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2022年09月06日
お久しぶり……な話(オオアタマクサガメ・スッポン・ベトナムクシトカゲ ・オキナワキノボリトカゲ)
お久しぶりです。いやホントに。
まあ、色々ありまして。コロナにもなりましたしねぇ……。
まあ、一番の理由は何か沼ったウマ娘の小説書くのに熱中してたってのがホント。
そっちは完成したらこっちにも掲載予定。一話だけ載っけてるけど……。
まあ、当然の様に生き物関係も続けてる訳で。
一番のアレは冒頭の写真。
オオアタマクサガメ×2とスッポン×3のベビーでございます。
急にどうした? って話だけど、卵を購入してたんで。ヤフオクで。
前から一度試して見たかったんだけど、結構高値が付くもんで。正味その値段だったら普通に成体買った方が早いやろ……なパターンばっかだったのです。有精卵と銘打ってはいても、孵るかどうかは不確定だし。
んで、毎日眺めてたらスッポンとオオアタマクサガメ? で納得出来る値段のがあったんで購入したと。
結果としては御覧の通り。しっかり孵りました。
スッポンの卵がまだ一つ残ってるけど、どんなモンでしょうね?
孵ってしまえば其処はCB。物怖じもしないし餌食いも良い。
お食事風景
昔飼ったスッポンのベビーはもっと気難しかった気がするのだけどねぇ。
ただ、今月の29日からヤフオクの規則が変わって爬虫類の有精卵は出品禁止になる様で。
まあ、元から微妙なラインだったんで仕方ない。試してみたい気もすんだので。
んでコイツ。
そうです。自分にとって鬼門のベトナムクシトカゲ 。
性懲りも無く。
実際、前回の個体を落としてしまってからもう控えようと思ってたのだけど。
どうしても、前回の失敗で思い当たる点を改善してトライして見たかったのだ。
取り敢えず、今の所はいい感じではある。餌食いも順調だし、皮膚が乾燥して粉を吹いてくる様子もない。
ただ、コイツ急に衰弱して落ちるから。来週はどうなってるか分からない。
前回の記録よりかは伸ばしたい。
んで、コイツも再挑戦。
オキナワキノボリトカゲ。
今回は成体サイズなので、前よりかはいけるかと。ただ、ペアで飼いたかったのに一匹しかおらず。入荷を待つしかないんだけど、あんまり入ってこないのよね。
鹿児島県で国内外来種になって悩みの種になってるので、どうせ殺処分するくらいならペット用として流してくれないモンだろうか。
多分、東北とかじゃ帰化出来ないだろうし。
英断、求む。
スポッドサラマンダー
暑さで一匹落としてしまった……。
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2022年05月30日
黄昏の夢(Skeb作品・天使のしっぽ)
https://skeb.jp/@mckitan1
スケブで依頼いただいた作品です。
『おとぎストーリー・天使のしっぽ』お仲間の方からいただいたリクエスト。
天しっぽの小説書くのは久方ぶりで、エライ楽しかったですね。
宙吊りになってるのがあるので、何処かで再開せねば……。
本文はこちら→
続きを読む...
スケブで依頼いただいた作品です。
『おとぎストーリー・天使のしっぽ』お仲間の方からいただいたリクエスト。
天しっぽの小説書くのは久方ぶりで、エライ楽しかったですね。
宙吊りになってるのがあるので、何処かで再開せねば……。
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2022年05月01日
久しぶりの表紙絵♡
久方ぶりに遊戯王OCG・SSの表紙絵を描いていただきましたよ。
絵師様は 石井様(渋 user/5120193 スケブ https://skeb.jp/@ishii_13kaidann)になりますわね。
やっぱ良いわねぇ♡
OCGのSSも再開したい。特に閃刀姫が書きたい!
