がんとは?−17

がんを最大限、阻止する食生活

科学的根拠を吟味

タバコとアルコ−ルの相乗作用

酒や口腔や咽頭、喉頭、食堂のがんとアルコ−ル性肝硬変による肝臓がんのリスクを増やすという根拠は「確定的」であり、酒を飲む人がタバコを吸っている場合はリスクがさらに増加します。

タバコとアルコ−ルの相乗作用は、この二つの摂取量が増えるに従って相乗的に増していくのです。焼酎やウィスキ−を飲みながらタバコをスパスパ吸っていては、食道がん発症への道をひたすら走っているようなものです。
さらには、酒が結腸・直腸がんのリスクを増やす根拠は「ほぼ確実」です。

アルコ−ルそのものの発がん性は認められていませんが、発がん物質の多くはアルコ−ルに溶けて吸収されやすくなりますし、つまみをあまりとらないで栄養不足を引き起こししたり、肝臓の機能を傷つけたり、最終的にはエストロゲンのレベルを変化させたりするとも考えられています。

しかも、日本人はアルコ−ルの体内分解によってできるアセトアルデヒト゛を分解する酵素が欠損している人が４割近くもいる。白人や黒人に比べて日本人は酒に弱いため、頻繁に過度の飲酒をすることは欧米人以上に危険です。

※ 人間の身体の機能は、酒やタバコ(その他薬物)を体内で消化できるようになっていない。そのため、肝臓(整備工場=解毒や排毒、その他)が、不純物として、認識し昼夜問わず肝臓を働かせることになり、長い年月に末、肝臓機能の低下を招き肝炎→肝硬変→肝臓がんに移行となる。つまりは、我々の身体は、余分(タバコ、酒、薬物等)なものを処理する臓器はないことになります。

酒を適量飲む人の死亡率が一番低い

ただし、昔から酒は「百薬の長」と呼ばれ、僧侶にとっては寒い夜に体を温めてくれる般若湯でした。
実際、酒は適量であれば、１日の疲れをいやす他、がん細胞を破壊できるNK(ナチュラルキラ−)細胞という特殊なリンパ球の働きを活発にし、善玉コレストロ−ルを増やすので、循環器病のリスクを減らします。
酒の適量とは、１日当たり日本酒１合、ビ−ル中ビン１本、ワインはグラス２杯、焼酎は半合以下です。
なおかつ週に1〜２日は、休肝日をつくることです。
これがまさしく事実であることを裏づける有名な研究があります。
１４万人を対象に、アルコ−ル摂取量と死亡率を追跡調査した厚生労働省多目的コホ−ト研究で、全く飲まない人よりもアルコ−ルを２日に１合程度飲む人の死亡率が低かったのです。
適量を超えるにしたがって、死亡率は上昇していきます。
酒をたまに飲めば、口腔・咽頭がん・食道がん・大腸がん・直腸がん・肝臓がんの相対危険度は低くなるのです。
酒好きには朗報ですが、酒好きの人は、適量を守っての話です。


デザイナ−フ−ズ計画とは・・・・・

アメリカの国立がん研究所が世界中の食品を集め調査した結果、がん細胞の抑制効果の高い食べ物の頂点は、「にんにくとキャベツ」であることを発表しました。

にんにくの核心がにおいのあるイオウ化合物(気体)である「アリシン」です。

アリシンは、侵入物・体内菌に攻撃撃退する習性を持つ。その「アリシン」を１カプセルに90mg含有した製品が「アリシル」日本初!


