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2020年12月10日

借金は あるとき払いの 催促なし コロナ被害の 救済法

仁徳天皇は人々の家々に食の支度の煙がないことを見て、人々の困窮を知り、税を免除したと言う。
天皇は自らの衣食も節約し、皇居の修理もしなかったと言う。

高橋是清は昭和金融恐慌の折、日銀総裁の井上準之助と協力し、支払猶予措置(モラトリアム)を行った。

権兵衛さん、歴史に名を遺す、所謂レガシーのチャンスです。

今既に A級戦犯 権兵衛さん 不徳のなせる 晩年の瑕疵

医術は算術、などと揶揄する言葉が昔にあった。
現代の医師「仁」が何かの理由で江戸末期にワープされて大活躍する。
この主人公は医術は仁術そのもので、普段はドラマなど見ないのだけれどもこの「仁」演ずるドラマは格別で、熱心に見入ったものである。
今思い出しても目頭が熱くなる。
医術は仁術。

権兵衛さんが笑えば鴉が笑う クワクワクワクワ ♬

ああ寒い ストーブつけて 厚着して もそもそ起きて お湯を沸かして

地軸には傾きがあって、秋分の日から春分の日までの間は太陽の地球の北半球に対しての角度がその前の半年に比べて小さくなる。
傾きと言っても、地球だけ眺めていても傾いていることなど分らないのだけど、地球の軌道を緣とする面を基準に地球を見るとどうやら傾いているらしい。
地球が誕生した当時は恐らく地軸は傾いてはいなかった。
巨大な流星が衝突したとか、それに匹敵するとてつもなく大きな事件でそうなったと想像する。
地軸が傾いていなかったとしたら我が日本の気候は一年中同じ気候。
つまり、季節がないことになったのだと思う。

2020年12月09日

電動の 小さき車 乗ってくる 杖を頼りに もくもく歩く

齢相当の人が毎日と思えるように海沿いの公園にやって来る。
足が不自由で、電動の小さな車に乗ってくる。
その車は歩くような速度しか走らない車で、三輪なのだけれども、段差のある所ではおそらく不安定に傾くと思われる。
どこから来るのかは知らないが、海岸沿いの公園まで来るのにも想像以上の危険があると思う。
彼は杖を突きながら体を捻じって歩く。
相当に負担を感じながら歩いていると思われる。
それでも歩く必要が彼にはある。

一時間 痛さ堪えて 柔らかき 芝生選んで 歩く夕暮れ

人は、オギャーと生まれた時にまず大きく息をする。
この時、息をするかどうかは最も緊張する時であるはず。

這えば立て、立てば歩めの親心。

人は息するように歩くようにできているように思えてならない。
長生きが当たり前の時代になって、昔とは違う晩年を過ごす人も多くなったに違いない。
息するように歩く。
最期までそうありたい。

この星に 運よく落ちて 燃え尽きる 独り静かに せめて月夜に

どれだけの奇跡の末にこの惑星に生れたのか、所謂天文学的数字ほどの奇跡の末にこの惑星に、まるで遥か彼方の宇宙空間から飛び続けてこの惑星に辿り着く流星のように。
それでも運よくこの美しい惑星に生れ落ち、一瞬の輝きを放って燃え尽きる。

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