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2001年12月02日

はじめての病原菌発見

最初に発見された病原菌は、いまアメリカで騒ぎになっている炭疽菌である。 発見者は、ロベルト・コッホで、彼は、炭疽にかかった羊の血液中に棒状のものを顕微鏡で見つけた。そして、コッホは、ハツカネズミの実験で、この棒状のものが炭疽の病原体と考え、1876年に発表したのである。 その後病原菌は、 1880年、腸チフス菌(エーゲルとガフキー) 1882年、結核菌(コッホ) 1883年、ジフテリア菌(クレプスとレフラー) と、次々に発見された。 病原菌の発見は、顕微鏡の発達と染色によりなされたわけであるが、 最初の染色は、アニリンで染める方法が、コッホ、サロモンゼン、エールリッヒらによって開発された。 1884年には、オランダのグラムが、「グラム染色」を開発した。(もっとも基本的な細菌染色として、現在使われている。) 011202.jpg011125.jpg
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