「にんにく」から抽出された匂いの成分ががん抑制に効果が高いと研究発表された内容を何回も局は違えどテレビ放映されている。匂いの成分は、にんにくを傷つけると発生するイオウ化合物のガス体、ｱﾘﾅ-ｾﾞ酵素とｱﾘｲﾝとが反応したのがガス体の「アリシン」(別名ｼﾞｱﾘﾙﾁｵｽﾙﾌｨﾈ-ﾄ)
ガス体「アリシン」(別名　ｼﾞｱﾘﾙﾁｵｽﾙﾌｨﾈ-ﾄ)の封じ込めに成功し製品化されたのが当ｼｮｯﾌﾟ販売商品「アリシル」

※匂いの成分は、ガス体のため発生しすぐ消え去る性質を持つので封じ込めは難しいとされていた。

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やっとかめマ−ケット
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がんとは?−16

がんを最大限、阻止する食生活

科学的根拠を吟味

肉や魚の焦げは取り除く

黒こげになった食べ物はとらないこと。と第十三条で指摘しているのは、焼肉や焼き魚などにできる焦げの発がん性です。肉や魚に含まれているトリプトファンやチロシンなどのアミノ酸に熱が加えられると、ヘテロサイクリックアミンという発がん性の高い化合物に変化します。焼きおにぎりのような炭水化物の焦げは大丈夫です。
動物実験では、焦げからの抽出物で見事に発がん性が証明されました。
しかし、人の疫学調査ではなかなか陽性の結果がでません。焦げた食べ物から得る量は、すこぶる微量なためでしょう。
ブラジル料理に大きな肉の塊をサーベル型のナイフに刺して、火であぶって
食べるショラスコという料理がありますが、ブラジルの胃がんがとくに多いわけではありません。

胃がんが大幅に減ったアメリカ人でも週末になると肉の塊をバ−ベキュ−にして食べるのがふつうのこと、それに比べれば日本人の魚や肉の焦げを食べる量はたかが知れているでしょう。かなり焦げていても、表面の焦げを取り除けば問題ありません。
そのうえ、焼き魚に大根おろしのつけ合せなど、昔の人の知恵は現代のがん予防にも役立っています。

調理法によって発がん物質が増加したり新たにつくられたりするものは、焦げ以外には知られていません。

※よって、焦げいてる箇所を取り除けば食べてもよいことになる。

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がんとは?−15

がんを最大限、阻止する食生活

科学的根拠を吟味

チ−ズとカビ毒は無関係

最近では、魚や野菜の原産表示が一般的になっている。
遠くから運ばれてくるのに、驚くほど新鮮に保たれている食品がいっぱいあります。
これは貯蔵法ゆ運送法が進歩したおかげです。

中国南部で肝臓がんが多いのは、ピ−ナッツなどの貯蔵農産物に生じるカビ毒に発がん物質のアフラトキシンが含まれているためだと判明しています。
アフラトキシンは、肝臓がんのリスクを十中八苦、増加させます。日本では厳しく規制されていますが、人の食品以外では規制が緩く、養殖のニジマスの餌にカビの生えたものが輸入されたことがあり、大量に肝臓腫瘍が発生したことがありました。
カビのつくるカビ毒は、高温多湿で貯蔵施設が不適当な国々では健康上の問題となっています。
食べ物を常温で長期間、貯蔵するとカビ毒が増加しやすい。
とくにアフリカ、東南アジア、中南米諸国ではカビ毒に汚染されている食品が多いので注意が必要です。

なお、ブル−チ−ズやカマンベ−ルチ−ズのようにカビを加えて発酵熟成させた乳製品は発がん性がないとされています。

WHOの機関でフランスのリヨンにあるIARC(国際癌研究機構)の食堂で食事をしていたときのことです。隣のテ−ブルについたフランス人の研究者が、何とチ−ズの外側のカビをわざわざ切り除いていたのです。
そこまで心配するのはどうでしょうか。(作者の回想)

