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posted by fanblog

詩人

私は最近、詩人と紹介されたりするけれど、
詩人ってなんだかその響きが苦手です。
なんだか、詐欺師の失敗版のようなイメージというか。

それは悪いイメージすぎますね。
関係者の皆様、すみません。

それはきっと詩人という言葉が、
あまりにも露骨だからではないかなと思います。

例えば洋服つくっている子を「デザイナー」と言ったとき、
その子は、「違うよ」と言っていたものです。
そのときの私にはわからなかったけど、
それはきっと露骨なんだと思う。

下着が好きなひとに、
下着狂いと言うような。
下着使いと言うような。
いやいや好きとかマニアとかじゃなくて、
ただそこにあったから履いただけーというような。

え?あなたは下着履かないの?
え?ブリーフか。トランクス?へえ。
履かないのも有りなのか・・・
いらないって?そういうもんかー

ってそれは違うか。

本当に関係者の皆様すみません。
こんな私ですが、ポエガールです。
ポエガールのサイトも関わったりしています。
文章は難しいね。

なんのこっちゃどうぞよろしく。
ポエガール
【tweetの最新記事】

つらつら誕生日

ときどき、縁について考えたりする。

なぜ、わたしはあのひとと結ばれているか。
それはたったひとつの理由ではなく、
たまたま足下に転がっていた小さな石ころが、靴のしたをかするようなもので。
あるいは見上げていない空で雲がうごいていいくようなもので。

