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2023年03月08日

最近、与太話ばかりやなー(笑)

放置プレイIBM AS400.jpg
●本来の目的

このブログの本来の目的は
私の大好きな・・・いや愛しているといっていい
IBM AS/400の良さを伝えていくこと

なのに、最近は、親会社の作ったグループ統合システムに
翻弄されて、よたよたしちゃってる事ばかり話してますね

でも、今年から新システム(グループ統合システムのこと)が稼働して
当社はせっかく可能な限り自動化して
必要な人員とか手間を削減してきたのに

新システムは人員と手間がめっちゃ必要になって・・・・
今まで、削減した人員・・・ではなくて
他のとこに比べて半分程度で済んでたのが

他のとこと同じだけ・・・必要になります
すると・・・・当然仕事量が半分になるわけは無いので
殆ど全員アップアップ

しかも、人員補充も何もされないので
力尽きて退職していくものがぽつぽつぽつぽつ

さらに、人員不足に陥って
●簡単に考えていた

新システムがここまで持ちこたえる・・・とは
いろいろと問題が噴出しているのに
ある程度で、仕切り直し・・・・

仕様を再設定してやり直す・・・って思っていたのに
当社システムの7割程度の性能で
稼働し続けさせているとは・・・・考えが甘かった

早晩諦めて、当社システムに全面的に戻す・・・
そして、再度要件定義し直して
そのあとは・・・と思っていたけど

なにせ、IBM AS/400の性能の高さは
折り紙付き!
可用性、秘密性、完全性のどれをとっても天下一品
●審査員の折り紙付き

このAS/400
IBMが汎用コンピュータのZシリーズとは別に、オフコンから初めて
今や汎用コンピューターを凌駕するスケーラビリティーを持っています

小さいのでは卓上
大きいのではとってもでっかい(笑) 表現下手でごめんなさい

しかも、CPUは驚速のIBM Power CPU
名前負けしてませんよー
●当社のシステム

当社のシステムは、このIBM AS/400で構築されているので
一つ一つの動作がきびきびしています
いや、きびきびしすぎて、実行を指示しても一瞬で画面が戻ってくるので

あれ? 指示し忘れたかな?って思って
もう一度指示して、
それを2〜3回繰り返して

プリンターから指示した回数だけ同じ資料が印刷されたりして(笑)
よくある話です。
まぁ、それほど早いって事です
posted by Y.Taki@AS400 at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | AS/400

今日もまた全自動解除される機能が発覚

全自動よさらば.jpg

●デグレシステム稼働

今年の11月に、新たなサブシステムが稼働する予定です
それに向けて、いろいろな設定を行い
運用テストを開始しています

その中で、お客様に提供するあるファイルについて
現行システムで作成したものと
新システム(テスト版)で作成したものが

全く同じであることを確認する・・・事をしています
そこで、ふと・・・
●運用はどうなる?

従来は・・・って言うよりかまだ当社現行システムで稼働している機能は
全自動
文字通り、全く人の手は不要です

ただ、新システムになると・・・
人手がかかります

しかも、朝7時までに顧客にファイルを送信しなければなりません。
すると・・・
●早朝出勤必須

新システムでは提供用ファイルを作成するシステムと
それを送信するシステムが別々なので
誰かが手作業でファイルを移さないといけないんですよね

しかも朝7時までに・・・これはお客様との約束です

新しいシステムになって、
要員が早朝出勤するのはかなわないから
朝9時までで良いかって聞くこともできますが

恐らく

激怒されて、しかも今まで通り7時までって念押しされる
出来なければ取引停止を通告されるでしょう
●新システムって手間暇かかる

今まで全自動だったのに
だれもしなくても、システムが勝手にお客様に報告してくれていたのに

新システムになったら
ファイルを移して送信開始指示をするためにだけ
早朝出勤をしなければならないって

素晴らしき新システム

一番厄介なタスクが発生

Money.jpg

●ビジネスの根幹

基幹システムを構築してきたシステムエンジニアにとって
一番重要視しているのは・・・請求?
商品やサービスを提供して、その代価を頂く

その代価がいくらであるか、契約情報に基づいて計算します
この計算に誤りがあれば、とんでもないことになります
なので、必死こいて作りこみました

当然、自前で開発しているので
全ての運用・仕様は保持しています
ただ、自社開発のデメリットは

仕様が最新状態に維持されているわけではない

と言うことです。
顧客から急に要請や要望を受け、
それに緊急に対応しなければならないとき・・・など
●仕様作成

なので、既存の仕様書を確認し、
現在の運用・仕様と異なるところを抜き出して
最新の状態としています

しかし、私もシステムへの新規機能追加や変更を停止して早4年
なかなかに忘れていますねー(笑)

なので、データベース記述書やプログラムソースを読んで
記憶のリフレッシュ中です

当然のことながら、私は親会社の請求ロジックもある程度知っているため
今回、当社の請求の仕組みを思い出しながら

こんなこと、新システムで出来るんかいな―?
だって、いろいろな情報にアクセスしなければならないのに
新システムでは、それぞれの工程が独立したサブシステム

新請求システム(今から作ろうとするグループ統合請求システム)は
もらった情報を取り込んでため込んで請求処理をするから
全情報をもらっているわけではなく・・・
●考え方が根本的に異なる

しかも、請求額の決定方法については考え方が異なっています

当社のは、一か月ごとに確実な請求額を計算して請求書を出す
親会社のは、一か月ごとに請求額を計算して請求書を出す・・・けど
過不足があれば次月相殺する・・・んです

なので、当社では、請求締め日前後の請求対象が変更されれば
即座に反映するようにシステムを構築していますが
親会社のは、どうせ次月相殺できるだろって感じなんです

どっちがいいのか?
どっちも正解だと思います
ただ、処理方法は異なります

そこをどうやって合わせていくのか・・・
これは見ものです
●一から作り直し

で、当社の請求システムの仕様書を見直してみると
それはまぁまぁ90点ぐらいの状態で維持されていました

でも・・・それを100点にするだけではだめって事に気付きました

それは・・・

語句
同じ単語でも意味が違うことがあるんです。

たとえば
受付日
当社では、受注し、依頼をホストシステムに入力した日を指します。
でも、親会社では受注した日を依頼日入力した日を受付日として運用しています

よって、このことに言及せずに仕様書を親会社に提示すると
必ず誤解します
誤解されれば一巻の終わりです

なので、この辺を注意して、変更(と、言うより翻訳)する必要がありますね

これって結構骨が折れます・・・
しかも今週中に仕上げなければ・・・大丈夫かな?
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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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