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2020年09月03日
圧力は力と面積の割り算で手順良く!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は力の5回目、圧力の計算です。
前回4回目で扱った、
力の大きさの変換と圧力の公式を利用した問題を扱います。
基本問題の解き方を解説していきましょう。
始める前に、改めて圧力を求める公式です。
この公式を使った基本例題です。
例)図のような質量4kg の直方体の物体を机の上に置いた時の圧力を考える。
ただし、1N = 100g とする。
(1) 面Aを底にした時の圧力を求めよ。
(2) 面Bを底にした時の圧力を求めよ。
圧力は、必要なものを順番に求めていけば計算できます。
@ 物体の質量を N に変換する
1N = 100g なので、 4kg = 4000g = 40N
に変えておきます。
A 底になる面積を求める
(1) の問題文章から、「どの面が底なるか」が分かるようになっています。
この場合は、面Aが底なので、Aの面積だけを求めます。
0.2 × 0.4 = 0.08
ただし、必ず単位を m に変えて計算することがおすすめです。
B @をAで割る
あとは公式に沿って割り算すればOKです。
40N ÷ 0.08 = 500
この3つの手順を踏んで、圧力を計算していきます。
では、同じように(2)も解いてみましょう。
(2) @ 質量を N に変えますが、(1) で使った40N を使います。
A 面Bが底になるので、Bの面積を求めます。
0.2 × 0.5 =0.1
必ず m に直して計算しましょう。
B @をAで割って、圧力を求めます。
40 ÷ 0.1= 400
圧力の求め方の手順は3つ。
@ 質量を N に変換する
A 底になる面積 を求める
B @をAで割る
※ ただし、面積は長さを m に直して計算する
解くために必要な手順をしっかり踏めば、
圧力計算の基本をクリアできるようになります。
もし計算に慣れてきたら、よく似た問題で腕試しするのもオススメです。
一つ一つに時間がかかってもいいので、
圧力計算の基本、頑張ってみませんか?
今回は力の5回目、圧力の計算です。
前回4回目で扱った、
力の大きさの変換と圧力の公式を利用した問題を扱います。
基本問題の解き方を解説していきましょう。
始める前に、改めて圧力を求める公式です。
この公式を使った基本例題です。
例)図のような質量4kg の直方体の物体を机の上に置いた時の圧力を考える。
ただし、1N = 100g とする。
(1) 面Aを底にした時の圧力を求めよ。
(2) 面Bを底にした時の圧力を求めよ。
圧力は、必要なものを順番に求めていけば計算できます。
@ 物体の質量を N に変換する
1N = 100g なので、 4kg = 4000g = 40N
に変えておきます。
A 底になる面積を求める
(1) の問題文章から、「どの面が底なるか」が分かるようになっています。
この場合は、面Aが底なので、Aの面積だけを求めます。
0.2 × 0.4 = 0.08
ただし、必ず単位を m に変えて計算することがおすすめです。
B @をAで割る
あとは公式に沿って割り算すればOKです。
40N ÷ 0.08 = 500
この3つの手順を踏んで、圧力を計算していきます。
では、同じように(2)も解いてみましょう。
(2) @ 質量を N に変えますが、(1) で使った40N を使います。
A 面Bが底になるので、Bの面積を求めます。
0.2 × 0.5 =0.1
必ず m に直して計算しましょう。
B @をAで割って、圧力を求めます。
40 ÷ 0.1= 400
圧力の求め方の手順は3つ。
@ 質量を N に変換する
A 底になる面積 を求める
B @をAで割る
※ ただし、面積は長さを m に直して計算する
解くために必要な手順をしっかり踏めば、
圧力計算の基本をクリアできるようになります。
もし計算に慣れてきたら、よく似た問題で腕試しするのもオススメです。
一つ一つに時間がかかってもいいので、
圧力計算の基本、頑張ってみませんか?
力の大きさは単位を変えて表そう!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は力の4回目、力の計算・圧力の表し方です。
…やはり避けては通れない、理科の計算ですが、
今回はいきなり本格的な計算ではなく、
計算に出てくる公式や単位について扱います。
公式を使った計算は次回アップします。
…本題に入る前に、今回のテーマの前振りに
少しお付き合い頂ければありがたいです…
塾生とこんな話をしたことがあります。
塾生「先生、今日学校で力や圧力の計算を習いました…。」
私「あぁ、ついに計算に進んだね。」
塾生「…聞きたいことがあるけど…」
私「…?」
塾生「どうして、力の大きさを数字で表そうとしたの?
