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2023年03月08日

一番厄介なタスクが発生

Money.jpg

●ビジネスの根幹

基幹システムを構築してきたシステムエンジニアにとって
一番重要視しているのは・・・請求?
商品やサービスを提供して、その代価を頂く

その代価がいくらであるか、契約情報に基づいて計算します
この計算に誤りがあれば、とんでもないことになります
なので、必死こいて作りこみました

当然、自前で開発しているので
全ての運用・仕様は保持しています
ただ、自社開発のデメリットは

仕様が最新状態に維持されているわけではない

と言うことです。
顧客から急に要請や要望を受け、
それに緊急に対応しなければならないとき・・・など
●仕様作成

なので、既存の仕様書を確認し、
現在の運用・仕様と異なるところを抜き出して
最新の状態としています

しかし、私もシステムへの新規機能追加や変更を停止して早4年
なかなかに忘れていますねー(笑)

なので、データベース記述書やプログラムソースを読んで
記憶のリフレッシュ中です

当然のことながら、私は親会社の請求ロジックもある程度知っているため
今回、当社の請求の仕組みを思い出しながら

こんなこと、新システムで出来るんかいな―?
だって、いろいろな情報にアクセスしなければならないのに
新システムでは、それぞれの工程が独立したサブシステム

新請求システム(今から作ろうとするグループ統合請求システム)は
もらった情報を取り込んでため込んで請求処理をするから
全情報をもらっているわけではなく・・・
●考え方が根本的に異なる

しかも、請求額の決定方法については考え方が異なっています

当社のは、一か月ごとに確実な請求額を計算して請求書を出す
親会社のは、一か月ごとに請求額を計算して請求書を出す・・・けど
過不足があれば次月相殺する・・・んです

なので、当社では、請求締め日前後の請求対象が変更されれば
即座に反映するようにシステムを構築していますが
親会社のは、どうせ次月相殺できるだろって感じなんです

どっちがいいのか?
どっちも正解だと思います
ただ、処理方法は異なります

そこをどうやって合わせていくのか・・・
これは見ものです
●一から作り直し

で、当社の請求システムの仕様書を見直してみると
それはまぁまぁ90点ぐらいの状態で維持されていました

でも・・・それを100点にするだけではだめって事に気付きました

それは・・・

語句
同じ単語でも意味が違うことがあるんです。

たとえば
受付日
当社では、受注し、依頼をホストシステムに入力した日を指します。
でも、親会社では受注した日を依頼日入力した日を受付日として運用しています

よって、このことに言及せずに仕様書を親会社に提示すると
必ず誤解します
誤解されれば一巻の終わりです

なので、この辺を注意して、変更(と、言うより翻訳)する必要がありますね

これって結構骨が折れます・・・
しかも今週中に仕上げなければ・・・大丈夫かな?
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Y.Taki@AS400
IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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