2017年11月01日
レインハットはどれも同じ? いえいえ『違い』があります!!
雨の日は『フード』派?『レインハット』派?
そもそも、「雨の日は山に行かない」って方もいらっしゃるとは思いますが・・・
雨の日の山行。
『フード』をかぶりますか?
『レインハット』をかぶりますか?
それぞれメリットとデメリットがあると思いますが・・・
フードのメリット
・レインスーツと一体になっているので忘れない・なくさない・邪魔にならない
・首筋が濡れない
フードのデメリット
・音が聞こえづらくなる
・熱がこもって暑い
・フードの形状によって視界が狭くなる
レインハットのメリット
・音が聞こえにくくならない
・熱がこもりにくい
・視界が確保しやすい
レインハットのデメリット
・荷物が増える
・なくす、風に飛ばされる
といった所でしょうか。
雨でも濡れていく!と言う人もいるかもしれないし、
レインハットは暑いから普通の帽子でと言う人もいるかも。
一口に「雨」と言っても、パラパラ小降りと、ざぁざぁ本降りでは対応も違う。
かく言う私も、状況によって使い分けています。
本降りになった時に違いが分かる!
雨対策に気を遣うのはやはり本降りの時。
雨が小降りであれば濡れ方もひどくないので気づきませんが・・・
体を守りたくなる大雨の時ほど、アイテムの違いに気づかされます。
最初に買ったレインハット。
ORのポケッタブルタイプでコンパクトになるし結構気に入っています。
っが!
本降りの時に服がずぶぬれになりました。
原因は「あご紐」
つばの縫い目から染み込んだ雨があご紐を伝い、襟元から胸元へ。
体温で温もって、気づきませんでしたが、気づいた時にはシャツがずぶ濡れになっていました。
こちらはあご紐の付け根の縫い目ですが・・・
本体とツバの間にあご紐が縫いこまれ、縫い目の防水処理は無し。
あご紐が無ければ縫い目からの染み込みもそれほど気にならないかも?
この反省点を踏まえて買ったのがフォックスファイアーの「パックライトハット」
パックライトハットの縫い目は・・・
本体とツバの縫い合わせは防水処理がされており、あご紐との縫い合わせ箇所とは縁が切れています。
これなら縫い目から雨が伝ってくることもないですね。
ツバに入っているステッチは防水ではないですが、頭からは離れた位置なので、髪の毛が濡れると言うこともないです。
「レインハットを選ぶときは、ツバの縫い方、防水処理の状態を確認しましょう!」
フォックスファイヤー(foxfire)『パックライトハット』
合わせて、「パックライトハット」の特徴を紹介すると・・・
@あご紐が脱着可能(使用する時は別売りの物が必要)
そもそも、あご紐が無ければ紐を伝って襟元に水が浸入することもないですね。
必要に応じて脱着できます。
A頭まわりにドローコードがある
あご紐が無ければ風で飛ばされる!
と言う不安もドローコードでぴったり絞っていれば多少の風では飛んでいきません。
強い風が予想されるときは、あご紐の着用を。
Bツバにハリがある
緩やかなウェーブを描いておしゃれですよね。
風や雨でへたらないので視界も確保しやすい。
型崩れしにくく、着用時にはいいのですが・・・
かぶらずに持ち歩くことを考えるとコンパクト性に欠けます。
ゴアなので普通の帽子に比べると蒸れやすいから携帯性も欲しい。
ワガママですね(^^;
ま、パラパラの雨ならレイン用ではない普通の帽子を使うことが多いので・・・
パックライトハットを使うときはそこそこ本降り、かぶりっぱなしを想定すれば良しとしよう。
帽子はデザイン等々好みがありますが、私の一押しレインハットは
フォックスファイヤーのパックライトハットです。
パックライトハットのリンク
登山ランキング
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そうか、槍沢の下りは大雨だったのね。
キャップ+フードも有効だけど、フードの形状のチェックも重要ですね。
フードのフィッティングが悪いとストレス10倍です。
濡れやすくなるし。
環境が厳しい時ほど身体を濡らしたくないし、道具の良し悪しの違いを実感しますよね〜
私は、レインハットを準備してなかったので、普通の帽子にフードを重ねましたが、雨に濡れて低体温症になったらどうしようと、かなり緊張したのを思い出しました。
だから、なるべく濡れないようにすることの大切さも学ぶことができ、そのタイミングでほーちゃんのレインハットの投稿!具体的で、とても勉強になりました♪
やはり、餅は餅屋。
専門の物にはそれなりの理由がありますね。
ま、いずれにせよ何処までこだわるか、何処にこだわるか、で選ぶものが変わると思います。
私も頭の形が悪いので基本的に帽子は被らないんですけどね。
合うものが非常に少ないので。
ちなみにココで紹介しているのは雨用なので晴れてる時に被ると暑いですよ。
全天候型があればいいですが、何でもOKの物は結局、帯に短し襷に長し。
っで、ハット以外にもキャップタイプの物もあります。
でも、山用品のブランドは高いので1つも持ってません。
色々買ったけれど、一般的なものはどれもこれも山で使うとどっかしら不具合があります。
色々買っての私の結論は、山には山に特化したものがやっぱりいいということです。
目下のお気に入りは、撥水性のある生地のキャスケット帽です。しかし、山用ではないので、顎紐がなく、ドローコードもなく、すぐに風で飛ばされます(笑)
白山でも、大山でも飛ばしました。落下点が回収できる場所でセーフ。
次は、山用のちゃんとした帽子を買おう!
背が低い私は、ザックの雨蓋が頭の後ろの高さまで来てしまいます。ハットタイプだと頭を上げる度にザックに帽子が当たるので、キャップやキャスケット帽が好みですが、帽子の裏側の防水性能…なるほどね。よく見て買おうと思います。
体験なしでは、山道具のも善し悪しは分からないですねー。