施設ほぼ全景と隣接駐車場・多くの車は撮影位置より後ろ側に5,60台
人とのコミュニケーションは先ず第一に「おはよう、こんにちわ」等の挨拶から始まるであろう。
挨拶を満足に出来ない者は恐らく仕事にしても、勉強しても満足な結果は得られないであろう。
そんな私だから当然子供達に対しても、目の中に入れても痛くないと言われる孫達に対しても厳しく叱り、指導している。
私の仕事のない日、妻と一緒に雨でもない限り畑に出ている。
時として6時前から、大体は7時前からである。
今、畑には、たくさんのペットボトル(優に2,30個を超えている)の風車が風を受けカラカラ廻っている。
妻は種を撒いたり、育った作物を収穫しているが、私は妻の下職人であるから草取りなど下を向いたままの雑作業が多い。
我家の畑の隣は老人の介護施設が出来、多くの従業員が出入りしている。
駐車場には従業員だけでも70台以上の車が止まっているから、大きな施設である。
我々が畑に出て作業していると徐々に、早朝出勤の人達が車を駐車場に乗り入れてくる。
パタンとドアの閉まる音がしてから数分後、施設に入るヘェンスのドアを開けて入って行く。
大概の人は無言で我々の7,8m離れている施設の通路を通ってゆく。
1割位であろうか、明るい大きな声で「おはようございます」と声を掛けて入ってゆく。
妻も私も必ず「おはようございます」と、挨拶を返している。
(論語の大学の中に「人に礼して応えすんば其の智に返れ・・・」とあるではないか。)
元気よく入って行った人に対し、妻と「今挨拶していった人は、入所者に対していい対応をしていて良い人間関係を作っているだろうね」と話しているが、その通りだと思われる。
我が家の小さな畑の隣に大きな施設(最近入所者が立っていない。全員寝たきりの終末者か?)
男の従業員はほぼ全て無言で過ぎてゆき、女性の8,9割もこれまた無言で足早に入ってゆく。
挨拶をする心のゆとりすらないのであろうが、そんな人たちに看護されている入所者も大変であろう。
挨拶は最低限度のコミュニケーションだから、孫達にこれからも優しく厳しい指導をしていこうと思う。
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