保存法や食品添加物と農薬残留物に言及している第十一条や第十二条も、日本では必要なさそうです。

昔は氷の冷蔵庫でした。夏になると毎日氷屋さんが配達してくれ、小さく砕いたかちわり氷に砂糖を入れてかじっていた。今では、どの家にも大きな電気冷蔵庫があります。日本の胃がん罹患率の低下の理由には前述した食塩摂取の減少とともに、冷蔵庫の普及も挙げられます。
冷蔵庫が普及していなかった１９３０年以前には胃がんが最も多いがんでした。
それが冷蔵庫によって新鮮な野菜や果物を保存して１年中、利用できるようになり、それとともに塩漬けベ−コンなどの塩蔵食品の摂取が減って胃がんの罹患率が低下しました。
残存農薬は中国から輸入野菜などでときに問題になっていますが、第十二条に挙げられている着色料や調味料、保存料(防腐剤)などの食品添加物の使用は現在では適切に規制されていて、がんのリスクを増やすことはありません。
しかし、昔は着色料のバタ−イエロ−や魚肉ソ−セ−ジに入っていた防腐剤のAF2のように動物で発がん性が証明されて、使用が禁止されたものの、その後２０年に及ぶサルの実験で発がん性のないことが証明され、解禁されている。

※アフラトキシン=ピーナッツ、ピスタチオなどに発生するカビの糞。猛毒性。
特にピスタチオは、身と殻の間にカビが発生しやすい。いずれにしても、高温多湿を好むので、衛生管理が重要となる。


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がんとは?−14

がんを最大限、阻止する食生活

(B)胃がんの決め手は減塩

科学的根拠を吟味

ラ−メンの汁は半分残す

食塩摂取量は１時期11.7gまで下がったものの、その後グルメブ−ムや外食産業の影響もあって、日本人の１人１日当たりの食塩摂取量は上昇し始め、ようやく１９９５年から低下に転じている。
この下がり方が下げ止まりになっているのは、食品業界の協力が不十分なためです。

外食にしてもス−パ−などの利用できる出来合いの惣菜にしても、保存性を高めるために味付けが濃く、塩分量も相当高い。行列のできるラ−メン屋でラ−メンを汁まで平らげれば、それだけで食塩量は5g程度になってしまう。
ラ−メンの汁は半分、残すことです。

同様に、インスタントラ−メンも食塩を多く含むので、ス−プなどの小袋は1/3くらい残したほうが良い。

インスタント食品の場合、保存料として使われることの多いリン酸も問題です。
リンが体内に多く摂り込まれると、バランスをとるために骨からカルシウムが溶け出しくるので骨粗訴訟症を悪化させます。
家庭で減塩を実行するには、第九条で勧告しているように、食塩の量を減らしてシ−ブやスパイスで調味する他、ユズやスダチ、レモン、酢の酸味をきかせることです。
また、味噌汁やス−プは具沢山にして汁の量を減し、しょうゆなどを直接、料理にかけず小皿にとって、少しずつ浸して食べるのも減塩法のコツです。


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がんとは?−13

がんを最大限、阻止する食生活

(A)胃がんの決め手は減塩

科学的根拠を吟味

食塩と胃がんとの関係は「ほぼ確定的」と評価されています。
塩分とタラコやイクラ、塩辛などの塩蔵品は胃がんのリスクを高めます。食塩そのものは発がん物質ではないものの、ナメクジが塩で退治されるように、塩は胃粘膜表面の粘液を洗い流してしまうのです。

食事で塩分をとりすぎると高い浸透圧によって胃の粘膜が傷つき、そこに発がん物質が取り込まれて細胞のがん化が容易に起こります。
第九条で勧告している一日当たりの塩分摂取量６g以下は、日本の厚生労働省が定めている一日当たりの塩分摂取量10g未満に比べて、半分程度に低くなっています。

一日６g以下の塩分をとる食事といえば、腎臓病の食事療法に近いレベルです。体内の塩分が多くなると、腎臓に負担がかかって血圧も上がります。欧米人は高血圧や動脈硬化による疾患が非常に多く、このように厳しい指示になっているわけです。

日本人の塩分摂取量が多いのは、その食生活と関係があります。
和食ではしょうゆや味噌、食塩を多用しますし、保存法の一つとして野菜や魚を塩漬けにした漬物や塩魚をとってきました。

