2017年04月10日
登山には靴下も重要なアイテム
靴下選びも大切です
登山靴選びの記事を書きましたが、合わせて靴下も重要なアイテムです。
>登山靴選びの考え方
>失敗しない登山靴選び
靴下ひとつで靴のフィット感が違ったり、疲れにくくなったりするので侮れません。
登山靴のためし履きの時は自分が普段はいている靴下で合わせた方がいいです。
靴下の微妙な厚みによってもフィット感が変わってきます。
これから始める人は靴売り場のためし履き用の靴下を活用しましょう。
登山用の靴下と一言で言っても種類があります。
トレラン用であったりインナーソックスであったり、細かく言えば多数ありますが、主な違いは以下の3つ。
@厚み
A素材
Bサポート機能の有無
厚み
まさしく靴下の厚みです。
一昔前は靴のクッション性を靴下で補っていた部分もあり、厚手、二枚重ね、あるいは三枚重ねで履いていたという人もいます。
今は靴の性能が良くなったので薄手でも大丈夫と言われていますが、私の感覚的には中厚くらいがおすすめだと思っています。
薄手も試してみたことがありますが、やはりクッション性の面でもう少し厚みが欲しいと思いました。
クッション性も着地時の衝撃を和らげる足裏のクッション性と、靴ひもを締めこんだ時の足全体のクッション性があります。
足裏のクッションは靴のソールの進化によりかなりよくなりました。
またインソール(中敷き)を入れることによっても改善できます。
ただ、長時間のハードルートになると靴下も含めてクッション性を良くしておく方が楽になります。
また、靴のアッパーの作りや素材によっては靴ひもを締めこんだときに痛く感じるものもあります。
人の足がどんな感覚かはわかりませんが、私の足は特に甲の部分がよく痛みを感じます。
なので、ある程度厚みがある方が楽に歩けます。
かと言って極厚にしてしまうと夏場に暑くなりすぎるので中厚が今のところベストです。
よく冬は厚手、夏は薄手と言う話も聞きますが、靴が同じであれば、靴下の厚みを変えてしまうと靴のサイズ感が変わってしまいます。
冬靴であれば冬用の靴下でサイズを合わせれば厚手でOK。
素材
普段、街中で使う靴下であればコットンの物も多いと思いますが、山で綿はご法度。
足は非常に大量の汗をかきますが、綿は乾きづらく、靴擦れの原因にもなります。
山用の靴下であれば、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維、もしくはウールが主な素材になります。
特徴を簡単に説明すると・・・
化学繊維 疎水性の繊維で乾きやすい、ウールに比べて安価
ウール 調湿性能に優れた素材、乾き自体は遅い、防臭性に優れている
ウールの中でも特にメリノウールは繊維が細く、肌触りがいいのでチクチクしません。
私の場合、最初は化繊の靴下を購入しましたが、メリノウールの靴下を試してからはメリノ一辺倒です。
夏にウールは暑いと思われるかもしれませんが、化繊とそれほど変わらないと思います。
肌が弱いのでウールはチクチクするイメージでしたが、肌触りも良く、ウェアでもメリノウールを重宝してます。
何より一番感動したのは防臭性!
2泊3日の縦走を終え、怖いもの見たさで靴下を匂ってみましたが、全く臭くありませんでした!
そんなに臭くなっていないのか?と思って登山靴を匂ってみると、激臭でした・・・
サポート機能
厚みが一定のノーマルタイプの靴下に加え、アーチサポートやテーピング効果を謳った靴下も多数販売されています。
「疲れにくい」「ズレにくい」といった観点ではこのサポート機能があるものがお勧めになると思います。
ですが、私はサポート機能のあるものは使っていません。
と言うのは足の甲から足首にかけてが痛くなるからです。
靴下のサポート部分の生地が薄くなっている箇所と靴ひもを締めこむ部分がちょうど重なり、痛みを感じるのだと思います。
なので、甲の部分もしっかりクッション性のあるノーマルタイプを愛用しています。
愛用品 スマートウール ヘビークルー
現在の愛用品です。
割とゆったりした感じなのでズレ感が気になる方には向いていないと思います。
ミディアムより厚みがあるのでクッション性があり楽に歩けます。
山仲間が絶賛していたのがこちら。
サポート機能付きでフィット感も良いそうです。
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