少年サッカーを見守るブログ

　日曜日、息子達は、雨の中での大会の予選となりました。

　ただ、台風の接近と言う事もあって、１試合のみ行われたと言う事です。

　私は、私用で応援には行けなかったのですが・・・３−０で勝利を収める事が出来、幸先の良いスタートとなった様です。



　さて、今回の様に雨の日には、どうしても泥汚れが激しくなってしまいます。

　息子達も「今日は、スライディングしまくった〜」なんて、雨の日ならではのプレイを笑って言ってましたが・・・笑い事じゃね〜よ！(^^;

　それは、つまり・・・泥だらけの洗濯物が大量に発生すると言う意味でもあります。

　「今日も泥だらけだろ・・・」って言うと、「うん！でも、向こうで少し洗って来たから・・・」と意外な答えが・・・。



　そう言えば、この間も「学校で軽く水洗いして来た」って言ってたな・・・って思って、「皆、学校で洗ってから帰るの？」って訊くと、「うん、洗って帰るよ」って言ってましたね。

　どうやら、汚れが酷いと思える時に限ってですが、軽く水洗いをしてから持って帰る様にしている様なのです。

　誰が言い出したのか知りませんけどね。(^^;



　そのお陰で、今日なんかも大分土は落ちた状態だったので、洗濯し易かったと言えます。

　何時もなら、たらいの底に土が相当溶け落ちているのですが、水洗いして持って帰って来てくれるだけで、相当までその量は減りますね〜。(^^)

　親にそう言う風に言われた子がいたんでしょうね。

　で、それを皆が見習って・・・って事なんでしょうね。

　何か思う所があったのでしょう・・・きっと。

　良い傾向だと思います。

　習慣化してくれるとね〜本当に助かるんですけどね〜。



　これなんかも立派なリスペクト精神ですからね。（笑）

　洗濯してくれる人の事を思って、その負担を少しでも減らそうとしてくれる・・・その気持ちがリスペクト・・・大切に思う事なんですよね〜いや〜流石中学生！！（爆）

　こう言う、良い風潮はチームメイト同士でドンドン共有して貰いたいものです。

　ほんのちょっとの事なんですけどね〜その気持ちが嬉しいじゃないですか・・・ねぇ？

　いや〜本当に助かります・・・けど・・・水は使い過ぎない様に、くれぐれも気を付けて貰いたい所ですかね。(^^;

　最近、姿を見ない子がいました。

　どうしたんだろ・・・って思っていましたが、丁度秋祭りのシーズンと言う事もあって、そっちで忙しいのかな〜って思っていたのですが・・・お祭りが終わっても、来る気配がない・・・。

　隔週でしか、ナイター練習を見ていないので・・・その辺の事情が良く分からないままだったのですが・・・。

　驚くべき事に、担当コーチにも何の連絡も入っていないとの事・・・ここ数週間、練習に顔を出していないらしくて、担当コーチも困った様子です。



　そんな中、「学校で、もう辞めたって言ってたよ・・・」と言う子がいました。

　「いや、そんな話はコーチは聞いてませんよ・・・」と担当コーチ。

　「学校で見かけたら、練習に顔を出す様にみんなからも伝えておいて下さいね」って言った２日後の事です。

　ゲームをやっている最中に１台の車が入って来ました。

　「あっ、○○の家の車だ〜！」って、子供達が騒然となります。



　しばらくすると、パパさんが降りて来て・・・「コーチ来てる？」って私の所に尋ねて来ました。

　「今日は、未だ来てないね〜団長も今日は会議でいないし・・・」って言うと・・・。

　「やめるから、ユニフォーム持って来たんだけど・・・」とパパさん。

　「辞めるんだ・・・じゃ、○○コーチ（副団長）がいるから、そっちに詳しい話は・・・」そう言うしかありませんでしたからね。(^^;