もしかしたら始まりは今日の朝、
私が寝坊したことかもしれないけれど、

もしかしたら昨日、
突然雨が降ってきたことかもしれない。

絶妙の奇跡的な危うさで人と人とはつながっている。

手と手をつないだり、
手紙やメールで返事を書いたり、
意図的につなげて、つながって見えるものは、欠片の欠片にすぎない。

たった今、私の背景で勝手に結びついて、
勝手に離れていくものがほとんど。

とは言え、コップが何も起こらずに勝手に割れることはない。

毎日少しずつ与えられている緊張や振動が原因なのだ。
あるいは、吹くべき、起こった風が原因かもしれない。

全てはぜーんぶつながっているということ。

そう思うと、
とても怖くなる。
何も変化を与えないことが守ることになるのではないかと思ったりする。

けれども、
変化のないことなんてあり得ない。

私たちは、必ず変化する。
壊れるし、始まるし、終わる。

その中で、できることなんて、ほんのすこし。

じゃあどうすればいいのか。

それはきっと、
今握ろうとしているものに責任を持つこと。

壊れても、離れても、始まっても、終わっても。
とんでもなくつまらなくても。

私が掴んだことにしっかりと責任持つ。

たぶん、それだけなのだろうと思う。

きっとこの瞬間にも、
何かのスイッチは押されていて、
終わりに近づいているものはある。

残念ながら、見えるスイッチと見えないスイッチがあることも事実。
それならば、責任なんて持てないじゃないかって思うかもしれない。

果たしてそうかなあ。

私がさしているのは、
自分できちんと選択しているものについて。

それはたったひとつで独立している訳などないから。
何かにつながって、絶妙の危うさで成り立っている欠片に違いないから。

自身で選択したものだけにでも責任を持てば、
それが限りなくつまらないものだとしても、
許せないことはないと思う。

どうして誕生日に、
そんな答えのないことについて考えたかというと、
ひとりについて考えたからです。

誕生日ってそういう気分になるもんだ。

なんなの誕生日(専門時代に友人の描いた絵本のタイトルより

いのち

昔の私、学生時代の私は、
過去というものがとても嫌いだった。
思い出すような想い出もなくて、
大切にしたいとおもうものもそんなになかったから。

家族も友達も、確かに楽しい瞬間はあれど、
そのとき、でしかなかった。

なので、私の中で友達というと、
過去の友達ではなく、
今の友達しかイメージできなかった。

同窓会もアルバムも、捨ててきた。

けれども今は、全然違うとはっきり言える。

友達がいるなあってしみじみ思う。
その中に私がいて、
じわーっと広がって重なって、
あらやだ。私になっているんだなあって。



今日、友人で画家の子が妊娠していることを知った。

同い年で、同じ三姉妹の末っ子。誕生日もとっても近いし、お家も近い。
運命的な出会いから仲良くなった子。

体があまりつよくなくて、
だけどけっこう頑固で強がりで。

結婚してからもゆらゆらうろちょろして、
心配してたんだよ、ワタシ。

だけどしっかりお母さんになって。

とってもびっくりして、
だけど、嬉しくて、
彼女の絵のようにカラフルな花火があっちこっちに飛んだ。

私の描く、誕生のイメージだった。

私は30年前の明日、生まれました。
それから数年、
いのちは軽くなって、ときどき重くなって。
小さく爆発して、重なって、大きくなって、またはじけて。
衝撃を繰り返して、生きている。
それはきっと、今だけではない。
過去からつづくものが奇跡的につながって、今になっている。

そんなことを思った。


「誕生日   しらくまいく子

ぼくは考える
火の消えたろうそくの跡の残った
ぐしゃっとしたショートケーキを食べようとして。


母親の、父親の、
遺伝子の、細胞の、
もっとばらばらでなんだかよくわかんないかけらの
誕生日について

今日はいい日だったかい?

じいちゃんが笑いかけてきた

あなたがうまれていなかったら、
ぼくはこのショートケーキを知らずにいた

すべては宇宙のかけら
すくってからだにほうりこむと、
ぐうとおなかが ただ鳴いた 」

もうすぐ誕生日

大人になったら、
誕生日なんて忘れてしまう。

大人になったら、
誕生日なんて嬉しくなくなる。

いろいろなかたにそういわれてきました。
特に30になるときは・・・
なんて聞いていたので、
どんなものかとわくわくしています。

そうなんです。
10/16で誕生日で、しかも30歳になるのです。

もう大学生だなんて言われないようになるでしょう。
大学生に、同い年くらいかと思ったーなんて言われなくなるでしょう。

きっと30になると、
くるくるリンクルって魔法がかかって、
坂本美雨ちゃんのようになれるはずなんだ。

と夢見ています。
この時点で年齢負傷ですね。(誤字ではなく

誕生日はポエガールのおしごとで、
どこかにいくというわけにもいかないですが、
しみじみと感じるのかなーと思います。

これからも、キティちゃんはすきで、身につけると思うし、
へんてこな格好も、へんてこな言葉遣いも、
それなりにだと思いますが、
30歳のわたしは、いまのわたしよりもきっと、ばくぜんとちがう。

それは、毎日、があるから。

人生でいちばん今日がいい日。
というのは、専門学校を卒業してから、ほぼ毎日感じていること。
今、本当にたのしい。

いつ死んでもいいぐらいに満喫しているし、
いつ死んでも困るぐらい楽しいです。

明日はどんな自分だろう。
明日はどんなに楽しいんだろう。

まだまだ、もうすこし、毎日を観て行こう。

つぼやき

最高を最低にするのは簡単で、
最低を最高にするのも簡単で。
どうでもいいものはどうでもいいまま。
燃えず燃やせず腐ってくだけ。

劇!劇!劇

10/8に劇団本谷有希子の「遭難、」
10/11に坂本美雨さん主演の「ファンファーレ」
どちらも舞台の観劇してまいりました。

劇団本谷有希子は、数年前からお手伝いしていて、
ときどき小道具作りとか公演中のお手伝いなどを行っています。
初回に観劇してきました。
「遭難、」前回のときと全くべつのイメージ。
本谷カラーがすこし薄くなっているように思いました。
そんなに激しくなく、ソフトに見たきもち。
いっつも本谷さんには投げ飛ばされた感じで観てきたので・・・

なげとばされた!なんていうとごへいがあるかしら。
作品を知っている方なら、笑い投げをされた経験あるはず。
当の本谷さん、やわらかいとっても素敵なかたですよ。
お手伝いのときにお会いしたのですが、
ホラーアプリのシナリオ描いてるって言ったら、
「こわいのだいすき!」って食いついてくれました。
そのときの雰囲気がとっても可愛らしかった。