2022年04月27日
間が空いちゃいますねぇ……な話(PBWとか)
……間が空くのである。
特に書くネタがないのもあるけど、一番はバイト(?)でやってるPBW(プレイ・バイ・ウエブ)のGM(ゲームマスター)業がここ3カ月程忙しかったのが一番の理由。
PBWって言う人も多いと思うので説明すると、まあ簡単に言うとWEB経由でやる、TRPGと言ったモノと思えばよい。
GMがWEB上でクエストのテーマ・ストーリー・情報を提示して、PL(プレイヤー)がソレを元に自身のPC(プレイヤーキャラクター)はこんな行動・活躍をしたい旨をプレイとして提出し、受け取ったGMはソレを生かして一本のリプレイ(短編小説みたいなモノ)を仕上げると言った感じ。
TRPGみたいにライブ形式じゃないからPL同士のやりとりや突然のサプライズ・アクシデントと言ったスリルは乏しいけど、自身の活躍を確立した物語として鑑賞するにはとても良い。
……あと、リアルな対人要素はほぼないのでそういうの苦手な人でも比較的エンジョイしやすかったり。
大体小さな企業がウェブ上で経営していて、なろうとかで燻ってる小説家志望者とか読み手を探してるアマチュアの書き手なんかに声をかけたり募集をかけたりしてGMとして拾い上げている。
最終的に読み物として仕上げるので、そう言う『物語を書ける』人材を常時探しているのだ。
まあ、入った所でノルマが有る訳でもなし。書く事を向こうから強制される事もないので、ほぼ趣味人の小遣い稼ぎである。と言うか、月に一本二本書いた所で小遣いにもならない事が多い。そしてソコから出版社に拾われるなんて事もない。
だから、本当にお勧め出来るのは損得抜きで単純に書く事と読んでもらう事に喜びを見出せるタイプ。大体の所でGMに対するファンレター投稿があるので感想とか意見は貰えるので、書き手としての栄養は得られる。
自分が所属してるのは下の二つ。まあ、ゆうしゃの~の方はもうすぐサービス終了しちゃうんだけど。
ゆうしゃのがっこ~!
PandoraPartyProject
なお、PBWではイラストも使うので絵師さんも常時募集中である。
文字書きよりかは、実入りは良いかも……しれない?(←実は良く知らない)
後はまあ、Skebの依頼なんかもぼちぼちあるので。更新頻度は今はよりはマシになるかと言った感じ。
依頼の中に実は『天使のしっぽ』関連のがあるので、楽しめそうではある。身内ネタだけどw
春なので食い出したり。
盛ったりしております。
今年は何か殖やせるかなぁ……。
タグ:爬虫類
2022年03月08日
ちょっとした小技……の話(モリアオガエル)
おつまみの味付け焼き貝ひも食べてたら、極小の真珠が入ってた。たまに有る模様。
なお、真珠は酸に弱いので飲んでしまっても胃酸で溶けると思われる。ただ、問題はそんな所ではなく、存在に気付かずに噛んでしまうと歯が崩壊するかと思う程に痛い。
ガチでイタイ。
歯根を貫通して頭蓋まで響く。くれぐれも気を付けたし。
とは言え、貝ひも齧る時絶対そんな事気にしてないから、当たった場合は大人しく神を恨むしかない。
あな、口惜しや。
去年から飼ってるモリアオガエル達。寒い間は冬眠(とは言っても、飼育ケージをそのまま廊下に放置してただけ。餌は食わなかったけど、たまに出てきて水に浸かってた)してたけど、この間ちょびっと鳴いた。
じゃあ、そろそろ起こしても良かんべとケージを掃除する事にしたが、折角なので模様替えもする事にした。そもそも前の状態ではバックに人工芝を貼っていたのだけど、一匹その裏に潜りこんでしまって出て来なくしまってたのだ。お陰で餌も思った様に与えられず、ゲッソゲソのまんま一年が過ぎてしまった。ぶっちゃけ、死ぬんじゃないかと覚悟してたのだがゲッソゲソのまんま普通に生きてた。いや、たまに顔見せた時には食わせる様にしてたけど(やりゃ普通に食うのだコイツ)よくもまあと言う感じ。
強健。
実際、今回人工芝引っぺがしたら普通に生きてるし。元気だし。何なん? コイツ。
それでまぁ、背景に何か貼るとまた同じ事になるのが目に見えてるので、今回は別方法でそれっぽくした。
で、こんな感じに。
基本的にガチのテラリウムは全く向いてない事が分かったので、努めて簡略化。
ケージが衣装ケースなので半田ごてで穴を開け、壁掛け式の水皿を設置してポトスやらアイビーなどの屈強&無神経に定評のある観葉植物達をポットごとぶち込んだ。後は更に水さえ入れて置けばコイツラなら生きていく。ちなみにアイビーはホームセンターの片隅で50円で投げ売りされてた見た目死にかけ。大体こいつらは全部の葉がパリッパリにさえなってなければ水やりゃ復活する。お得。
丁度、水皿が潤いある隠れ家になったりするし。
なお、今回のお題の真意はコレ↓
衣装ケースを利用して樹上性生体のケージを造る時、扉はバーベキュー網を二枚、結束バンドを使って観音開きになる様に作っている。その際、当然そのままではフックとかないんで開きっぱなしになってよろしくない。
で、自分がお勧めなのがこの『超強力ネオジウム磁石』。
この一本を閉じた時内側になる網の裏側に貼りつけ、外側になる網の表側に貼る。それで挟む様に合わせるとまず開かない。
『超強力』と言うのが大事で、それ以下のタイプだと不安が残る。
人間でもある程度力を入れないと外れず、小型のトカゲやカエル、非力な樹上性トカゲやヤモリの類ではほぼ確実に開ける事は出来ない。
下手に南京錠とか使うよりも確実だし、開け閉めも楽。お勧め。
ただ、流石にヘビの様な全身筋肉の塊のヤツとか大型のイグアナ・ツリーモニター何かだと無理そうなんで止めときましょう。と言うか、そもそもコノ面子に衣装ケースなんて使っちゃならんですよ?
