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2009年03月02日
インフルエンザ、A型が復活!
先週で、インフルエンザA型の検出はおさまったのかと思っていたら、昨日の検査でA型がひとり検出されました。
昨日は日当直。インフルエンザの検査は、平日よりも、かえって、休日の方が多い気がします。平日は、開業医にかかっているのかどうなのか。
まず、実際の昨日のインフルエンザだけの件数は、19件。そのうち、陽性は、前述のA型がひとり、B型がふたりでした。
昨日は、輸血の至急もあり、備蓄の血液もなくなって、血液センターにA型を10単位注文しました。そしたら、血液センターでも、400ccが足りないから、200cc2本で使ってくださいと頼まれました。200ccの輸血は、実際のところ、現場での使用は少ないのだから、余してしまうのかもしれません。献血される方は、是非400ccでお願いします。
2009年02月27日
2009年02月13日
インフルエンザは、AからBへ
[インフルエンザ] ブログ村キーワード
インフルエンザは、先週あたりから、だいぶ沈静化してきたような。
それでいて、A型は減って、逆にB型が増えてきました。
いま、外は、雨の音がしている。ほんとに、季節外れのような。・・・FC2 Blog Ranking
すべてのインフルエンザの起源は鳥
喜田宏・北海道大大学院教授によると、「カモから検出されるH5N1の遺伝子構造は100年前と変わらない」そうである。
インフルエンザの宿主であるカモは、インフルエンザに感染していても発症しない。インフルエンザウイルスの伝播はどうやって起こるのか。
まず、インフルエンザをもったカモが越冬のために飛来し、そこで川などの水中に糞を排泄、次に、水鳥のアヒルなどに感染、それから、人間に飼育されている鶏にも接触して感染していくと考えられている。
ここから、豚に感染すると、人間にも感染するタイプに遺伝子の構造が変化してくるのである。それが、新型のインフルエンザとなるわけだ。
そもそも共生し得ない動物同士が接触することで、ウイルスが別の動物に感染しやすく変異していくということ。珍しいペットを飼うことは、気をつけなければいけない。続きを読む...
2009年01月29日
成田空港で「新型インフル」騒ぎ
新型インフル疑い一時騒然 成田空港、職員ら隔離
香港から成田空港に到着した台湾人の男が入国チェック中に倒れ、簡易検査で新型インフルエンザの発症を疑われたため、立ち会った東京税関や入国管理局の職員らが一時隔離される騒ぎがあったことが29日、分かった。男は精密検査で大量の覚醒(かくせい)剤入りの袋を飲み込み中毒症状を起こしていたことが判明、騒動は終息した。
まあ、パニックになった感じだが、ある意味、危機管理のいい練習になったのではないでしょうか。
さて、別の意味で問題があると思うのだが、
「空港内のクリニックでインフルエンザの簡易検査を実施したところA型の陽性反応が出たのに、成田市内の別の病院での詳細検査では2回とも陰性反応だった。」ということだ。
詳細検査というのは、どういったものなのか、知るすべもないが、それよりも一般的に行われている簡易検査の信用性がないということなのか?
上の写真は、一般的な検査室で使用されている検査キット。この場合、Aのところにラインがみられるので、インフルエンザA陽性と判定する。
新型インフルエンザの検出はできるか?もご覧あれ。
2009年01月26日
インフルエンザAが流行っている
昨日は、日当直。
快晴だったから、精神科病棟の廊下の窓からみえる五葉山は、とてもきれいだったよ。
救急センター外来からの、インフルエンザ検査の依頼は、20件程度だった。そのうち、陽性だったのは、半分ぐらい。
<インフルエンザ関連のニュース>産経新聞
福島の高校練習船で16人インフル 実習取りやめ 2009/01/25 21:32
鳥インフルで女性が死亡 ウイグル自治区 2009/01/24 22:28続きを読む...