2009年04月09日
部下の不思議君その2
さらに、こんなことも言い出した。
「僕の足の爪はちょっとしかないんですよ」
「それがどうした」
「たぶん進化です。そのうちになくなります」
「それはめでたい。ぜひ見たいものである」
「僕、サッカーしてたから足の小指の爪が進化したんです」
「進化じゃない。そりゃ変化だ」
「最近の車でいうと、喫煙者が減ったから灰皿が最初から取り付けられてない、みたいな感じです」
「そりゃ、車でいうところのタイヤの磨り減りだ」
「あ、まだあります。友人は手の爪が全部ないです」
「かなりだね」
「はい、そいつは床に落ちた下敷きとか取れませんし、缶コーヒーのタブを開けられません」
「やばいね」
「爪がなくても人は平気なんです」
「いや、障害でてるじゃん」
「進化の法則です。爪が無くても開けられる缶コーヒーが、現代に無いだけです」
「すげー解釈だな」
「僕の進化はまだまだです」
「だから進化じゃねーて」
「足の爪がなくなっても、全然困らないし、むしろ何のための爪かが不明なのだから、進化していけば、きっとみんな僕と同じになるんです」
「ならないです」
「あ、その手の爪が無いやつ、髪も無いです。これはハゲだと思います」
「えっ!! 前者と後者の違いは?」
「前者は進化。後者は老化です」
「僕の足の爪はちょっとしかないんですよ」
「それがどうした」
「たぶん進化です。そのうちになくなります」
「それはめでたい。ぜひ見たいものである」
「僕、サッカーしてたから足の小指の爪が進化したんです」
「進化じゃない。そりゃ変化だ」
「最近の車でいうと、喫煙者が減ったから灰皿が最初から取り付けられてない、みたいな感じです」
「そりゃ、車でいうところのタイヤの磨り減りだ」
「あ、まだあります。友人は手の爪が全部ないです」
「かなりだね」
「はい、そいつは床に落ちた下敷きとか取れませんし、缶コーヒーのタブを開けられません」
「やばいね」
「爪がなくても人は平気なんです」
「いや、障害でてるじゃん」
「進化の法則です。爪が無くても開けられる缶コーヒーが、現代に無いだけです」
「すげー解釈だな」
「僕の進化はまだまだです」
「だから進化じゃねーて」
「足の爪がなくなっても、全然困らないし、むしろ何のための爪かが不明なのだから、進化していけば、きっとみんな僕と同じになるんです」
「ならないです」
「あ、その手の爪が無いやつ、髪も無いです。これはハゲだと思います」
「えっ!! 前者と後者の違いは?」
「前者は進化。後者は老化です」