　しばらくすると戻って来て、「サッカー自体は辞めないんだけどね・・・」なんて、スクールに行く事にしたなんて話を聞きました。

　その理由は聞きませんでしたけどね。

　その内、担当コーチがやって来て、事情を聞いて・・・子供も同行していると言う事で、ゲームに参加して最後の挨拶をして終わろう・・・って事になりました。

　久しぶりに仲間と一緒にゲームに参加して、どんな気持ちだったのかな・・・？



　ゲームが終わり、最後の挨拶の時間・・・担当コーチから退団すると言う旨が子供達に伝えられ、皆それぞれに思う所が在ったのでしょうね・・・表情は、固かった気がします。

　辞めて行く子が、最後の挨拶をします。

　少し涙声で、「今までありがとうございました」と一言。

　最後にゲームに参加した事で、余計に別れが辛くなってしまったのかも知れませんね。(^^;



　何時もは、減らず口を叩く元気で明るい子だったのですが、去って行く時は・・・何だか寂し気でした。

　Ａチームのパパさんの話では、どうやら・・・子供達の間で何か揉め事があった様だと言う話を息子さんから聞いていたそうで・・・「やはり、辞めたか・・・」なんて、薄々気が付いていた人もいた様です。

　本当にそうなのかな・・・って少し腑に落ちないんですけど・・・。

　私のいる時だって、馬鹿な事を言いながら楽しそうに練習していたので、余計に・・・友達との不仲が原因だとは思えないのですが・・・。

　何があったのだろう・・・気になる所ではありますけど・・・そこは、余計な詮索をしない方が良いのかな・・・。(^^;



　ママさん達も退団の意向を伝えると、少しざわついていましたか・・・何だか、何か知っていそうな・・・感じですけど・・・。(^^;

　まぁ、それはそれで、この学年の中でしか分からない事なんでしょうからね。

　そっとしてあげた方が良いのかな・・・。

　「お別れ会でもやった方が・・・」なんて、ママさん達が口にしていたのが、せめてもの救いでしょうか・・・。



　ただね〜、やはり想定内とは言え、退団者が出てしまう事は、やはり寂しいものです。

　最後まで誰一人欠ける事無く・・・とは、中々行きませんね。(^^;

　特に、ある程度学年が行ってから・・・ともなると、その寂しさも増して来ます。

　お互いに・・・なんでしょうけど。

　少し、「なでしこ」の時の事を思い出してしまいました。

　去る方も、去られる方も、心にズッシリと圧し掛かる物がありますよ・・・やはり。(^^;

　ともあれ、新しい環境でサッカーを楽しんで貰えればって思います。

　サッカーは、世界的なスポーツです。

　その為、世界大会が各年代毎にあったり、国際交流試合があったりと上手ければ上手いなりの大変さと言う物もあります。

　U-12でも、色々な国際大会が開かれていますよね。

　以前、その手の大会でベンチに座った方の話ですけど・・・。



　海外から来るクラブチームの子達は、そう言う大会が１つのセレクション的な役割を果たしている事があるらしいんです。

　会場にスカウトの方が来ているそうなんですよね。

　その大会での活躍次第で、クラブとの契約に漕ぎ着ける事が出来る子がチラホラいるのだそうですよ・・・。

　U-12で、ですよ〜！（驚）

　なので、試合への入りが日本の子とは、まるで違うって言ってましたね。



　上手く行けば、親子揃ってクラブが面倒を見てくれる事もあるそうですからね。

　生活が懸かったサッカーをしている子達もいる訳です。

　以前、名古屋グランパスにいた、リネカー選手もそう言えば・・・息子さんの治療費をクラブが負担していたとか・・・そんな話を聞いた事があります。

　メッシなんかも、治療費をクラブが持ってくれていたとか・・・そんな話でしたよね〜。

　自分一人の為のサッカーとは限らないんですよね・・・海外では。



　何が何でも負けられない・・・試合には、もちろん・・・他の誰にも・・・チームメイトであっても・・・。

　だって、背負っている物がある・・・期待している人がいる・・・目指すものがある・・・負けられませんよ・・・やはり。

　そう言う子達と、肩を並べる為に必要な事って何なんでしょう・・・それが、上のカテゴリになると次第に日本が勝てなくなって来る大きな理由なんじゃないかな・・・って、漠然とですけどね・・・思いますよ。