とくに東北や北陸地方などの雪国では、一日に25g以上もとっていた頃もあります。
塩気の強い食べ物を好むというより、体が塩を欲するのです。実際、タンパク質の摂取が少ない時には、ある程度、塩分をとらないと寒さに耐えられません。

食事で塩分をとりすぎれば、胃がんだけでなく高血圧になりやすく脳卒中に直結します。
そこで、日本では１９５５年頃から脳卒中による死亡を減らすべく全国的な減塩運動が始まり、徐々に一人一日当たり食塩摂取量が低下し始めました。２０００年度の一人一日当たりの食塩摂取量は12.3gにまで低下していますが、まだまだ目標摂取量の10g未満に至っていません。

※塩分のとりすぎで、胃の細胞を傷つけることは、活性酸素と同じこと。
以前にもお伝えしているように、細胞を傷つける要因として、活性酸素、食生活、生活習慣、ストレス、病原菌等これらの要因により、細胞を傷つけ、新しく生まれ変わる細胞分裂をしても、傷ついたままコピ−され、細胞が変異し、正常なDNA遺伝子配列を変えさせることにより、ときには長い年月を経てがん化が始まる。
つまり、食生活による塩分のとりすぎもがん化状態にさせる要因の一つとなる。

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がんとは?−12

がんを最大限、阻止する食生活

科学的根拠を吟味

動物性脂肪は6つのがんのリスク要因

肉類の中でも牛脂は飽和脂肪酸が多く、肥満や高脂血症の原因になります。
がんに関しても、総脂肪の多い食事は肺、結腸と直腸、乳房、前立腺のがんのリスクを増加させる「可能性あり」です。動物性脂肪の多い食事は、これらの5つのがんに加えて子宮がんをも増やす「可能性あり」です。

脂肪摂取の多い食事は、胆汁の分泌を促し、二次胆汁酸は腸内細菌の影響を受けて三次胆汁酸に変わり、これが大腸がんを促進するプロモ−タ−になると考えられています。また、動物性脂肪を摂りすぎれば、もろもろの発がん物質が脂肪の中に溶け込みやすくなり、発がんを促進させます。

そのうえ、動物性脂肪を多くとる人ほど悪性度の高いがんにかかりやすく、転移や再発の頻度も高まる傾向にあるのです。

脂肪は、わざわざ肉類からとらなくても、食品中に含まれている分だけで20%はあります。脂肪を摂取するのは脂溶性ビタミンをとるためだ、との意見があるほどです。
もっとも、魚油には不飽和脂肪酸が多く、マグロやイワシなどに含まれるDHA(ドコサヘキサン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は脳の働きにもよいことからブ−ムになりました。
今では飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸および多価不飽和脂肪酸の比が三対四対三程度、オメガ三脂肪酸とオメガ六脂肪酸の比は四対五くらいがよいといわれています。

※ 一価不飽和脂肪酸=水素原子のペアがひとつ失われている形の脂肪酸です。
常温では液体です。オリーブオイルやサフラワー油に多く含まれています。

多価不飽和脂肪酸=水素原子のペアが２つ以上失われている形の脂肪酸です。
室温では柔らかい状態になっているか、液体状になっています。
大豆油、ひまわり油などに多く含まれています。魚の脂肪は主に多価不飽和脂肪酸 です。

飽和脂肪酸=すべての水素原子が互いに結合している（飽和している）形の脂肪酸です。
動物性脂肪は飽和脂肪酸が多く、肉、鶏、バターなどに多く含まれています。
常温で固まっています。パーム核油、ココナッツ油は飽和脂肪酸が多い。

