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posted by fanblog

2017年04月21日

好きなゲーム「ファイナルファンタジーIX」

好きなゲームの話を書きたくなりました。
このブログ、振り返るとゲーム制作の話は書いていても、ゲーム自体の話はあまりしていません。

資料として、ゲームやその要素を調べてばかり。
発売日に気持ちを躍動させながらパッケージを手にする感覚……しばらく味わっていないのもその一因。

これでは不健全きわまりないですね。

そんな反省もあり、昔のプレイ感覚思い出しながら、動画で記憶を補強しながら、好きなゲームについて振り返ってみたいと思います。

PV


◇◇ストーリー

生きる意味を探す者たち――。

 アレクサンドリア王国の王女ガーネットの誕生日を祝うため、王国へとやってきた劇団タンタラスの一団。しかし劇団タンタラスの真の姿は盗賊団であり、その目的は王女の誘拐にあった。

 一方その頃、芝居を見にやってきた黒魔道士の少年ビビは偽物のチケットを掴まされ、1人途方に暮れていた――。

 絵本のようなファンタジックな世界を舞台に、盗賊ジタンや王女ガーネット、ビビが出会い、それぞれの思いを抱えながら、クリスタルを巡る壮大な冒険へと巻き込まれていく。

◇◇

■ゲームらしくないゲーム

飛空艇が飛ぶオープニング。
過去作をオマージュしたネーミングの数々。
FFの代名詞的な黒魔導士は顔が闇のようなビジュアルそのままで登場。
それは設定として活かされる無駄のなさと意外性。

このようにFF9は、かつての懐かしいものに溢れた作品です。

オープニングの飛空艇からしてファンタジーなのですけれど「ノスタルジック」や「絵本」「童話」そんなワードが浮かぶ、FFらしくないFFという印象があります。

ロゴにはクリスタルが描かれて「原点回帰」と銘打たれているものの、いっこうに登場しないクリスタル。

ファイアを撃ち、ケアルで癒しているのですけれど、FFをしている感じがしない不思議。
まるで演劇を観ているような感覚が常にあるのです。
そしてこの雰囲気が私はたまらなく好き。

■システムも劇

FFはシリーズによって、パラメーター上はキャラクターごとに差別されていなかったりします。
全員が二刀流でみだれうちを可能とするFF5などは、その典型ですね。

FF9はそうではなく。

スタイナーは鈍足物理アタッカーだし、ビビやダガーはどうカスタマイズしても後衛タイプ。
この役割は終盤まで一貫して変わりません。

登場人物も配役の延長と考えるなら、システムまで劇の延長。
これは考えすぎかもしれませんけれど。
でも誰も誰かの代役をできない個というのを、システムからも感じ取ることができます。

■セリフ回し

主人公は金髪に尻尾の職業盗賊のジタン。
キザ&飄々な体はどことなくFF6の盗賊ロック・コールの面影を感じます。

「誰かを助けるのに理由がいるかい」

このキャッチコピーは彼の名セリフであり、FF9を象徴するフレーズ。
雑誌とかCMとかで見かけることが多く、ヒロイン相手に使うとミスリードされた人は多いのではないでしょうか。

このセリフの後に続くエンディングの流れも秀逸。
プレイした方は覚えていらっしゃいますか?


20170421-1.jpg
舞台上のこのセリフから

20170421-2.jpg
舞台に駆け寄るまでの流れ

20170421-3.jpg
カメラは後ろを追いかけ……劇は舞台の上で終わります。

20170421-4.jpg

「ねぇどうして助かったの…?」

「助かったんじゃないさ 生きようとしたんだ」
「いつか帰るところに帰るために」

ベタであり、王道です。
でもこの予定調和感も私は好き。

■FF9という劇中劇

最初に挙げた「ゲームらしくないゲーム」という感覚。
最近になって、考えることがあり、ようやくその正体が分かりました。

FF9はやっぱり劇なんですよね。
作品の構造全体もディテールも。

・オープニングで登場する劇場型飛空艇
・チケットを手に入れて客視点でテーマパークに入るような演出
・……からの巻き込まれて舞台側に引きずり込まれる展開
・主人公の芝居がかったセリフ群
・一見してステレオタイプな登場人物=役
 典型的な堅物のスタイナー
 異能スキルを持ちながら小心者なビビ
 決意を秘めたヒロイン、ダガー
 ……etc
・最後はそれぞれが役を終え、舞台上で大団円を迎える

プレイヤーはNewGameを押した瞬間から、観客の1人になっていたのだと思います。エンディングを見届けて、振り返りながら席をたつまで。
だからゲームらしくないゲーム、FFらしくないFFなのかもしれません。



◇◇

ゲームの話をしようとしていたのに、結局は劇とか言ってしまうのは、なんだかなと思わなくもありません。

でもやっぱり記憶に留まる、良い作品です。
こんな感じで他の作品にもフォーカスできたなら。

それにしても飛空艇が登場する物語って、なんか雰囲気がいいですね。
飛空艇の旅、もしもそんな機会に恵まれたなら、視界に映る景色を楽しみたいものです。
良い旅を、ですね。
posted by tabirpglab at 01:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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