　よくハングリー精神が挙げられますが・・・それだけなんでしょうか・・・？



　日本は、どんなに立派な事を言ってもね〜所詮、スポーツとしてのサッカーの域を出ていないんだと思うのですよね〜。

　それは、それで問題無いのですけど・・・。

　その状態で、世界と互角に渡り合う為には何をしたら良いのか・・・何を変えたら良いのか・・・ここに答えを見出せないと、今より上のレベルに行く事は難しそうですよね。

　日本人にとっては、スポーツとしてで良いのですよ・・・きっと。

　生活に窮してる訳ではない子が殆どですものね〜サッカー以外にも生きる道は沢山ありますから・・・。



　スポーツのままで、世界の壁を越えて行って貰いたい・・・そんな風に個人的には思います。

　日本から、本来のスポーツとしてのサッカーって物を世界に向けて発信出来るとね〜格好良いのですけど。

　代表戦なんかでは、サポーターの方が世界に向けて色々と発信出来てますよね。

　応援マナーって言う点で・・・。



　プレイの方もね〜日本発信の何か世界に衝撃を与える様な事をやってのけて貰いたいな〜って思ったりもします。

　そろそろ、ジャパンスタイルって物を作り上げて行って貰いたいな〜。

　ハングリーさなんて全く無く、恵まれ過ぎていて、過保護で、世間知らずで・・・でも、サッカーが本当に好き・・・ただそれだけ・・・。

　その気持ちだけで、世界と対等に渡り合えちゃう日本サッカー・・・なんて格好良いと思いません？(^^;



　ここの所ね〜色々とプロ選手の問題行動がニュースになってるでしょ？

　そう言うのを見るとね〜サッカーがいくら上手くてもね〜って思ってしまうのですよね。(^^;

　サッカーの鬼なんでしょうね・・・確かに。

　でも、人として超えてはいけないラインってある筈ですよね〜。

　それを、いとも簡単に超えてしまう・・・そう言うニュースを耳にする度に、今の日本のサッカー界の在り方にも疑問を感じない訳でもないんですよね〜。



　将来の日本代表には、世界に君臨するサッカーの鬼達を、自分達も鬼になるのではなくて・・・生身の人間のまま、人の心を持ったまま超えて欲しい・・・そんな風にも思いますよ・・・。

　だって、子供達を鬼にさせるためにサッカーやらせている訳じゃないですもの・・・。

　甘いって言われようが、何だろうが・・・サッカーは人間のやるスポーツ・・・超えてはいけないラインがありますよ・・・やはり。

　フェアプレイなんて、一々口にしなくてはいけないスポーツじゃダメなんだと思うのですよね〜。

　ただ・・・サッカーは戦争なんて言う人もいますから・・・スポーツのままじゃダメなんでしょうね・・・きっと・・・。

　先程、ナイター練習前の雑談で・・・団長さんが、私にこんな事を言いました。

　「先日ね〜、３年生とやったんですよ・・・４年のＢチームの方がね・・・この前まで、勝てなかったんですけどね・・・やっと、勝てましたよ。」って。(^^;

　４年のＢチーム・・・私が、担当コーチの代わりにナイター練習を見ている子達です。

　今まで、３年生に勝てていなかった・・・ってのは、初耳でしたし、意外でした。(^^;

　私の目には、そんなに弱い子達には見えなかったんですよね〜。

　分からないものです。(^^;



　４年のＡチームのママさんがいたので、その話を振ると・・・「あ〜また、ダメだったんでしょ？」って言われちゃいました。（汗）

　「勝ったんだそうですよ！」って言うと、「へ〜、勝てたの？」って、ビックリした様子・・・。

　どうやら下級生相手に勝った事が無かった様なんですね。

　ナイター練習を見ていてもそんな感じじゃ無かったのですが・・・聞いてみないと分からない物です。



　まぁ、確かに練習態度はね〜決して良いとは言えません。

　でも、負けず嫌いな所は、目に付きます。

　勝ち負けに非常に拘るんですよね〜。

　確かに、そこを刺激する様に練習では変化と言うか、差別化は図ってはいますけど・・・。

　そんな練習を楽しそうにワイワイ言いながらやっている姿を見ると・・・練習を楽しめているのかな・・・とは思いますがね。



　確かに、初めて見た時より大分、スピード感が上がった子が増えてます。

　消極的なプレイも大分減りましたし・・・。

　何より、点を取る意識、点を取られない意識は、格段に上がったのは分かります。

　練習中にこの点は、再三指導してますから・・・多少は、役に立っているのかな・・・ってホッとする所でもあります。(^^;



