2017年04月08日
登山靴選びの考え方
後悔しない登山靴選びの考え方
登山で一番大事なのは何をおいても登山靴!
足が痛ければ登山を楽しむどころではありません。
でも値段も高いし、できるだけ1足でどこでも行ける靴を失敗なく選びたい。
誰しも、そう思うのではないでしょうか。
しかし、どこでも快適に歩ける万能な靴はありません。
そして靴選びは失敗することがスタートです。
「何を言ってるんだ?ふざけるな!」
と思うかもしれませんが、靴を見る目もまた経験が重要。
「初めての靴選び」では経験がないんだから経験に頼ることはできません。
購入する時のポイントを簡単に言えば
必ずためし履きをする
足にフィットしたものを選ぶ
目的に合ったものを選ぶ
の3点です。
靴を選ぶときは自分のスタイルを決めておく
「目的に合ったもの」と言うのは靴の種類をどう選ぶのか。
ハイキングしかしないのか、そこそこのロングルートも歩くのか、アルプスを目指すのかによっても選ぶ靴が違います。
ローカットでいいのか、ミッドカット/ハイカットのものにするのか。
ソールは柔らかいのか、硬めにするのか。
靴のグレードを選びます。
詳細を言うと長くなりますのでここでは割愛します。
ためし履きは重要
「フィットしたもの」と言うのは足に合ったもの、快適に歩けるものを選ぶこと。
どのグレードの靴を選んだらいいかが分かれば、最低3足はためし履きをしましょう。
このフィットしたものを選ぶというのが難しい。
フィッティングの仕方を紹介しているサイトは多数ありますし、登山用品店に行けばフィッティングをしてもらえますので、詳細はまたの機会に譲りたいと思います。
悩み過ぎない
「フィットしたもの」を選ぶのが一番悩ましくもあり、みなさん失敗したくないポイントだと思います。
人によっては「どの靴を履いてもいい感じ」と言う人もいれば「どれを履いてもしっくりこない」と言う人もいると思います。
まず靴選びは「失敗するもの」「最初の一足はお試し品」と思っていただく方が無難です。
悩んで悩んで時間と神経をすり減らすより、試した中で一番良かったものにするのがいいと思います。
と言うのは一足しか持っていなければ比較対象がないから「明らかに悪い(合っていない)」以外は良いのか悪いのか、わからないからです。
そして購入時の「ためし履き」と「実際のフィールド」も違います。
実際の登山で何時間も歩けば、ためし履きで見えなかった靴の癖が見えてくると思います。
っで、最初の一足は「明らかに悪い」ものを買った人以外はおおむね満足に感じるのではないでしょうか。
それはその人の比較対象が「ない」あるいは「スニーカー」だから。
「スニーカー」に比べたら「登山靴」の方が断然楽に歩けます。
なのでおおむね満足感を得られると思います。
経験から始まる
ある程度経験を積んで2足目を購入すると1足目との違いがよくわかると思います。
登山のレベルアップのために靴をグレードアップするパターンが多いと思いますので単純な比較にはならないと思いますが、「あれ、前の靴はここが当たらなかったのに」とか「あ、この靴の方が甲のフィット感がいい」とかソールの硬さ、足首の当たり具合等々、違いを実感すると思います。
また、1足目であちこち登っている間に「ここが物足りない」とか「もう少し大きい(小さい)方がいい」とか感じる方もいると思います。
最初は「こんなもの」と思っていた感覚が「もっとこうだったらいい」と言う感覚に変わってくる。
これはその人の「経験」からしか生まれないものです。
そこから本当の靴選びが始まるのではないかと思います。
本当にフィットする靴は足を入れた瞬間、足が「気持ちいい!」と言ってくれます。
その足の声を聴ける瞬間に出会えたらうれしいですね。
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