アフィリエイト広告を利用しています

2020年10月26日

水に流す 3  すみません=すいません  

人は何か相手に対し過ちを犯した時、「水に流して」と、依頼懇願する。

水に流す、水をながす、川に流すということになるのである。
水に流す、ということは、そこが綺麗になり水が澄んでいるということである。
ゴミがあれば流れが滞り、水が澄んでいるとは言えない。
つまり、流れをとめ澱んだのは、私の責任ですということに繫がる。
そこで、澄んでいません、澄みません=すみません=すいませんの謝りの言葉に繫がるのである。

日本人は事が起きた時、すぐ「すいません」と、謝りその場を治めようとする。
この国民性は島国である日本だからであるといわれている。
他民族から征服される危険性がある民族にとっては、まず自分を守る事が大事になるのである。
一方他の国から攻撃を受けた事がない日本人は先に謝って、いざこざを起こさず、その場をまとめた方が無難
と思い、水に流して妥協しようとしたのである。

昔聞いた話であるか、本より認識したことかどちらか判らぬが、アメリカ人は借りたペンを壊しても、「君
から借りたペンは弱いペンだ。
寿命が切れそうなものを貸すのはよくないね」と、逆に攻められかねないと。
これが日本人だったら、壊れていたペンであっても、自分が壊したのかなと思い、「すみません」「壊したよ
うです」と。

日本人は先ず謝ってその場を穏便に済まそうとするが、謝れない外国人は非は自分にあると謝ってしまうと、
どこまでも責任を追求されることを、恐れるからであろう。だから謝らず、相手を攻めるのだと。
日本は現在に至るまで他の国から侵略されたこともなく、ほとんど同じ民族だけでの付きあいで来たことか
ら、正面から対立するよりもまず、「すみません」と、謝ってしまった方が、相手もあまり追求してこないだ
ろうとの一種の防御からであろうと思われてきている。  
この水に流す、川に流す、流れを濁さずに澄ますと全て水に繫がるのである。

人間の体の八割80%は水分であるということも、深い繫がりがあるかもしれないのではないかと思う。
太陽系の中で水がある、青い惑星、地球は素晴らしい。水があったればこその生命ではなかろうか。

この水に関わる言葉として多くの行事などの単語がある。
例えば、流し雛、洗礼、水引、産湯、末後の水などと多種多様にある。
水入らず、水も漏らさぬなどとの、水に絡めた言葉を数え上げれば切りがない程あるのではないか。

これらについては、後日に記せれば幸いである。

この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10297909
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2024年08月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
昔の教師 by 戸村里香 (01/06)
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
家族(258)
料理(87)
動物(76)
作業(116)
友人知人(68)
住みし処 地球(274)
危機対応(305)
業務(102)
好み(112)
環境(46)
旅行(88)
健康(26)
雑学(17)
プロフィール
小豆洗いさんの画像
小豆洗い
プロフィール