　１チーム参加の大会では、子の子達は殆ど試合に出られない子達ですから・・・なるべく、ゲームをする時間を長く取ってあげる様にしてはいます。

　それが、ゲーム慣れに繋がってくれたのかも知れませんけどね。

　担当コーチがいる時は、身体を動かすトレーニングがメインですから、そちらの効果も出て来ているのでしょうね。

　少しずつ、色々な練習の効果が現れているとは言えます。



　まぁ、とにかく負けず嫌いな子達ですから、その気持ちが子供達自身を上に引き上げてくれているのでしょうね。

　練習をみている子達が、良い成果をあげる事が出来たとと言う報告は、嬉しいものです。

　例え、大した役には立てていなくとも・・・関わっている者としては、嬉しいものですよ・・・やはり。

　私の場合、指導なんて呼べる事は、この子達には殆どしてませんから・・・。(^^;

　本当に、練習を見ている・・・そう言う表現がピッタリな感じですかね。




　子供達の次の目標は、どうやらＡチームなんだとか・・・。

　Ａチームを喰ってやるって意気込みが素晴らしい！（笑）

　でも、可能性は０じゃないのかな・・・って思いもあります。

　まぁ、その為にはもっともっと、自分達で練習の強度を上げて行かないといけませんがね。

　向こうは、上級生達と一緒に練習をしていますから・・・。(^^;



　まぁ、何はともあれ・・・下級生に初勝利おめでとう！！(^-^)/

　これからも、負けず嫌いを前面に押し出して頑張ってもらえれば・・・そう思います。

　「さっさと、サッカーなんか辞めて別の可能性を探した方が、この子の為ですよ・・・」

　こんな事、口が滑っても言う物じゃありませんよね。

　指導者はもちろんなんですけど・・・親御さん同士でもこう言う事は言う物じゃありません。

　何か勘違いしているのでしょうけどね〜こう言う事を言う人って・・・。



　サッカーをやりたいのは子供達です。

　親がやらせたい・・・って家もあるかもしれませんけどね。

　殆どの子達は、唯サッカーで遊びたくて入って来たのだと思います。

　それ以上でも、それ以下でもないのですよね。



　なのに・・・大人の方が、勝手に「プロを目指している」と勘違いしているのでしょうか？

　もちろん、子供達も「夢はサッカー選手になる事〜」なんて言う事もありますけど・・・そんなの、サッカー選手がどう言う物か分かって言っている訳でもありませんからね。

　真に受けて、そう言っているのでしょか・・・？

　にしても、その言い草は無いですよね。(^^;



　サッカーに向いていないから・・・って言うのなら、殆どの子がサッカーには向いていないんだと思います。

　だって、プロになれるのなんて、ほんの一握りの子でしかありません。

　その子達からしたら、他の子達なんかサッカーに向いていない子なんですよ・・・やはり。

　じゃ、そう言う子達を早々に選別し切り捨てるか・・・と言えばそうではないでしょ？



　そもそも、プロになる為にサッカーを始めた訳じゃないですからね・・・多くの子は。

　プロにさせたくて、無理にサッカーをさせている訳でもない筈ですよね〜親御さんだって・・・。

　こんな事言われる筋合いは無い筈なんですけどね〜。(^^;

　ちょっと上手い子の親だったり、ちょっとチラホラされてる指導者が、評論家気取りでこう言う事を平気で口にしてしまうんですよね〜。



　「この子の為・・・」って何ですか・・・って感じですよね。(^^;

