昨日は東京都板橋区の昔の中山道の宿場町「板橋宿」(上宿、仲宿、平尾宿)近辺をぷらぷらしました。
板橋宿は中山道で日本橋をスタートして最初の宿場町、且つ私の出身地である川越に向かう中山道の脇往還「川越街道」起点の「平尾追分」がある場所でもあります。
中山道では長野県の奈良井宿、妻籠宿、そして現在は岐阜県中津川市となった馬籠宿みたいに今でも“らしい雰囲気”(馬籠宿は結構いじってますが)を醸し出している場所もありますが、「人の往来が盛ん」という意味で現在では商店街になっているケースが結構あります(中山道に限った事ではないですが)。
情緒的な部分はともかく、寂れるよりはいいと思います。
JR板橋駅からスタートです。
現在工事中で、こちらは西口(仮)です。
まずは腹ごしらえで、「新潟あっさり醤油ラーメン」の「中華そば来味(らいみ)」です。
こちらの店舗は以前新潟市江南区の亀田店が東京に移転した形になります。
「チャーシューメン(大盛)」
最初「ラーチャン」(ラーメン+チャーハン)にしようと思いましたが、今日は店主1人のいわゆる「ワンオペ」営業だったのでラーメン類のみでした。したがってチャーシューメンを選択
ストレートの細麺。黄金色の繊細な感じのスープですが煮干しの出汁がよく効いていました。チャーシューは薄めのスライスで中々でした。
カロリー補給(笑)が済んだところで散策再開です。
何だか中華街の門みたいですね。交差点の名前が「旧中山道仲宿」と言うのも味があります。
石神井川に架かる橋、その名も「板橋」
板橋の地名の由来となる橋です。
川に因む「地名の由来」と言うとクアラルンプールを思い出してしまいます。
クアラルンプールとはマレー語で「泥水が混ざり合うところ」と言う意味で、市内中心部でゴンバック川とクラン川が合流して作られる状態が由来ですから。その場所で2014年9月26日に撮ったやつです。
石神井川と板橋
現在はコンクリートの橋ですが、“板っぽさ”も感じられますね。
門とその先には板橋
板橋宿中宿跡の碑
交通量の多い道路に囲まれた場所にあります。
中山道から川越街道が分かれる平尾追分
右側が中山道(旧)、左側は川越街道(旧)なのですが、川越街道(旧)は現在の国道17号の部分を少し通って西の大山方面に向かうルートです。したがって、現在のこの箇所だけに関しては川越街道(旧)だった道のほうが太いです。
甲州街道から青梅街道が分かれる「内藤新宿追分」、中山道から北国街道が分かれる「信濃追分」とか「○○追分」って何だかいい響きです。
国道17号の反対側から見た平尾追分
言葉だけだと分かりにくいので地図で表すと、まず赤◎は平尾追分で、昔の川越街道は赤の矢印の通り西に向かい、黄緑△地点の現在の「大山西町」から先はほぼ現在の国道254号のルートで川越に向かいます。
途中下頭橋や朝霞・新座や川越の南東部などでは現在の国道254号から旧川越街道として分岐し、平行してまたその後合流する箇所があるので「ほぼ国道254号のルート」と言う訳です。国道254号と言っても国道463号(浦所バイパス)との重複区間や富士見川越バイパスはこの場合関係ないので。
国道254号は地下鉄本郷三丁目駅近くの交差点で国道17号から分かれ、池袋で明治通り等と交差する「池袋六ツ又交差点」までが春日通り、その六ツ又交差点から川越市の新宿(あらじゅく)町北交差点までが「国道254号(川越街道)」となります。
現在の国道254号目線で言うと、この地図では青◎が池袋六ツ又交差点で、青地白抜きの矢印で進んで黄緑△の大山西町で“昔の川越街道ルート”と合流です。
東武東上線・大山駅から川越側の1つ目の踏み切りから見た商店街の「ハッピーロード大山」入口
この踏み切りの道もハッピーロード大山も旧川越街道です。現在は屋根付きの旧街道と言うのも面白いですね。
「江戸時代、ここは川越街道として人が往来していた」とか想像すると、このカーブも何だか味わいのようなもの感じてしまいます。
ハッピーロード大山が終わり、国道254号が見えてきました。
国道254号側から見たハッピーロード大山出口(と言うか254側入口)
左のほうのボード&国道エンブレムに「川越街道254」と表示されてますね。
国道254号大山西町交差点
ゴール
の東武東上線・大山駅
暑かった事に変わりはないですが、建物の日陰あり、屋根付き商店街ありで歩いていてもそれほどキツくはなかったです。こないだの千葉のほうがよっぽどヘビーでした(^_^;)。
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