2017年01月31日
実らない経験でも活かすことができるという話
雑記のつもりで書きましたが、ちゃんとまとめたくて、コラムカテゴリに登録しました。
2017/1/30現在、ゲーム制作界隈に音楽系の話題があったので、触発されて書いた記事です。
音楽にかかわらず、実らない夢を追いかけた経験がある方の心に、何か刺さったなら嬉しいです。
刺さらなかったら、次に期待してくださいね。
■昔語り
私の昔の話で恐縮ですがお付き合いを。
18〜22歳まで音楽をやっていました。
(私は恋ダンスでヒットしたシンガーソングライターさんと同年齢なので「昔」ですね)
自分で曲を書いて唄う、シンガーソングライター的なスタイル。
使用楽器はアコースティックギター、エレアコ。
ギターブランドは書いたら特定されそうなので、ご容赦を。
遅いスタートなのは、高校まで抑圧されていたので、自分の力で人生を大きく変えたかったとか、そんな理由です。
大学には進学しなかったので、4年間を好きに過ごすと想定した期間限定のシンガーソングライター的な生活。
音楽未経験者だったので、1年目はとてもハードでした。
人に助けられながら、居住環境、働き口を確保して、毎日唄って、弾いて……たぶんこの時期をネタにしたら本が出せるボリュームになります(笑)。
コミュニケーションスキルはこの時に培った代物です。
なければやっていけなかったですねー。
曲は100曲以上書きました。
聴いてくれた方がメッセージを書いてくれるノートが何冊も残ってます。
カメラマンのファンの方も3人ついてくださり、写真が今も何百枚とあります。
風化しない思い出、沢山あるんですよ。
こんな風に書くと自慢話かよってなりますけど……まぁ自慢話ですね。ごめんなさい。
でもオチもあって。
活動3年目に同県内のアマチュアミュージシャンから数組を選抜してコンピレーションアルバムを発売するという企画があり、なんと私、選ばれたんですね。
打ち合わせもして、ステージ出演やプロモーション活動もして。
やっと世の中に成果を残せると思ったのですが……企画、なくなっちゃいました。
そうこうしている間に、私のアマチュアミュージシャン活動はタイムアップ。
■実らない夢の後に残ったもの
音楽活動に捧げた4年の月日は無駄だったか、遠回りだったか。
そんなことは勿論なくて。
その後、普通の会社員になりましたがとても苦労しました。
4年何やっていたの、って聞かれますからね。
ありのまま話しましたけど。
でもコネとかじゃなく、自力で立派な会社にも入れましたし、実は会社員としても、なかなかな成果を出せています。
苦労と言いつつも、あの時代に乗り越えた事と比べたら、何でもないことばかり。とても楽しかったし。
そして今、ゲーム制作でも良い影響を与えていて。
作品のテキストや、言い回しの一部は、音楽への情熱や過去の私の性格が隠し味になっています。
音楽に限らず、人を構成する経験が作品のスパイスになっているのだと思うから。
だから私は作品よりも人を見て、人の中にあるものを探して、感じようとしてしまうのかもしれません。
それが良いことなのかは、わかりませんけどね。
でも作品をつくるのは人だから、やっぱり人のいいところを見つけて、その人ごと作品を好きだって言える人でありたいですね。
どっちかだけ、ってのは少し違うかな。
■エピソード
話の終わりに。
一番楽しかった記憶は活動後期に、とある自治体のイベントに出演したときのこと。
仲のいいお仲間ミュージシャンと、応援してくださるファンの方と車2台を使い、数時間かけての遠征ドライブ。
普段使いの車も、ギターを乗せればバンドワゴン。
この時の光景に負けないワンシーンを頭の中に描きたくて、今日も制作を続けています:)
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
2017/1/30現在、ゲーム制作界隈に音楽系の話題があったので、触発されて書いた記事です。
音楽にかかわらず、実らない夢を追いかけた経験がある方の心に、何か刺さったなら嬉しいです。
刺さらなかったら、次に期待してくださいね。
■昔語り
私の昔の話で恐縮ですがお付き合いを。
18〜22歳まで音楽をやっていました。
(私は恋ダンスでヒットしたシンガーソングライターさんと同年齢なので「昔」ですね)
自分で曲を書いて唄う、シンガーソングライター的なスタイル。
使用楽器はアコースティックギター、エレアコ。
ギターブランドは書いたら特定されそうなので、ご容赦を。
遅いスタートなのは、高校まで抑圧されていたので、自分の力で人生を大きく変えたかったとか、そんな理由です。
大学には進学しなかったので、4年間を好きに過ごすと想定した期間限定のシンガーソングライター的な生活。
音楽未経験者だったので、1年目はとてもハードでした。
人に助けられながら、居住環境、働き口を確保して、毎日唄って、弾いて……たぶんこの時期をネタにしたら本が出せるボリュームになります(笑)。
コミュニケーションスキルはこの時に培った代物です。
なければやっていけなかったですねー。
曲は100曲以上書きました。
聴いてくれた方がメッセージを書いてくれるノートが何冊も残ってます。
カメラマンのファンの方も3人ついてくださり、写真が今も何百枚とあります。
風化しない思い出、沢山あるんですよ。
こんな風に書くと自慢話かよってなりますけど……まぁ自慢話ですね。ごめんなさい。
でもオチもあって。
活動3年目に同県内のアマチュアミュージシャンから数組を選抜してコンピレーションアルバムを発売するという企画があり、なんと私、選ばれたんですね。
打ち合わせもして、ステージ出演やプロモーション活動もして。
やっと世の中に成果を残せると思ったのですが……企画、なくなっちゃいました。
そうこうしている間に、私のアマチュアミュージシャン活動はタイムアップ。
■実らない夢の後に残ったもの
音楽活動に捧げた4年の月日は無駄だったか、遠回りだったか。
そんなことは勿論なくて。
その後、普通の会社員になりましたがとても苦労しました。
4年何やっていたの、って聞かれますからね。
ありのまま話しましたけど。
でもコネとかじゃなく、自力で立派な会社にも入れましたし、実は会社員としても、なかなかな成果を出せています。
苦労と言いつつも、あの時代に乗り越えた事と比べたら、何でもないことばかり。とても楽しかったし。
そして今、ゲーム制作でも良い影響を与えていて。
作品のテキストや、言い回しの一部は、音楽への情熱や過去の私の性格が隠し味になっています。
音楽に限らず、人を構成する経験が作品のスパイスになっているのだと思うから。
だから私は作品よりも人を見て、人の中にあるものを探して、感じようとしてしまうのかもしれません。
それが良いことなのかは、わかりませんけどね。
でも作品をつくるのは人だから、やっぱり人のいいところを見つけて、その人ごと作品を好きだって言える人でありたいですね。
どっちかだけ、ってのは少し違うかな。
■エピソード
話の終わりに。
一番楽しかった記憶は活動後期に、とある自治体のイベントに出演したときのこと。
仲のいいお仲間ミュージシャンと、応援してくださるファンの方と車2台を使い、数時間かけての遠征ドライブ。
普段使いの車も、ギターを乗せればバンドワゴン。
この時の光景に負けないワンシーンを頭の中に描きたくて、今日も制作を続けています:)
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
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