　下手でも、サッカー続けていれば何か得る物もあるかも知れませんよ・・・。

　親御さんの期待は、実はそう言う所に在ったりもする訳で・・・運動が苦手でも、不器用でも、サッカーが好きで続けられるのなら、きっと何か得る物があるだろう・・・って思って続けさせているんだと思います。

　なのに、上手じゃないからと言って「さっさと辞めて・・・」なんて言うのは、違いますよね・・・やはり。



　チームの足手纏いなんて思っているのでしょうか？

　だとしたら、人間として残念な人ですよね〜。

　色々な個性が集まってのチームです。

　排除の論理からは、何も得られませんよ・・・チームスポーツで一番大事な物を・・・。



　まぁ、こう言う事を平気で口にする人がいたら・・・可哀想な人だと思っておくだけで良さそうです。

　相手にしない・・・が一番！（笑）

　自分達で「別の道を・・・」って考え、行動する事は、全く問題無いのですよ。

　実際に、息子のチームメイトにもいましたからね〜。

　皆でお別れ会をして、送り出した事を覚えていますよ・・・。

　でも、他所様に対して言う事では、ありませんよ・・・やはり・・・。

　ちょっと、わきまえて欲しいですかね・・・こう言う発言は・・・。

　U−１７ワールドカップ・・・日本対イングランド・・・残念でしたね。(^^;

　注目は何と言っても久保君じゃなかったんでしょうかね？

　攻撃に、守備に、良く頑張っていたと思います。

　個人的には、少し中長距離のキックの精度が気になりましたけど・・・今後、何処まで伸びるか楽しみなプレイヤーである事に違いはありませんね！

　頑張れっ！(^-^)/



　久保君と言えば・・・飛び級で話題になったのが記憶に新しいのですが・・・。

　日本サッカー協会としても飛び級を奨励して行く方針に舵を切った様です。

　どうやら、久保君で味を占めた様ですね。(^^;

　上のカテゴリでも十分やっていけると思われるプレイヤーを、今後ドンドン飛び級として、より上のレベルの中で経験を積ませて急成長を遂げさせよう・・・って狙いがあるんでしょうけど・・・。



　見据えているのは、残念ながら・・・東京五輪の様です。(^^;

　自国開催なので、力が入ってしまうのも分かるのですが・・・ちょっと、焦り過ぎかな・・・って思わなくもないのですよね。

　実際には、焦り過ぎじゃなくて、「えっ、今更・・・？」って感じなんですけどね。(^^;

　無節操な青田買いにならなければ良いのですけど・・・。



　U-12を見ても、やはり飛び級は必要な気はしますかね。

　体格によっては、同じ学年でやらせるより上に上げた方が良いのでは・・・と思える子もいますよね。

　明らかにデカイ・・・って言う子。

　その体格に合った学年でやらせる方が、体格に頼ったプレイに終始する事も無くなるでしょうし・・・。

　体格と言う優位性を失って、何処まで出来るか・・・挑戦して欲しいかな・・・。



　逆に体格が悪くても、技術的に凄い物を持っている様な子・・・こちらも、更に上のレベルを目指す為に、飛び級で扱っても良さそうですよね。

　ただ、どちらにしても・・・心身への負担は、考えてあげないといけませんよね。

　お客さん扱いも良くないのでしょうけど、実年齢を考慮してあげないと・・・やはり、壊れてしまう事もあるのでしょうからね。

　扱いは難しいかも知れませんよね。

　使い捨てにだけは、しないで欲しいとは思いますけどね。



　まぁ、飛び級として選ばれたら・・・心身のケアは、十分にしてあげて欲しいと思いますよ。

　まだまだ、生意気な事言ったって子供ですからね・・・育成年代は。

　大人の力が必要な場面も多いんですよ。

　それも、親の役割分担の１つですよね・・・きっと。(^^;

　子供達の中には、「自分は、サッカーが下手なんだ」って思い込んでいる子がいます。

　本当に下手な子なら問題はそれ程無いのでしょうが・・・全然、そんな事ないのに・・・自分は下手だと信じ込んでしまっている事があります。

　自己評価が余りに低い子なんでしょうか・・・。

　自分に自信が持てないのでしょうが、誰だって言う程の自信は正直持っていないものですよね。(^^;