オメガ三脂肪酸=青魚に含まれるＤＨＡ・ＥＰＡやえごまに含まれるαリノレン酸は、オメガ3に分類される脂肪酸で、この脂肪酸は細胞が正しく機能するためには不可欠なものであることがわかってきました。オメガ3脂肪酸は青魚をはじめ、えごま油、シソ油、亜麻仁油、くるみ、緑黄色野菜、豆類などの食品から摂取できます。
オメガ六脂肪酸=オメガ六に分類される必須脂肪酸のリノール酸は、主に植物に含まれ、動物はこれを元にアラキドン酸、プロスタグランジン、ロイコトリエン、トロンボキサンなどの生理活性物質を合成します。従って、動物は､食物（植物および肉類）として、リノール酸を摂取しなければ生存できません。しかし、リノール酸の必須量は1カロリー％であり、普通に摂取されている米麦、卵、肉類など主食的なものの中に必須量の2倍以上が含まれています。

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がんとは?−11

がんを最大限、阻止する食生活

科学的根拠を吟味

長年の疫学調査から野菜と果物は、がん予防食として最も強力で最も首尾一貫した証拠を示してきました。

野菜中の何ががんを防ぐのか、という研究がされ、まずビタミンCが上げられました。ついで、β−カロテンになり、リコペンになり、ポリフェノ−ルになり、と次々に増えて今では何百種もの化学物質(ファイトケミカル)ががん予防の候補となっています。

● 肉類は１週間に200gでよい。
赤身肉とは、生の状態で脂身の牛肉や豚肉、羊肉などを指します。肉類の多い食事とがんとの関係は「確定的」な根拠はないものの、結腸と直腸のがんのリスクを増やすのは「ほぼ確実」で、すい臓、乳房、前立腺、腎臓のがんのリスクについては、増やす「可能性あり」です。

※ 親・兄弟にがんを患った人が、いれば上記の確定要因は、DNAの遺伝子細胞を目覚めさせる原因の1つにもなります。
リスクを軽減させるために、１週間　200gを守ることからはじめる。

第七条の「赤身肉の摂取量を１日800g以下に制限する」は、日本人にとって守るのはそう難しいことではありません。２０００年度の国民栄養調査によれば、日本人は１人１日あたり肉量を78.2gとっています。

ただし、この七つ目の勧告どおりに日本人が毎日、肉類を80g食べ続ければ、７日間で560gになります。
肉類は毎日80gずつとるのでなく、１週間で200g程度にする。
と考えてください。

たとえば、週２日、100gずつ肉料理をとり、残りの５日間は魚や豆類など大豆食品や卵からタンパク質を供給すれば、それで十分です。
この勧告で示している肉類の摂取量は、肉食が中心の食生活を送っている欧米人向けのものです。


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がんとは?−10

がんを最大限、阻止する食生活

１４カ条を食品別に分けて、体のどの部位(臓器)のがんリスクを減らすか増やすかをまとめました。

がんを予防するためにはリスクを減らす項目を積極的にとり、リスクを増やす項目をできるだけ避ければよいことになります。

すなわち、ビタミンCとカロテノイドを多く含む野菜と果物をたくさんとり、肉類と酒類を努めて控え、思い切って禁煙し、運動をして肥満を防ぐのががんを抑える秘訣です。
日本の健康づくりの３本柱は長年「栄養・運動・休養」でしたが、それを「食事・運動・生活習慣」に置き換えたものといえます。

比較すれば、食事内容がより科学的根拠を基に述べられていること、調理法への言及やサプリメントの取り扱いが新奇な点です。

次回、科学的根拠を吟味する。


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がんとは?−9

(C)がんは食生活で75%予防可能

第八条・・・・総脂肪と油　総脂肪と油は、総エネルギ−の15〜30%に抑える。特に動物性脂肪の多い脂っこい食品の摂取を制限し、適切な植物油を控えめにとる。

第九条・・・・塩分と塩蔵　あらゆる供給源から塩分は、1日6g以下にする。塩蔵品を控え、調理や食卓での塩の使用を制限する。また、ハ−ブやスパイスを使って調味するようにする。

第十条・・・・貯蔵　常温で長い間、貯蔵した食べ物はカビ毒に汚染されやすいので口にしない。

第十一条・・・・保存　腐りやすい食品を保存するには冷蔵庫などを利用する。

第十二条・・・・食品添加物し農薬残留物　食品添加物、汚染物質、その他の残留物のレベルが規制されていなかくて、不適当に使用されてる場合は健康を害します。この勧告は、ことに発展途上国に適用されます。