ただでさえ計算が大変なのに…。」
私「…どうしてだろうね」
…ごもっともだと思いました。。。
ちなみに、うまく返答できなかったのは言うまでもありません。。。
教える側は、「教えて当然」の感覚で授業しますが、
教わる側は、違和感を強く感じる部分かもしれません。
物質ならば、はかりなどで質量(g数)が目で見て分かりますが、
力の大きさは、目で見えません。
目で見えないことを、理屈や説明で伝えるのは難しい場合があります。
仮に、伝えられたしても、
理科が苦手な子からすれば、頑張って聞く気分にはなれないものですよね。
…すみません、前振りが長くなりましたが、
今回の力・圧力の計算については、
覚えてほしいことを2点だけ伝えます。
肩の力を抜いて見てもらえたら嬉しいです。
まず、1つ目。
先ほどのやりとりにも出てきましたが、
力の大きさは、数字で表す必要があります。
覚えることは、
1N = 100g
で表すルールがあります。
この時、力の大きさの単位はN(ニュートン)で表します。
…では、力の大きさを単位を使って表せるようになれば、
その数値で計算することになってきます。
計算は中1理科内容の場合は、主に圧力計算になります。
そこで2つ目は、圧力とその表し方についてです。
圧力という言葉は時々耳にすることはあるかもしれませんが、
理科でいう圧力とは、単位面積あたりにかかる力の大きさを指します。
圧力を表す単位は (ニュートン毎平方メートル)
で表します。
また、場合によっては、Pa(パスカル)で学習する場合もあるので、
知っておいて損はないでしょう。
そして、圧力計算に必要な公式を覚えることにつながっていきます。
ここでの注意点は、公式にある分母の面積単位です。
必ず で計算するようにしましょう。
では、今回の力・圧力のポイントは2つ。
@ 力の大きさは、1N = 100g に変換する
A 圧力を求める公式を覚えておくこと
補足としては、今回出てきた2つの新たな単位と読み方は
しっかり押さえておくことをおすすめします。
今回は、主に単位と公式に重点を置きました。
次回は、単位と公式を利用した計算問題を取り上げていきます。
覚えることだけにスポット当てればクリアしやすくなるので、
力・圧力の単位、頑張ってみませんか?
今回は力の4回目、力の計算・圧力の表し方です。
…やはり避けては通れない、理科の計算ですが、
今回はいきなり本格的な計算ではなく、
計算に出てくる公式や単位について扱います。
公式を使った計算は次回アップします。
…本題に入る前に、今回のテーマの前振りに
少しお付き合い頂ければありがたいです…
塾生とこんな話をしたことがあります。
塾生「先生、今日学校で力や圧力の計算を習いました…。」
私「あぁ、ついに計算に進んだね。」
塾生「…聞きたいことがあるけど…」
私「…?」
塾生「どうして、力の大きさを数字で表そうとしたの?
ただでさえ計算が大変なのに…。」
私「…どうしてだろうね」
…ごもっともだと思いました。。。
ちなみに、うまく返答できなかったのは言うまでもありません。。。
教える側は、「教えて当然」の感覚で授業しますが、
教わる側は、違和感を強く感じる部分かもしれません。
物質ならば、はかりなどで質量(g数)が目で見て分かりますが、
力の大きさは、目で見えません。
目で見えないことを、理屈や説明で伝えるのは難しい場合があります。
仮に、伝えられたしても、
理科が苦手な子からすれば、頑張って聞く気分にはなれないものですよね。
…すみません、前振りが長くなりましたが、
今回の力・圧力の計算については、
覚えてほしいことを2点だけ伝えます。
肩の力を抜いて見てもらえたら嬉しいです。
まず、1つ目。
先ほどのやりとりにも出てきましたが、
力の大きさは、数字で表す必要があります。
覚えることは、
1N = 100g
で表すルールがあります。
この時、力の大きさの単位はN(ニュートン)で表します。
…では、力の大きさを単位を使って表せるようになれば、
その数値で計算することになってきます。
計算は中1理科内容の場合は、主に圧力計算になります。
そこで2つ目は、圧力とその表し方についてです。
圧力という言葉は時々耳にすることはあるかもしれませんが、
理科でいう圧力とは、単位面積あたりにかかる力の大きさを指します。
圧力を表す単位は (ニュートン毎平方メートル)
で表します。
また、場合によっては、Pa(パスカル)で学習する場合もあるので、
知っておいて損はないでしょう。
そして、圧力計算に必要な公式を覚えることにつながっていきます。
ここでの注意点は、公式にある分母の面積単位です。
必ず で計算するようにしましょう。
では、今回の力・圧力のポイントは2つ。
@ 力の大きさは、1N = 100g に変換する
A 圧力を求める公式を覚えておくこと
補足としては、今回出てきた2つの新たな単位と読み方は
しっかり押さえておくことをおすすめします。
今回は、主に単位と公式に重点を置きました。
次回は、単位と公式を利用した計算問題を取り上げていきます。
覚えることだけにスポット当てればクリアしやすくなるので、
力・圧力の単位、頑張ってみませんか?