　例えば、シュートを決める事が出来たとしても、「たまたまだよ・・・」って思ってしまうのです。

　どんなに良いプレイをした時であっても、偶然上手くいっただけ・・・と言う評価を自分に与えてしまうのですよね。

　サッカーなんて多くの失敗の中に１つの成功があるかどうかのスポーツです。

　難易度は、それ程に高いんですよね。



　だから、ミスする事が常なんですけど・・・こう言う子は、１０回シュートを放てば１０回決まらないとダメなんだと思い込んでしまっています。

　８回でも、９回でも、それはたまたま・・・なんですよね。

　たった１度の失敗ですら、それは自分が下手だから・・・とネガティブに考えてしまうのです。

　他の子なら、十分満足して自慢する位の成績ですよね〜１０回中１度しか失敗しなかったって言えば。



　こう言う子は、自分の考えにとらわれ過ぎてしまっているのだと言えます。

　どんな現実を見せられても、素直にそれを受け入れる事が出来ないでいるのです。

　自分の考えで凝り固まってしまっている・・・そんな状態なんだと言えます。

　こう言う子を変える事って、中々出来ません。



　息子のチームメイトにも１人似た様な子がいました。

　今では、大分自信を持ってサッカーが出来ていますけどね。

　小学生の頃は、とにかく何とか自信を付けさせてあげないと・・・って、皆で励まし続けた物です。

　何時も自信無さ気に練習もしていました。

　ちゃんと、お手本道理の動きは理解しているのですが・・・自信が持てないのです。



　間違っているのではないか・・・って何時も思っていた様で、「大丈夫、間違ってないよ・・・自信を持って元気良くやってごらん！」って、何時も声を掛けていたのを覚えています。

　その不安は、常に手元に現れていましたね。

　モジモジと手を動かして立ち止まってしまっている時は、決まって不安に押し潰されそうになっている時でした。

　その度に、声を掛けて、出来ていれば褒めて・・・その甲斐あってか、大分改善された様に思います。



　何か自信が持てる切欠さえあれば、少しずつでも変化は現れて来るものです。

　そこまでの道程は長く険しいのですがね。(^^;

　一度、こうと思い込んでしまうと、中々それを変える事って出来ない物です。

　これは、何も子供だけでは無くて大人でもそうなんですよね。



　指導の場面でも似た様な事はあります。

　自分の指導に間違いが無いと思い込んでしまっている様な場合もそうなんです。

　どんな現実を見せ付けられても、屁理屈とも取れる言い分を突き通そうとして、聞く耳が持てない様な指導者を変える事って難しいのです。

　ある意味絶望的とも言えます。



　そんな人でも、何か切欠があれば・・・変わる事もあります。

　ただ、相当ショックな事でもないと・・・そうはなってくれませんかね。(^^;

　子供以上に手が掛かる・・・とは言えそうです。

　石頭と言う表現がピッタリなんだと思います。（笑）



　ただ、こう言う事は、誰にでも在る事なんだと思うのですよ。

　親としても、変な思い込みが手かせ、足かせになってしまっていて・・・苦労している方も少なくない様に思います。

　職場でも、近所付き合いでも、色々な所に思い込みによる弊害ってあるのだと思うのですよね〜。

　それに気が付いて少しでも意識出来ると・・・世界は次第に変わって来るのだと思うのです。



　思い込みって、本当に厄介なんですよ。

　第一印象が中々払拭できないのも、全く同じ理屈からなんだと思います。

　そして、それが今後を左右してしまうのですから・・・ちょっと、怖い話でもあるのです。

　それは、差別や偏見にも繋がって来るかも知れない訳ですからね〜。

　意識して、何とか柔軟な頭でいる事に努めないといけない様な気がします。(^^;

　人の話に耳を傾ける事や、常に逆の意見も聞いてみる事や、それらの情報を自分で良く吟味してみる事なんかで、大分思い込みから開放されそうな気はしますけどね。

　難しいんでしょうね・・・やはり。(^^;

