2024年03月06日
綺麗なおばさん、そうでないおばさん
テレビコマーシャルに女優さんが出てくる事は近頃ではごく普通の光景である。
しかし余りにも若かりし頃との違いに驚く事がある。
誰しも歳を取る事は避けようがない。
60,70のおばあさんになっても、綺麗な老け顔でテレビに出て活躍している姿を拝見する。
流石に若い頃のみずみずしさはないにしても、綺麗さは失われていないなと感心する事が多い。
太らずある程度ピチピチさを保ち、品のいい大人を画面より滲みださしている。
そう言う往年のスターの貫録をかもし出している女優さんがいる中で、「なぜこんなにくたびれた汚い(失礼さは百も承知)姿になってしまったんだろうと哀れみすら感じてしまう女優さんが時折、過去の実績からかコマーシャルに出てくる人がいる。
どうしてこんなにくたびれた顔になってしまっただろう、当時の綺麗さは何処に行ってしまったんだろうと。
妻に「今出ている〇〇さんは、どうしてあんなにこ汚くなっちゃたんだろうね」と言ったら「あの人は最近ドラマなんかに一切出てきていないし、昔はいざ知らず近頃売れていないからじゃない」と。
確かにそう説明されてみれば売れっ子であれば常に周りから日々注目されているから、人目を気にして「自分がこうして必要とされるのは今の自分を磨いているからだ」と思い日々努力するが、余り売れない過去の人は周りの目も気にすることなく自堕落に暮らしているから老化に磨きがかかるのかもしれない。
人それぞれ劣化の進捗度もあるだろうから一概に評価を下すべきではないと、頭で判っていても凡人であるが故に中々難しい。
何故こんな事を言うのか。
それは、自身が小汚いじいさまにならずに「うちの爺さんは、結構洒落者でしょう」と孫達に評してもらいたいから自分を磨いているのである。
歩く姿にしても足の配り、腰の伸ばし方、背を丸めず心持胸を張って一歩一歩闊歩するように歩を運んでいる。
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