てました。

私がリアルタイムで見ていた時は小学校高学年〜中学生だったので、金八先生のメッセージが半分ぐらいしか理解できなかったのですが、大人になってから見るとさすがによく意味がわかるようになり、楽しく見させていただいています。
また、最近自分にとって「先生」と呼べる相手は病院の医者ぐらいなもので、本当にモノゴトを教えてくれる「先生」という存在の方のお言葉が聞ける、という体験は、いくらドラマという架空の世界であっても、まるで自分が生徒になったような気分で新鮮ですらありました。

金八先生がドラマの中で発せられる、強くて美しい日本語は、40代になった自分が聞いても、胸に刺さるものがたくさんあります。

第5シリーズ〜第7シリーズ辺りは、過去の卒業生が突然桜中学に現れて金八先生のピンチを救うとか、何かについて問題を見つけると先生の自宅まで押しかけて助けを懇願する教え子たちとか、普通の中学生と先生の関係でそりゃありえネーヨ!とツッコみたくなる過剰な演出もありましたが、まぁそれを割り引いても、大好きなドラマです。

金八先生は、人を慈しむこと、人を愛することの重要性を、いつも教えてくれます。

そんなドラマで、闘病をはじめたこの頃にちょうど見て印象に残っているシーンがあります。

それは第5シリーズスペシャル
「友を信じる心〜お前死んだらオレ泣くぞ・3B一年ぶり大集合」
です。

簡単にストーリーをお話ししますと、
第5シリーズ旧3B卒業生が一年後、同窓会で久しぶりに3Bの教室に集まります。

「久しぶりだなぁ〜、みんな元気か?」

と一年前と変わらない優しい笑顔で問いかける金八先生に、高校生となって少し大人に成長した旧3Bの生徒たちがみんな懐かしさを愛しむように、キラキラした笑顔を見せています。
しかし、その中で教室にいたたまれないように、暗く沈んだ顔をしている生徒が二人おりました。

少し間をおいて、そのうちの一人が、意を決して立ち上がり、ボソボソとその理由を話し始めます。

「私...高校でイジメにあっています...。正直...死にたいと思った。
 ある日突然クラスのみんなに嫌われて...先生にも嫌われて...。」

それを聞いた旧3Bの友人たちは「なんで俺らに相談しなかったんだよ!友達だろ!」と憤ります。
それを黙ってみていた金八先生は、

「死ぬとか言うな。お前死んだら、俺泣くぞ。いいな!」

と、諭すようにつぶやいた後、旧3B全員に向かって、涙ながらに叫びます。

「いいか、よぉ〜っく覚えておけよ!
人間、死ぬことに意味は無い!!」

そして、

「どんな死に方をするか、そんな事は人生には少しも大事なことじゃない!
人生には『どう生きたか』『どう生きていこう』としたか!
それだけに意味があるんだ!
死ぬことに意味を求めるな!」


と、ありったけの声を張り上げ、生徒たちに教えるのです。
「死に向かうために理由は必要ない」という意味でなく「(自殺して)死んでは何もならない。死はやがて自然にやってくる。だから、死がやってくるまでまでの間に一生懸命生きたかどうかが問われるのだ。」という意味です。セリフのまま書きだしたのですが、ちょっと分かりにくかったですね。

私のつたない文章では、その時の金八先生の力強さは伝えきれないので、まだご覧になってない方はぜひ映像(DVDでは第5シリーズ Vol.9に収録されています。)を見ていただきたいのですが、とてもとても、強く、美しい言葉でした。

その言葉は、私の胸にも刺さりました。
そうだ、死に意味はないんだ。だから一生懸命生きなきゃ、と。
私を崖の淵から引っ張りあげてくれた大切な、強く、美しい言葉でした。

ですから、みなさんもどうぞ、強く美しい「生きるため」の言葉、探して下さい。

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