最近、餡子作りはしていなかった。
長女とその友人が遊びに来ると聞いたので「一つ珍しくもないが羊羹でも作ってやろうか」という事になり白いんげん豆と小豆を水に浸す事から始めた。
今回それぞれ250グラムずつを計って作業開始するにあたり、充分水に浸してからじっくり茹でる事にした。
水に浸す事14,5時間。
その後たっぷりの綺麗な水でじっくりとゆで上げるのだが、指で摘まんで潰れる位になる迄こまめにチェックしなければお湯が吹きこぼれてしまうから要注意。
この後の裏ごし作業が嫌になる程大変であり、根気を求められる作業が続く。
今回は小豆をじっくり茹でたので、比較的楽であったが、それでもそれぞれ小一時間は奮闘せねば。
裏ごし作業 裏ごし後の白餡、黒餡とカスの皮(実際は栄養価が大)
白いんげん豆と小豆を裏ごし後、それぞれ別の容器に移し、残った皮も別容器に移し保管。
白餡と黒餡を甘さ控えめにして、砂糖を加え餡子作りを始めるが焦げ付かないようにつきっきり作業。
インゲン豆と小豆の皮は栄養価が高いので無論捨てることなくお汁粉に使う事にした。
そのまま使っても良いのだが、すり鉢に移し擂り粉木棒で裏ごし位の時間をかけて更につぶす。
この皮の餡子は濾した餡より栄養価は絶対に高い。
旨味等は独特で深いような気がする。
結果として3種類の餡子が出来上がった。
白餡は夕月と言うこじゃれた洋菓子風の羊羹にして、黒餡はチョコとコラボさせてみようと挑戦する事に。
白豆黒豆の皮で作った餡子はお汁粉にして楽しもう。
こうして3種類の餡子が本来の形や目新しい形に変化し楽しむ事にした。
娘だけでなく、ご近所さんにも少し持って行こう。
※濾した残りの皮は果物の皮と同じく栄養価が高い。
お米も精米し白米にして多くの人が食べるが、玄米はきついが5分付き位の方がはるかに米に甘みが残り美味しく食べられる。
妻などは「白米はノリを食べているようなものだ」と酷評する。