　サッカーの技術って、ある意味職人技だと言えます。

　考え方や、ちょっとしたコツの様な物は、確かに教えて貰う事も在るのだとは思いますが・・・最終的には、自分自身が納得出来たやり方に落ち着くのだと思います。

　上手い子の持っている物って、我流である事が多いと言えます。

　我流故に、誰にも真似出来ない・・・オンリーワンの武器になる事もあるのですよね。



　ただ、我流で・・・って言うのは、相当に難しいのです。

　誰もが、そう言う物を身に付ける事が出来るとは正直言い難いのです。(^^;

　なので、時間を割いて練習を繰り返し習得させようとするのですが・・・これが、中々どうして・・・教え方が悪い・・・と言われちゃいそうですけどね。（汗）

　大人でもそうなんですが・・・言葉でどんなに教えられても、中々理解する事が難しいものです。

　ましてや、職人技ともなると・・・これはもう絶望的に場数を踏むしかない訳で・・・その経験の中から、自分なりの感覚を身に付けて行くしかないのです。



　サッカーの技術も似ています。

　どんなに口頭で言われても、直ぐに忘れてしまう物です。

　実際にやってみて、上手く行くまで・・・納得が出来るまで、試行錯誤を繰り返し自分の物にして行くしか無い様な気がします。

　キック１つ取ってもそうですよね。

　蹴り方自体は、色々な指導方法がある訳ですが・・・最終的には理屈よりも、感覚・・・なんでしょうね。(^^;

　だから、皆蹴り方が微妙に違うのです。



　正解も間違いもないのですよ・・・きっと。

　目的さえ達成できるのなら、その手段はそれ程問題とはならない事が多いといえます。

　もちろん、欠点があるのなら・・・そこは指摘され、改善を促される事もあるのでしょうがね。

　サッカーは、周囲との係わり合いの中で行われるゲームですから・・・独り善がりなプレイが常に通用するとも限らないのですからね・・・そこは、仕方の無い事でもあります。



　職人の世界では、よく「教えてはやらん、見て盗め・・・」なんて言われてしまう事が多いのですが・・・。

　盗むと言う事は、真似をすると言う事ではありません。

　入り口は、真似でも良いのですが・・・理屈まで含めて、全てを自分の物にすると言う事です。

　気付きや悟りと言っても良いかも知れませんよね。

　

　『習うより慣れろ』なんて、言葉もありますが・・・そう言う事なんだと思います。

　私も仕事柄、そう言う経験をしてきたので、これは確かにそうなんだろうな・・・ってつくづく思うのです。

　そして、盗む為には、よく見る事です。

　ただ見るのでは無く、観察する事がとても大事なんですよね。

　頭を使いながら見ると言った方が分かり易いでしょうか・・・。

　私も必死で観察した覚えがありますよ・・・仕事での話ですがね。(^^;

　
　
　だから、身に付けたい技術があるのなら・・・どんどん盗む事です。
　
　頭を使いながら、良〜く見て・・・実際にやってみる・・・上手く行かなかったら、また頭を使いながら良〜く見て、何が違うのか、何がいけないのか、その違いを見付け出し、またやってみる・・・この繰り返しなんだろうと思います。

　自分のしっくり来るやり方が見付かれば、それは自分の物になる入り口に立ったと言えそうです。

　そこからは、微調整の繰り返しとなるのでしょうが・・・そこまでやって初めて、自分の物に出来るのだと思うのです。

　私達が子供の時は、フェイントですら自分で考えないといけませんでしたから・・・試行錯誤の繰り返しだった気がします。(^^;

　今の様に、動画で何時でも確認出来た時代じゃなかったですしね。

　指導者も、サッカー未経験者が多かったですからね・・・部活動の顧問ですらそうでしたから・・・。(^^;