お兄さんとの約束だ!
水入れ大きいのに変えたら、中で寝る様になった。
良く寝れるモンである。
2022年02月28日
割りと行けるらしい……な話(ホウセキカナヘビ)
結構雑な飼い方してると思うのだけど、また交尾確認。この日の次の日もまたしてたし、昨夜も何かガサゴソしてたし。前回も受精卵だったから今回も多分いけるんじゃないかと。
74㎝の衣装ケースを改造したケージで飼ってて、現在フェルナンデススキンク×2とシュナイダースキンク×2と同居中。狭い様に思えるけど、スキンク連中が基本的に潜って出て来ないのでほぼ地表は独占状態(むしろたまにスキンク連中の生存確認しなきゃならん)喧嘩なんかもせずに、一緒にバスキングしてたりする。
特にクーリングとかはしてない。150Wのバスキングと適当なスパイラル型の紫外線灯(結構古くなってるから紫外線量は落ちてると思われ)、暖突の2番。ずっとそのまま。後は過度に熱い時寒い時、エアコンで雑に管理。
床材は現在はバークチップ。本人らはえり好みしないので、潜りたがるスキンク連中優先。とは言え、こいつらもあんま拘らなかったり。
餌は乾燥ミズアブが主食。エサ入れに入れて常時置いてる。悪くもならず、嗜好性も高いのでかなり便利。チマチマと皆でつまんで、良い具合に肉が付く。たまにコオロギも撒くけど、さして真剣には追わない。タラ~と微満腹状態らしい。何より、乾燥ミズアブはカルシウム含有量が高い。実は今の雌の前に、一匹クル病らしき症状で落している。紫外線灯も新しく、餌にもカルシウムをガッツリ塗してる状態で。
何と言うか、クル病は運によるモノも多分に在る様に感じる。しっかり対策してても、なる時にはなってしまう。紫外線とかカルシウム添付とかは、あくまで確率を減らす為のモノと思っていた方が良いのかもしれない。
そう意味で状態的にカルシウムを摂れるミズアブ常設は良いのかもしれない。
前回は一個しか孵化させられなかった上に、その子も事故で死なせてしまったので今回は頑張りたい。
と言う訳でハッチライト買った。
昔の色々。
2022年02月20日
有尾に対する考察(らしき駄弁り)……の話(タイガーサラマンダー・スポットサラマンダー・アカハライモリ・シリケンイモリ・イベリアトゲイモリ)
有尾類……サラマンダーやイモリの仲間。爬虫類じゃないけど、両生類も好きなので常に何か飼ってる。
ただ、去年の夏にエアコンが止まってしまった日があって、ファイアサラマンダーとアメイロイボイモリ3匹を落としてしまった。特にアメイロイボイモリは幼生から育ててとても良く懐いていたのでショックが大きかったのだ。とにかく、人的ミスなので本当に申し訳ない。
けど、そのトラブルを何て事無しに乗り切った連中もいて、まあ救われた。その面子は今でも元気。
タイガーサラマンダー。有尾類の中でも異質なタフガイ。繊細な連中が多い陸棲サラマンダーの中でも屈強極まりなく、去年の事故の際も30度の熱の中で平然としていた(だからって晒していい訳じゃない。長期的には絶対調子崩す)
当然の様に低温にも強く、人がいられる空間であれば一年通してヒーターもワインセラーもいらない。餌もコオロギ(活・冷凍拘らず)から冷凍魚や肉片、カメのエサまでバクバク食うのでエキゾチックアニマル全体でも見ても飼育は楽でコスパも良い。拘る種類が無く、とにかく陸棲サラマンダーが飼いたいと言うのならコレ一択である。ただし、本当に『異質』なのでコイツが上手く飼えたからと言って調子に乗って他のサラマンダーを同じ感じで飼うと100%失敗する。他のサラマンダーが特別難しいんじゃなくて、あくまで『コイツ』が『オカシイ』のである。
ウチには三匹いて、それぞれ『オビ』・『トウブ』・『ハイイロ』の亜種違いの名目であるが、非常に怪しい。特にハイイロ(向かって右の個体)、調べて見たが絶対違う。ほぼ『トウブ』。良くて基亜種である。そもそもタイガーは流通の過程で混血が進んで大分訳が分からなくなってる模様(なんならウーパールーパーにも血が混じってるらしい。品種改良の合いの手に混ぜたんだとか)まあ、性格は皆変わらないので単純に『タイガーなら良い』なら問題ない。
