いえ、近況です。
◆制作関連
■作品を振り返って
書くことは躊躇われたのですが、ご覧になった方が得る物もあると思い、意を決して書き出します。
えんため大賞に応募していた「ブックモービル」と「重力ルーペ」は一次通過なりませんでした。
何が足りなかったか、ずっと考えていました。
■不足していたもの
「ブックモービル」は、シンプルの追求だったので、そもそものフォーマットが賞に合わなかった、工夫が不足していたと検討がつきました。
「重力ルーペ」は、キャラクターの描写不足、デフォルト素材制作品との差別化が不足していました。
もっと言うと、キャラクターを動かしたい作品で、キャラクターが動いているように伝えられなかった、その努力と工夫不足だったのだと思います。
■自分で作っていた壁(作品編)
自分が持っていない技能や領域については、ある種切り捨てて、自分ができることを最大限発揮しようとしていました。
例えばキャラクター同士の会話についても、どこか気恥ずかしさを感じていたり、ベタベタになるのを避けてもいました。
AndApp様収録版「重力ルーペ/探求リバーブ」の探求〜で、ささやかに恋愛描写を添えましたが、あれが精一杯という感じでした。……はい。
■自分で作っていた壁(作者編)
web上でエゴサーチをかけると、私の人格について、機械的な人間と思われたり、感情面に興味の薄い技術者だろう等々、ちょっと近寄りがたい印象を持たれているようでした。
これは誤解を作った私の問題ですし、そう見えたんだなーと反省するきっかけになりました。
ブログを始めた当初から、人によって接し方が変わらないように、フラットで努めようと思っていました。
不公平感を感じた場合、その矛先が私にだけいくとは限りませんからね。
なのでTwitterを始めた時に近いほど、機械的なbot的な振る舞いだったと思います。
今でも迷惑をかけないための距離感は大切だと思っていて、でも嬉しいことがあった時くらいは表情を出さないと、作品にも現れてしまうのかなと反省……そして使い始めた顔文字だったりします。
顔文字が(^o^)とかではなく :) 横向きなのは、単に天邪鬼なだけです。はい。
そしてキャラクターの描写が上手な方はTwitterの立ち振る舞いも個性的、という規則性を見出しました。これはジンクスレベルですが、間違っていないかと。
■キャラクターを生むということ
作品の話に戻ります。
キャラクターを作るのに、どこか壁を作っていた私ですが、あるきっかけでこれまでの数倍の設定テキストを作る機会に恵まれました。
気恥ずかしい部分ばかりですし、他の方に比べたらそれでも不足しているのかもしれません。でもそこから見えてきたキャラクターやイラストにとても愛着が持てたのです。
(その喜びは、やっぱり文字では伝えられないのですけどね)
■まとめ
この一連で学んだことです。
・作品のためになることは取り組む
・こだわりと、できないことを避ける理由を同じにしない
すごい格好悪い話なのですけどね、でも多分大事なことです。
拡散しないでくださいませ:)
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