2023年06月19日
Osmo action3で長時間録画する方法(MicroSDXCカード+モバイルバッテリー)
Osmo action3で長時間録画する方法(MicroSDXCカード+モバイルバッテリー)
この記事はアクションカメラ「Osmo action3」で23時間録画するための構成、方法についてまとめています。
長時間、4K画質の録画する場合(ドライブ動画、天体観測、風景の定点録画など)などの用途に役立ちます。
海を1時間録画した動画
https://youtu.be/8dPpE4UnNcM
■アクションカメラ
カメラの候補はGo pro11とOsmo action3でした。
Osmo action3を選んだ理由は、Go pro11に比べて熱暴走(熱による強制終了)に強いためです。
https://www.dji.com/jp/osmo-action-3
バージョンアップで次の通り更新しています。
・ファームウェアバージョン:01.03.10.30
・カメラのファームウェアバージョン:10.00.31.12
■モバイルバッテリー
Osmo action3でも高温環境だと熱暴走は発生します。
熱暴走の対策は空調を冷やすことと、内臓バッテリを外し冷却性能を高めること。
そのためにモバイルバッテリーで電源を供給します。
モバイルバッテリーは次の理由でAnker PowerCore Essential 20000を選択しました。
・Ankerブランド…販売数が多いメーカで高性能、高品質
・白色…外部の熱を吸収し辛い
・20000mAh…大容量で持ち運べるサイズ
Anker PowerCore Essential 20000
□USBケーブル
Anker PowerCoreはUSB-AとUSB-Cタイプのスロットがあります。
給電(録画):
PowerCore---USB-C---action3
充電:
USB-A型のコンセント---PowerCore
このケーブルが1本あれば大丈夫です。
Sweguard USB-C & USB-A 3.1A USB C ケーブル
■MicroSDXCカード
公式の仕様ではUHS-I Class10(転送速度)かつ上限は256GBまででした。
私の環境では次の製品で録画できることを確認しています。
公式仕様を越えて、1TBも認識してくれました。
・SDSDSQXAV-256G-GN6MN
SanDisk製 UHS-I Class10の256GB
・SDSQXAV-1T00-GN6MN
SanDisk製 UHS-I Class10の1TB
※転送速度が遅い場合、録画に支障が出る可能性があります
SDSDSQXAV-256G-GN6MN
SDSQXAV-1T00-GN6MN
録画したデータはMP4形式で3.52GBごとに区切られて生成されます。
4Kの解像度設定の場合、被写体の変化にもよりますが録画時間は5〜8分です。
絵に動きが少ないほどデータが少なく、録画時間が伸びます。
例.動きのあるドライブは5分、動きがほぼない定点録画は8分
■Osmo action3の設定
・フロントカメラのモニターはOFFにします(初期値:ON)
・ステータスLEDはONにします。OFFにすると熱暴走による強制終了に気付けないためです
・HDR 10bitモード、解像度4Kフレームレート30
https://dl.djicdn.com/downloads/DJI_Osmo_%20Action_%203/UM/20230113/DJI_Osmo_Action_3_User_Manual_v1.2_jp.pdf
■検証結果
・ケース1.車で録画(熱環境テスト)
1.車内をエアコンで冷やす
特にフロントに風を送ります。
2.配線をする
Osmo action3---USBケーブル---PowerCore
※Osmo action3の内蔵バッテリは外し、バッテリカバーを開け冷却性能を上げます
3.電源を入れる
モバイルバッテリーの電源(充電確認ボタン)を入れ、Osmo action3の電源を入れます
4.テスト録画を行う
熱がこもっていると30秒ほどで強制終了することがあるため、必ずテスト録画を行います
強制終了が発生しないことを確認したら、本番の録画を行います
この構成で外気温30℃、室内気温20℃で強制終了することなく、1時間以上、撮影することができました。
・ケース2.室内で録画(SDカードとバッテリの長時間テスト)
手順はケース1と同じです。
室温はエアコンなしの20〜25℃程度の部屋で行いました。
稼働時間:23時間(17:23〜16:23)
録画データ:459GB
20000mAhのモバイルバッテリーの稼働時間を活かすなら、512GBのMicroSDXCカードとの組み合わせがバランス良いですね。
SDSQXAV-512G-GN6MN
■どんなことに使うか
冒頭にも書きましたが、ドライブ風景の録画や天体観測に役立ちそうです。
私はアメリカの横断を計画しているので、事前検証を兼ねて行いました。
2022年は世界一の天体観測のためにニュージーランドに行き、本を書きました。
よろしければ読んでみてください。
世界一の星空を観に行く: ニュージーランド・テカポへの個人旅行ガイド
本情報が素敵な体験のために、役立てば幸いです。