自分もその口。飼ってて楽しいよ。マジで。
アカハライモリ。
言わずと知れた日本の美麗種にして代表種。
夏の田んぼなんかに生息してるだけあって、有尾類としては異常な程に暑さに強い。かつ貪欲で生餌から人工餌までバクバク食べるから飼育も容易。実際、子供でもちょっと頑張れば金魚感覚で飼えたりする。
ただ、乱獲やら環境破壊やらで減少が激しい種なので大人になって飼育するなら繁殖を視野に入れてくれると嬉しいと思う。正味、規制なんぞかけた所で割を食うのは真面目な飼育者だけで乱獲して売ってる連中なんかは端から気に留めやしない。かえって闇での値段が高上がってウマーされるだけであろう。結局、野生個体の流通を良質なCB個体で潰すしかないと思う。
などと思っているので一昨年の冬から自分も繁殖を試みているのだけど、今の所卵も生んでくれていない。大分太っては来たので、今年に期待。子供の頃は取り合えず産卵~孵化までは普通に出来てたのだけど。変な念が絡むと上手くないのだろうか。取り合えず、偉そうな事だけ言ってても虚しいだけなのでとにかく頑張る。
シリケンイモリ。左が『アマミシリケン』で右が『オキナワシリケン』。
コレも日本が誇る美麗種。
金色の模様が発現する場合が多いオキナワの方が人気があるけれど、アマミの方も朱色の模様が強く発現した個体は妖しく美しい。とは言え、オキナワにも朱の模様は出るし、アマミの方にも金粉が発現する場合もあるらしい。あくまで、割合の問題だと思われ。
生息地が生息地だけに、やっぱり高温には強い。けれどアカハラに比べると陸棲傾向が強くて餌もより生餌を好む。ちょっと玄人向け。
で、こちらのやっぱり捕獲圧が強い。ただ、アカハラに比べると繁殖に力入れてる人が多くて、CBもそれなりに流通し始めている。何より、WCが結構な高値で売られてるのでCBの一番の泣き所である『値段』のでディスアドバンテージがそれほどない。アカハラよりは期待出来る状況かもしれない。
イベリアトゲイモリ。
多分、ウーパールーパー(タイガーの血が混じってる時点でもうメキシコサラマンダーとかアホロートルって呼ばなくていいと思うの……)と並んで一番理想的なペット流通をしている水棲有尾類。金魚感覚で普通に飼える。
とにかく強健で餌食いも旺盛。繁殖も容易でリューシの様な改良品種が普通に出回っている。実際に飼った感想としても、耐暑性も含めて下手すりゃアカハラよりも強い。値段もさして高くないので、お勧めです。可愛いですわよ(餌が不足すると他の仲間の足食い千切ったりするけど……なお、再生)
スポットサラマンダー。
飼育2年目突入。
例のエアコン事件で、何の問題もなく生き延びたのが正直以外だった。ファイアはともかく、強健さではアメイボの方が上だと思っていたのだけど。
考えられるのは飼育環境。
こんな感じで、ほぼ放置状態。餌も定期的にSコオロギやワラジムシ・Sレッドローチ等をばら撒いておくだけ。本人達は夜中に水浴びをするくらいで、定位置の板の下から動かない。
これで太り、育っている。
多分、コレがコイツラの野生での生活スタイル。とにかくストレスが無いんだと思う。
有尾類は本来究極の陰性生物。ちょくちょく人目に晒されたりするのはそれだけでストレスなのかもしれない。考えて見れば、子供の頃飼っていたクロサンショウウオも、水苔を詰めたプラケに潜らせてミミズを放り込むスタイルだった間は問題なく2年も飼えていたのに、つまらないからとアクアテラ風にして捕食が観察できる様にした途端、夏に溶けてしまった。
勿論、相応のノウハウを持った人なら鑑賞に重きを置いたスタイルでも問題なく飼育出来るのだろうけど、自分の様な『下手くそ』はとことん彼らに合わせて方が良いのかもしれない。
