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2001年09月04日

「さっき、なにがないって言ったんですか?」

と、病棟の看護婦から電話。 「ちょっと待って下さい。」 一応、確認してから、 「血液検査の伝票です。」 「血液検査?」 「ああ、通称”マッケツ”です。」 すると 「それ、いらないです。」 伝票には、”血液検査”とあるのだが、これでは通用しないみたいだ。 いっそ、伝票も、”マッケツ”とか”ジケツ”とした方がいいのではないか? 結局、その検体は、A1Cであった。ちゃんと、伝票が出ていた。 しかし、「いらない。」と言った看護婦も看護婦だ。 肺機能の患者(87歳男)。 「わたしが声掛けますから、言う通りにやってくださいね。」 「はい、変わりないです。」 まさに、“志村けん”状態。^^; 結局、うまく出来ないので、中止にしてもらった。 A型でクロスがあった患者(93歳)の娘さん。 「“わたしの母は、O型です。”と、言い張ってきかないんですが。」と、看護婦。 再検したが、やはりA型。 「血型が違う。」って言われると、ドキッとするが、大体が記憶違いだ。
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