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2017年09月13日

かき氷のシロップは実は全て同じ味? 違いを生んでいるのは香料?





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夏になると妙に食べたくなるかき氷。

そんなかき氷には実は面白い都市伝説がある。

それが、「かき氷のシロップは全て同じ味」

んな、ばかな!と思うかもしれないが、この都市伝説。

実は、真実なのだ。






まず、語弊があるといけないので補足しておく。

かき氷の中でも特殊な味付けに関しては、同じではない。

例えば、コーヒー味、宇治金時、カルピス味などなど。

そういった、ある種特殊な味に関しては同じではない。

そうではなく、一般的に、古くから出店などで提供されているような味。

例えば、イチゴ味、レモン味、メロン味などがそれに該当する。

それらは全て、同じシロップなのだ。

しかし。

実際に食べてみると味は違う。

それはなぜなのか。

実は、その”味”の差を生んでいるのは、香料と着色料なのだ。

つまり、実際の味覚に直結する原材料は同じで、あくまでも香料と着色料によって、メロン味、イチゴ味、レモン味、などに分かれているということ。

なぜこんなことが起こっているのか。

それは、人間が「味」を認識する仕組みにある。

私たち人間は、味覚=口で感じるものという認識がある。

しかし、実際には、口、正確に言うと「舌」で感じる味覚というのは、割合的には、私たちが思っている以上に大きくないとも言われているのだ。

では、それ以外にどんな要素がのかというと、「香り」である。

鼻で感じる匂いで、食べ物の味を感じているのだ。

「え?食べる前の匂いが味に影響しているの?」

と、思うかもしれないが、そうではない。

それも勿論あると思うが、口に入れた後に感じる匂いが味覚に影響を与えているのだ。

それは決して、舌に匂いを感じる器官が備わっているわけではなく、口と鼻が空間で繋がっているから、口の中にあるものの匂いを感じ取ることが出来るからである。

これが、香料の違いで感じる味が大きく変わる理屈だ。

何となく、騙された気分になるが、この程度の都市伝説はまだまだ可愛いものである。

食に関する裏話には、もっと恐ろしい話がたくさんある。

例えば、今、世間で流行っている、野菜ジュース。

コンビニなどに行けば、大量に置いてあるのだが、その野菜ジュースに、もし栄養素が全くない。

…それどころか、むしろ体にとって悪影響があるかもしれない。。

と、聞いたらどう思うだろうか?









タグ:かき氷
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