とか思ったり。
2022年02月19日
毒龍と水龍……の話(ノギハラバシリスク・インドシナウォータードラゴン)
ノギハラバシリスクの小さい方。オスである事を期待中。この大きさでソコソコクレストが伸びてるんで期待出来るかも。
そもそも上手く行ってると思ってたベトナムクシトカゲを落としてしまって、『やっぱり樹上性トカゲは自分じゃ無理か』とか思ってた時に思い出した連中。
前々から興味はあったし、実際ウォータードラゴンの方は過去に2回程飼育する機会はあった。ただその2回とも、こっちが腰の据わらない状態で飼った為に(不測の事態で譲られて、金の無い学生だった為に満足な環境を用意出来なかった&注文して取り寄せて貰ったけどボロボロのWCを碌にトリートメントも無しで渡されて立ち上げられなかった)殺してしまってやっぱり及び腰になってた。
あとはまあ、双方それなりに大型になるトカゲなのでスペースを考えてどんなもんかと思ってた次第。
けど、とあるショップで長期ストックされてるノギハラを見てキュンと来て。調べて見たらノギハラはバシリスクの中でも小型とあったので決心して購入。一緒にグリーンバシリスクもいて、そっちにも惹かれたけどアッチは1m超えちゃうからしばし考えようとなったのだ(ノギハラは70㎝内外)。後はまあ、ノギハラはアメリカのフロリダ州で帰化してて、外来生物として駆除捕獲された連中がペットルートに回ってるとの事。ならまあ、気分的には罪悪感も薄いかなと。くだらない自己満足w
それで飼い始めたのは良いけれど、コイツがまあツンデレのツンしかない。長期ストックされてた筈なのに人馴れなぞ全然してなくて。人の顔みりゃ走り回り、しまいにゃシェルター兼登り木として入れてたコルクチューブに籠ったまま出てこなくなった。
まあ完全に引き籠った訳ではなく、人がいない間に出てきてはコオロギ食べたりはしてたのだが如何せん虚しい。ぶっちゃけ潜り系のオオアシカラカネトカゲやフェルナンデススキンクと言った連中の方がまだ愛嬌がある始末。で、こう言う状況は実はあんまり良くない。人間てのは相応の反応があってこそマメな世話をする気にもなると言うモノで、余りにも見る意味がなかったりするとどうしても管理が雑になる。こんなのはほぼ知性生物の性みたいなモノなので、飼育者の心構えが悪いとか精神論を言ってもしょうがない。綺麗事に拘ってると碌な結果にならないと言うのが経験談。現実は現実。素直に世話をする気になれる対処を取った方が良い。
ではどうするか。何の事は無い。世話をする気を引き出してくれる役者を連れてくれば良いのだ。
で、バシリスクと同じ環境で飼えてなんぼでも愛嬌が良いとなるもう選択肢は決まってしまって。南米のバシリスクのアジアにおけるカウンターパート、『ウォータードラゴン』である。
こっちには『インドシナ』と『ヒガシ』がいるけれど、オーストラリア産のヒガシはべらぼうに高価なので貧乏人の自分の選択は必然的にインドシナの方になる。
幸い、インドシナは大体いつでもいるので、以前の教訓から今度はしっかりショップで調整された個体を購入した。
で、飼ってみるとコレが実に良い。餌はピンセットから普通に食べるし、人の顔見てバタバタもしなけりゃ引き籠りもしない。おかげ様で世話が楽しく、ついでにバシリスクの方も世話が行き届く(なお、バシリスクの方は餌を食う所は現在に至るまで一回しか見て無かったり……)
最初のうちはこんなので飼ってたのだけど(60×45の標準型水槽)、流石に狭く感じて来たので増設。
現在はこんな感じ。
バーベキュー網で縦に増設。材料は全部百均。ダイソー万歳。
ただ、コレだと乾燥が過ぎるので噴霧器も設置。生体代除けばコレが一番高価だけど、それでも4000円ほど。昔は此れより使い辛いモノが数万で売ってたので、良い時代になったと思う。
とにかくコイツら乾燥すると自慢のクレストが伸びなくなるので湿度大事。まあ、死にはせんのだけど。
