2009年04月09日
部下の不思議君その1
私の部下にこんなことを言い出す奴がいる。
「僕の目には黒い点がいつも見えているんですよ」
私はそれを聞き爆笑する。
「黒い点? 何が? それは見えてはいけない黒い点じゃないのか」
「いやいや、たぶんそんな悪い奴じゃないと思うんですけど――、でもちょくちょくそれで遊んだりします。暇なとき」
「いまいち理解しがたいけど・・・・・」
「缶を捨てるゴミ箱の丸い穴にそれを入れるんですよ」
「ちょっとまて、その黒い点は君の眼に浮遊していて、それは君の意思で動かせるということか?」
「はい」
「いや、ハイじゃなくて」
「動かせます」
「いや、ちょっと待て、動かせる動かせないとかじゃなくて、それは病気じゃないのか」
「その黒い点は、僕が見ようとする場所に勝手に移動してくるんですよ」
「病気だよ」
「でもたまに、視界から外れたところに行ったきり、なかなか戻ってこないこともあります」
「はぁ」
「基本的に左にいます」
「やばいね。 ようするにだ、君は時として青、黄、赤、黒、の信号機が存在するのだろ」
「はい」
「じゃあ、検品のとき、ディー●スノイ、とかって見えるんだね」
「はい」
「ひょっとして、私の顔に黒く動くホクロがあるのかね」
「そういう解釈もできます」
「かなりやばいね。病院だね」
「今も見えてます」
「マジで!! どこにあるの?」
「鼻の穴に入りました」
「私の?? 取ってよ」
「取れました。今は左にいきました」
「あぁ、動かなくなるパターンだね。完全に病気それ」
「でも、けっこー楽しいんですよ」
「気持ちが悪いよ」
「僕の目には黒い点がいつも見えているんですよ」
私はそれを聞き爆笑する。
「黒い点? 何が? それは見えてはいけない黒い点じゃないのか」
「いやいや、たぶんそんな悪い奴じゃないと思うんですけど――、でもちょくちょくそれで遊んだりします。暇なとき」
「いまいち理解しがたいけど・・・・・」
「缶を捨てるゴミ箱の丸い穴にそれを入れるんですよ」
「ちょっとまて、その黒い点は君の眼に浮遊していて、それは君の意思で動かせるということか?」
「はい」
「いや、ハイじゃなくて」
「動かせます」
「いや、ちょっと待て、動かせる動かせないとかじゃなくて、それは病気じゃないのか」
「その黒い点は、僕が見ようとする場所に勝手に移動してくるんですよ」
「病気だよ」
「でもたまに、視界から外れたところに行ったきり、なかなか戻ってこないこともあります」
「はぁ」
「基本的に左にいます」
「やばいね。 ようするにだ、君は時として青、黄、赤、黒、の信号機が存在するのだろ」
「はい」
「じゃあ、検品のとき、ディー●スノイ、とかって見えるんだね」
「はい」
「ひょっとして、私の顔に黒く動くホクロがあるのかね」
「そういう解釈もできます」
「かなりやばいね。病院だね」
「今も見えてます」
「マジで!! どこにあるの?」
「鼻の穴に入りました」
「私の?? 取ってよ」
「取れました。今は左にいきました」
「あぁ、動かなくなるパターンだね。完全に病気それ」
「でも、けっこー楽しいんですよ」
「気持ちが悪いよ」