この記事はアクションカメラ「Osmo action3」で23時間録画するための構成、方法についてまとめています。
長時間、4K画質の録画する場合(ドライブ動画、天体観測、風景の定点録画など)などの用途に役立ちます。
海を1時間録画した動画
https://youtu.be/8dPpE4UnNcM
■アクションカメラ
カメラの候補はGo pro11とOsmo action3でした。
Osmo action3を選んだ理由は、Go pro11に比べて熱暴走(熱による強制終了)に強いためです。
https://www.dji.com/jp/osmo-action-3
バージョンアップで次の通り更新しています。
・ファームウェアバージョン:01.03.10.30
・カメラのファームウェアバージョン:10.00.31.12
■モバイルバッテリー
Osmo action3でも高温環境だと熱暴走は発生します。
熱暴走の対策は空調を冷やすことと、内臓バッテリを外し冷却性能を高めること。
そのためにモバイルバッテリーで電源を供給します。
モバイルバッテリーは次の理由でAnker PowerCore Essential 20000を選択しました。
・Ankerブランド…販売数が多いメーカで高性能、高品質
・白色…外部の熱を吸収し辛い
・20000mAh…大容量で持ち運べるサイズ
Anker PowerCore Essential 20000
□USBケーブル
Anker PowerCoreはUSB-AとUSB-Cタイプのスロットがあります。
給電(録画):
PowerCore---USB-C---action3
充電:
USB-A型のコンセント---PowerCore
このケーブルが1本あれば大丈夫です。
Sweguard USB-C & USB-A 3.1A USB C ケーブル
■MicroSDXCカード
公式の仕様ではUHS-I Class10(転送速度)かつ上限は256GBまででした。
私の環境では次の製品で録画できることを確認しています。
公式仕様を越えて、1TBも認識してくれました。
・SDSDSQXAV-256G-GN6MN
SanDisk製 UHS-I Class10の256GB
・SDSQXAV-1T00-GN6MN
SanDisk製 UHS-I Class10の1TB
※転送速度が遅い場合、録画に支障が出る可能性があります
SDSDSQXAV-256G-GN6MN
SDSQXAV-1T00-GN6MN
録画したデータはMP4形式で3.52GBごとに区切られて生成されます。
4Kの解像度設定の場合、被写体の変化にもよりますが録画時間は5〜8分です。
絵に動きが少ないほどデータが少なく、録画時間が伸びます。
例.動きのあるドライブは5分、動きがほぼない定点録画は8分
■Osmo action3の設定
・フロントカメラのモニターはOFFにします(初期値:ON)
・ステータスLEDはONにします。OFFにすると熱暴走による強制終了に気付けないためです
・HDR 10bitモード、解像度4Kフレームレート30
https://dl.djicdn.com/downloads/DJI_Osmo_%20Action_%203/UM/20230113/DJI_Osmo_Action_3_User_Manual_v1.2_jp.pdf
■検証結果
・ケース1.車で録画(熱環境テスト)
1.車内をエアコンで冷やす
特にフロントに風を送ります。
2.配線をする
Osmo action3---USBケーブル---PowerCore
※Osmo action3の内蔵バッテリは外し、バッテリカバーを開け冷却性能を上げます
3.電源を入れる
モバイルバッテリーの電源(充電確認ボタン)を入れ、Osmo action3の電源を入れます
4.テスト録画を行う
熱がこもっていると30秒ほどで強制終了することがあるため、必ずテスト録画を行います
強制終了が発生しないことを確認したら、本番の録画を行います
この構成で外気温30℃、室内気温20℃で強制終了することなく、1時間以上、撮影することができました。
・ケース2.室内で録画(SDカードとバッテリの長時間テスト)
手順はケース1と同じです。
室温はエアコンなしの20〜25℃程度の部屋で行いました。
稼働時間:23時間(17:23〜16:23)
録画データ:459GB
20000mAhのモバイルバッテリーの稼働時間を活かすなら、512GBのMicroSDXCカードとの組み合わせがバランス良いですね。
SDSQXAV-512G-GN6MN
■どんなことに使うか
冒頭にも書きましたが、ドライブ風景の録画や天体観測に役立ちそうです。
私はアメリカの横断を計画しているので、事前検証を兼ねて行いました。
2022年は世界一の天体観測のためにニュージーランドに行き、本を書きました。
よろしければ読んでみてください。
世界一の星空を観に行く: ニュージーランド・テカポへの個人旅行ガイド
本情報が素敵な体験のために、役立てば幸いです。
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posted by tabirpglab at 18:51
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