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2020年10月27日

治部煮(じぶに)

ツアー旅行で金沢に行った時、夕食に別枠で申し込んだ料理が治部煮であった。

市内の日本料理店に車で連れていかれた。夕食代は記憶では5,000円であった。
治部煮の治部と言えば、石田三成時部少輔であり彼は豊臣秀吉政権下、五奉行の一人であった。
三成は従五位下治部少輔に叙任されており、秀吉から「治部、治部」と呼ばれていたドラマが、記憶に強く
残っていたことから、石田三成にちなんだ料理かと思っていた。

勝手な思い違いはいけないと思い、治部煮とは何かなと、ツアー申し込み時点で調べてみた。
鴨肉を使用した煮物で有り、生麩や野菜と共に濃い目の煮汁で煮る、金沢の代表的な郷土料理として有名で
あると辞書に載っていた。

さて、治部煮の由来としては、じぶじぶと煮込むからじぶ煮=治部煮とも。
また、兵糧奉行の岡部治部右衛門の名からつけられたとも言われているとのこと。
どちらでも良いが、自分としては三成の治部の方がいいな。

部屋に通され、コース料理の何番目かで目玉の治部煮が出てきた。
早速、口に運ぶも肉が鴨ではなく明らかに鶏だったので、仲居さんに「治部煮は鴨肉でないのですか」と、聞
いた。
その時の私の顔はきっといやらしい表情ではなかったかなと、少し反省。いかにも食通のような、にわか知識
を降り蒔く嫌われ者のタイプではなかったのかと。しかし、そんな心配は全くいらなかった。
いとも簡単に、「今日は鴨肉がなかったので鶏肉です」と、かわされた。
後で判ったのだが、どちらの肉でも可と言う説明も後書きであったのには、少し驚きの治部煮であった。

今、治部煮について書きだしたところ、テレビで【ゲゲゲの鬼太郎】を放映しだした。
今日は(小豆洗い)と(小豆はかり)の巻であった。

これが私のブログの題目の基か、私が妻に追い立てられあれやこれやと、せわし気に働く姿を娘が小豆洗いみたいだねと、言ったのが始まりであったが、見ていたら心優しい妖怪であったので心なしかホッとした。

posted by 小豆洗い at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理
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