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2016年09月08日

日本の3000m峰(16年9月)

 日本に3000m峰はいくつあるのか? 国土地理院の発行する標高一覧に従ってカウントしていくわけですが、実際にはその定義は難しくて、一塊の山を一座として数える場合と、塊の中にある山を全て峰として数える場合がありそうです。一通り調べてみましたが、自遊人Jackの理解は、「21座26峰」となります。要するに「何座あるのですか?」と言われたら21座になりますし、「何峰あるのですか?」と聞かれたら26峰と答えるしかありません。ですから、21座を全て登ったからと言って、全ての3000m峰を制覇したことにはならず、26峰登って初めて全ての3000m峰に登ったということになるのではないでしょうか。 八重勉氏の著書「中高年のための日本の三千メートル峰」には全部で26峰として話を進めていますが、やはり数え方は人により異なると注釈しています。下記にその一覧と当方の補足などを入れたページを添付してみます(写真クリックで拡大します)。



P9080003.jpg
21座26峰の内訳はこのようになります。繰り返しになりますが、これらの全てに登れば、日本の3000m峰を制覇したと言えそうですね。ただし混乱を覚悟で言えば、悪沢岳の手前700mのところに、こんもりとした丸山(3032m)がピークとして存在していますが、あまりにも悪沢岳に近いことでカウントはしないようです。また、穂高のジャンダルムも3163mですが、岩峰であり、奥穂の一部としてカウントはしていません。



P7270549.jpg
話は若干変わりますが、この写真は、南アルプスの悪沢岳頂上から見た赤石岳、聖岳方向の稜線です。手前の岩がゴロゴロしているのが悪沢岳(3141m)山頂直下で、右手側に荒川中岳(3083m)、荒川前岳(3068m)です。鞍部を通り子赤石岳(3081m)、赤石岳(3120m)と続き、赤石岳の裏に聖岳(3013m)が少しだけ見えています。このように3000m峰の稜線は続いているので、悪沢岳から聖岳までの縦走を前提に歩くと、悪沢岳(3141m)、荒川中岳(3083m)、荒川前岳(3068m)、子赤石岳(3081m)、赤石岳(3120m)、聖岳(3013m)の6峰が一度に登れてしまいます。自遊人Jackの場合、千枚小屋テント泊、百間洞山の家テント泊、聖平小屋テント泊の3泊で縦走しました。歩きがいのある記憶に残る縦走路でした。


ではでは  ありがとうございました。


posted by Jack at 12:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 山知識
この記事へのコメント
カフェテリアさん毎度です。細部の質問などあればプロフィールにあるアドレスにメールください。よろしく。
Posted by Jack at 2016年09月08日 14:45
3000m峰の説明ありがとうございました。これを目標に登っていきたいと思いました。
Posted by カフェテリア at 2016年09月08日 14:38
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Jack
2015年の夏で長らく勤めたサラリーマン生活に終止符を打ちました(依願早期退職)。2016年の夏に百名山を達成し、その後、残っていた3000m峰も登り、一区切りしました。現在は、さいたま市【やまざ器】にて焼き物製作販売・陶芸教室を主催中です。これからも色々なチャレンジを進めていきたいですね。
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