そして「ファンファーレ」
単純に坂本美雨さんのファンなんです。
とってもすきなのです。
なので、楽しそうに走り回っているだけで
わたしが「ファンファーレ!」と叫びたくなるのですが。
それ以外でも、随所でおどったり唄ったりしたくなりました。
演劇にはそういったパワーがあるからすき。
ライブともパフォーマンスともちがう。
似ているのはチアリーディング。
あれを観たときの気持ちに似ている。


※以下すこしネタバレ※


美雨さんが「ファ」と「レ」しか唄えないという役柄で、
台詞の中にも、ドレミがたくさんあふれていて、
それだけでもおもしろい。
印象に残った台詞は、
『「ソ」と「ラ」の上には「シ」があるけれど』
というところ。
こんなに明るい劇の中で聞けると、嬉しいです。
前向きなことば。

すべてはひとこま
すべてはただの音符
けれどもすべて合わされば、音楽、そして劇になる◎

最近はおともだちの演劇ばかり観に行っていましたが、
また別の刺激でした。

次はなにを観ようかな。

ワークショップのお知らせ、その2

明日はポエガール関連のワークショップ。
渋谷の東急ハンズにて、ポエムカードをつくります。
まだ予約可能だと思いますので、
ご参加ぜひにー


ただいま、ワークショップにて使用することばボトル作成中。
参加者のみなさまおたのしみにー

イベントのご予約はこちらです

ティーカップ

そそがれるだけ あつくって
すいこまれるだけ ひえきって
とくとく ねむる
ぐるぐる とまる

くちびるつけて さすってみたら
アラジンみたいに あらわれる
ひみつのあじの ティーカップ
こんやも あなたを まっている

じゃぶじゃぶあらえば もろくって
すべったしゅんかん こなごなよ
ぼろぼろ なくの
さらさら おちる

くちびるつけて さすってみたら
アラジンみたいに あらわれる
さいごのせかいの ティーカップ
あしたの ふたりを まっている

ただのうつわよ なにもない
こころもなみだも どこにもない
さがしているのは くちびるよ
あなたのうちがわ みたいだけ

ワークショップのお知らせ、その2

10/10に、
渋谷東急ハンズ7階のヒントカフェにて、
oblaatポエガール関連のワークショップを開催します。

<内容>
オブラートの商品でもあるポエムカードをつくろう!
このポエムカードというのは、
詩の入っているポストカードを指すのですが、
ただ詩をつくってカードにするのではなく、
みなさんの言葉の欠片を使い、
オリジナルのポエムカードをつくってみましょう。

    第1回に比べて中級編
    参加者にはその場でことばを描いてもらい、
    参加者同士で交換したり、
    わたしの持参したさまざまな媒体からのことばもつかって
    ポエムカードをつくります。

もうすでに当日が迫っており、
予約が入る事を祈るばかりです。
よろしくおねがいします。

予約フォーム、詳細はこちら


<関連リンク>
oblaat
ポエガール 

ことばの森で

所属しているoblaatのおてつだいにて、
緑化フェアの「ことばの森で」インスタレーションに参加してきました。

実は、まっさらなきもちで向かったため、
突然のイス運びで肩があがらなくなるハプニングがありましたが、
谷川俊太郎さんの朗読といっしょに、
光のライブペインティングができたこと、
とってもたのしかったです。

谷川さんの線の詩と
わたしの線のパフォーマンス。







はじめてのことや
はじめてのひと。
あらゆることに心臓がばくばくしていたけど、
いざ、本番になったとき、
次第に体の内側が楽になった気がした。

谷川さんのことばと、
からだが行き来したみたいに。

報告は後日、
poegirlのHPでもいたします。
そちらもおたのしみにー

Photo by ©FUKAHORI mizuho
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プロフィール

しらくまいく子
携帯アプリのシナリオライターと、    『するところ』のライター、ポエガールをしています。
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