●ビジネスの根幹
基幹システムを構築してきたシステムエンジニアにとって
一番重要視しているのは・・・請求?
商品やサービスを提供して、その代価を頂く
その代価がいくらであるか、契約情報に基づいて計算します
この計算に誤りがあれば、とんでもないことになります
なので、必死こいて作りこみました
当然、自前で開発しているので
全ての運用・仕様は保持しています
ただ、自社開発のデメリットは
仕様が最新状態に維持されているわけではない
と言うことです。
顧客から急に要請や要望を受け、
それに緊急に対応しなければならないとき・・・など
●仕様作成
なので、既存の仕様書を確認し、
現在の運用・仕様と異なるところを抜き出して
最新の状態としています
しかし、私もシステムへの新規機能追加や変更を停止して早4年
なかなかに忘れていますねー(笑)
なので、データベース記述書やプログラムソースを読んで
記憶のリフレッシュ中です
当然のことながら、私は親会社の請求ロジックもある程度知っているため
今回、当社の請求の仕組みを思い出しながら
こんなこと、新システムで出来るんかいな―?
だって、いろいろな情報にアクセスしなければならないのに
新システムでは、それぞれの工程が独立したサブシステム
新請求システム(今から作ろうとするグループ統合請求システム)は
もらった情報を取り込んでため込んで請求処理をするから
全情報をもらっているわけではなく・・・
●考え方が根本的に異なる
しかも、請求額の決定方法については考え方が異なっています
当社のは、一か月ごとに確実な請求額を計算して請求書を出す
親会社のは、一か月ごとに請求額を計算して請求書を出す・・・けど
過不足があれば次月相殺する・・・んです
なので、当社では、請求締め日前後の請求対象が変更されれば
即座に反映するようにシステムを構築していますが
親会社のは、どうせ次月相殺できるだろって感じなんです
どっちがいいのか?
どっちも正解だと思います
ただ、処理方法は異なります
そこをどうやって合わせていくのか・・・
これは見ものです
●一から作り直し
で、当社の請求システムの仕様書を見直してみると
それはまぁまぁ90点ぐらいの状態で維持されていました
でも・・・それを100点にするだけではだめって事に気付きました
それは・・・
語句
同じ単語でも意味が違うことがあるんです。
たとえば
受付日
当社では、受注し、依頼をホストシステムに入力した日を指します。
でも、親会社では受注した日を依頼日、入力した日を受付日として運用しています
よって、このことに言及せずに仕様書を親会社に提示すると
必ず誤解します
誤解されれば一巻の終わりです
なので、この辺を注意して、変更(と、言うより翻訳)する必要がありますね
これって結構骨が折れます・・・
しかも今週中に仕上げなければ・・・大丈夫かな?
タグ:グループ統合システム 請求処理
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