第十三条・・・・調理法　黒こげになった食べ物はとらない。魚や肉の汁をこがさないようにし、直火で焼いた肉と魚、塩漬けや燻製にした肉類はたまに食べる程度にする。

第十四条・・・・栄養補助食品　これまでの勧告に従えば、不要です。栄養は日常の食生活で、バランスよく摂取していれば、よいでしょう。がんを減らす助けにならない。

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がんとは?−8

(B)がんは食生活で75%予防可能

「食事と栄養14ｶ条」を検証。

「食事と栄養14ｶ条と禁煙」を守れば、なぜこれほど高い割合でがんの発症を抑止できるのでしょうか。
条文のそれぞれの科学的根拠を確かめなければ、にわかに納得できないはずです。
そこで、発がんを抑える根拠を検討してみます。

「食事と栄養14ｶ条と禁煙」では、膨大な量に上るがんと食事・栄養関連の学術論文を分析し、それぞれの研究成果を四つにランクづけています。

科学的証拠が高いものは「確定的」、ついで「ほぼ確実」。「可能性有り」、続き、がんとの関連性があまり認められないものは「不十分」としています。

「食事と栄養14ｶ条」
第一条・・・・食事内容　野菜、果物、豆類、精製度の低いでんぷん質の主食食品が豊富な食事にしなさい。
第二条・・・・体重　成人になってからの平均体格指数(BMI)を21〜23の範囲内にし、個々のBMIは18.5〜25に維持する。やせすぎ、太りすぎは避け、成人期の体重増加は5kg未満に抑える。

第三条・・・・身体活動　低〜中程度の場合は1日1時間歩きをし、1週間少なくとも1時間は活発に運動する。
第四条・・・・野菜と果物　1年中、多種類の野菜と果物を1日当たり400〜800gとりなさい。
第五条・・・・その他の植物性食品　さまざまな穀類、豆類、根菜類、イモ類、バナナを1日600〜800gとりなさい。精製度の低い食品を選び、白砂糖の摂取を制限すること。
第六条・・・・飲酒　飲酒は勧められません。どうしても飲む場合は、男性は1日2杯以下、女性は1杯以下に抑えなさい。
第七条・・・・肉類　赤身の摂取量を1日80g以下に制限しなさい。赤身肉の代わりに魚や鶏肉などを選びなさい。

デザイナ−フ−ズ計画とは・・・・・

アメリカの国立がん研究所が世界中の食品を集め調査した結果、がん細胞の抑制効果の高い食べ物の頂点は、「にんにくとキャベツ」であることを発表しました。

にんにくの核心がにおいのあるイオウ化合物(気体)である「アリシン」です。

アリシンは、侵入物・体内菌に攻撃撃退する習性を持つ。その「アリシン」を１カプセルに90mg含有した製品が「アリシル」日本初!


「にんにく」から抽出された匂いの成分ががん抑制に効果が高いと研究発表された内容を何回も局は違えどテレビ放映されている。匂いの成分は、にんにくを傷つけると発生するイオウ化合物のガス体、ｱﾘﾅ-ｾﾞ酵素とｱﾘｲﾝとが反応したのがガス体の「アリシン」(別名ｼﾞｱﾘﾙﾁｵｽﾙﾌｨﾈ-ﾄ)
ガス体「アリシン」(別名　ｼﾞｱﾘﾙﾁｵｽﾙﾌｨﾈ-ﾄ)の封じ込めに成功し製品化されたのが当ｼｮｯﾌﾟ販売商品「アリシル」

※匂いの成分は、ガス体のため発生しすぐ消え去る性質を持つので封じ込めは難しいとされていた。

商品アリシル(アリシン)ショップ
やっとかめマ−ケット
http://yatokame.shop-pro.jp