そんなこんなでしばし経ち、たまに見るバシさんは順調に大きくなれど、肝心のクレストが一向に大きくならない。
乾燥を加味しても、明らかに小さい。この時点でほぼメスと認識。
バシさんは伝説の小さき毒龍、『バジリスク』の御名を頂くほどに立派なクレスト(トサカ)が醍醐味なのである。どうせバシさん飼うならその御姿を拝顔しなければ意味がない。
と言う訳で、思い切ってもう一匹。もう、最終的には小さな温室でも使うつもり。丁度昔イグアナ飼ってたヤツのフレームが残ってるのだ。
で、ソレが此の子。この写真は結構前ので、一番上のが今の写真。明らかにクレストが大きくなっている。期待出来るかもしれない。
出来る事なら子供見たい。
飼ってる感じとしては、ちゃんとショップで調整された個体を導入すれば明らかに飼い易い(バシさんは少々性格に難があるが)。
樹上性のトカゲはカッコいいので人気があるが、安価で小型のクシトカゲとかキノボリトカゲ、カロテスなんかはガチで難しい。モリドラゴンなんかソレに加えて結構高い。
有名どころじゃグリーンイグアナがいるけど、普通の人は止めときましょう。縦横無尽に走り回る言う事聞かない大型犬飼う覚悟と財力とスペースがあるなら別だけど。あと、慣らし損ねるとガチで悲惨よ。
なので、室内温室くらいまで用意出来るならやっぱコイツ等がお勧め。まだWCが幅利かせてる連中なので、出来る人は繁殖まで視野に入れた方が良いかも。ヒナタヨロイトカゲの惨劇は精神的にキツイのだ。
でもまあ、無理はしなくて良いけどね。苦行になっちゃうと本末転倒だし。まずは正しい知識で楽しみましょう。
あたしゃ、取り合えずバシさんを緩々頑張って見ようかね。まだまだ先だけど。
2022年02月14日
大目に見てくれ……な話(色々)
すいませんねぇ。すっかりサボっちまって……。いやぁ、この間生まれたマラカイトハリトカゲのベビー達が成す術なく全滅してしまって立ち直るのに時間が……。
餌食いも問題なかったし、水飲みも確認してたんだけどねぇ。一週間目くらいから一日一匹ペースで落ちて行って……。
何でか考えて、怪しいとしたら個体間のパワーバランス? 割と決まった個体が定位置を独占してた様な……。とは言え、最後に残った一匹も落ちてしまった訳だしなぁ……。取り合えず、次の機会があったらもっと広いケージを使って見ようとしか……。
まあ、他の連中はそれなりに……。バタフライアガマはあんまりデカくならないんだけど(そもそも冬で半休眠状態っぽい)久しぶりに全身晒したノギハラバシリスクは随分でっかく&ごつくなってた。けんどこの大きさになってもクレストが小さい(湿度不足抜きにしても)のでメスっぽいわね。もう一匹のおチビ君に期待しようかね。ほんでもってコイツ等ホントに目の前で餌食わない……(成長してるから食ってると言う判断)単純にこの手の樹上棲トカゲ飼いたいなら、圧倒的にウォータードラゴンをお勧めする。間違ってもモリドラとかクシトカゲに行くんじゃないよ(でもクシはも一回だけ挑戦したい……)
安心安全のウォーター君。でもショップでしっかりケアされたCBを買うのが安全。CBでもさして高くないし。
最近気に入ってるのがヌマヨコクビガメ君。ハマってしまって2匹追加してしまった。ケージも大きいのを作成。例によって大したモンじゃないけど。
随分前に10年飼ってたオオアタマガメを落としてからミズガメはもう飼わないと思ってたんだけど……(管理が大変)
まあ得てして生物好きの『もう飼わない』はアテにならないのよね。
とにかく、世話してて楽しい。やっぱ、爬虫類の中でも愛玩ペットとしては飛びぬけてるよね。
あと、ネットで見て試して見たらホントに咲ヒカリ(鯉の餌)の嗜好性が高くてビビった。値段が何倍もするカメ専用の飼料よりずっと。水も汚さないし、老舗の実力は凄い。
まあ、一番好きなのはやっぱ生餌だけどw(ウズラとかワカサギのきざんだヤツ)
またジーベンとか飼いたいなぁ……。