　今は、何でも教えて貰える良い時代です。

　コーチに訊けば、何でも教えてくれるのでは無いでしょうか？

　でも、それが考える・・・工夫する習慣を奪っているのかも知れませんよね。

　試合で使えるまでになる技術ってどの位身に付いているのでしょうか・・・「教えてもらった事は直ぐに忘れてしまう・・・」昔の人が言う事って、言い得て妙なんだと思いますよ。(^^;

　習うより慣れろ、教わるより盗め、これがサッカーの技術を習得する為に必要な事なんだと思うんですけど・・・。


　

　
　

　毎週末、子供のサッカーの為に・・・遠く単身赴任先から帰って来る方がいます。

　それ以外でも、録画した動画を送ってもらって・・・一人単身赴任先で、我が子のサッカーをしている動画を見ている方もいます。

　本当は一緒にいたいのに・・・そうする事が出来ない方も少なくないんですよね。

　海外出張なんて方もいますし・・・。




　以前、このブログにコメントを寄せてくれていた『ビビリＢＯＹの父』さんと言う方がいます。

　覚えている方もいるのではないでしょうか・・・。

　ご自身でもブログをやっていたので、そちらでご存知の方もいるかも知れませんね。

　そのビビリさんも、どうやら単身赴任となった様でして・・・現在は息子さんのサッカー観戦もままならない様なのです。

　同時にブログの方も閉鎖してしまいました。

　今はどうしているのか・・・少し気になっているのですがね・・・まだ、このブログを時折見てくれているのでしょうか・・・？



　こう言う事を書いて良いのかどうか・・・失礼を承知で書かせてもらいます・・・中には、他界してしまった方もいます。

　我が子がボールを追いかけている姿を見ながら・・・と言う方も実際にいらっしゃいました。

　無念・・・その一言なんだと思います。

　こんな切ない事は無いのだと思います。

　もっと、我が子の成長を見守りたかったでしょうに・・・。



　毎日、我が子と顔を合わせる事が出来る・・・当たり前の様に思っていますが、本当は全然当たり前の事じゃないんですよね。

　明日もきっと、今日と同じ様に・・・なんて、唯の幻想なんです。

　本当は、凄く恵まれている・・・ただ、それだけなのかも知れませんよね。

　そして、それが幸せな事だって気が付くまでにどれだけの時間が必要なのか・・・人間て、本当に愚かな生き物なんだな〜って思います。



　そんな事も分からずに、ダメだダメだと言い続けちゃったり、もっともっととダメ押ししたり、未だだ未だだと煽ったり・・・もっと、一緒にいる時間を大切に使わないといけないんでしょうね・・・きっと。

　噛み締める位でも未だ足りないのかも知れませんよね〜。

　それ程の貴重な時間なんですよ・・・忘れてしまっているのですけどね。

　遠く離れてから、初めて気が付くのでは少し悲しい・・・そんな気がします。

　いえね・・・昨日まで元気だった、元上司の突然の訃報を聞かされて・・・少しセンチになってしまったってだけの話なんですがね。

　今と言う時を大事にしましょう！＞ＡＬＬ

　ブログランキングから、撤退しましたよ・・・。

　これで、少しスッキリしました。

　気持ち的にです。

　不特定多数に見て貰いたいと言う欲求は、もう大分以前から無くなっていたのですがね・・・削除するのも面倒で。(^^;

　一見さんも大歓迎なんですけど、招かれざる客も大勢来る訳です。(^^;

　偽ブランド販売サイトへのトラックバックとか、変なメールとか・・・表には出ない厄介事もあるのですよ・・・。



　最近のブログランキングを眺めていると・・・攻撃的な記事が多いな〜って思ってましたけど、そう言う記事が又ランキングの上位に入って来るのですよね。

　過激な記事を皆さん好まれている様で・・・そう言う雰囲気が漂い始めた矢先に・・・コメント蘭にも、あのコメントですよ。(^^;

　類は友を呼ぶ・・・なんて言いますけど、今はそんな感じのブログランキングになり下がった様でした。

　ブログ記事になっていたりする事もありますよね・・・変な投稿に対して・・・これが、また過激な口調だったりする訳で・・・読んでいても疲れる事も少なくありませんでしたかね。



　この悲しい現実が、正に少年サッカーの世界そのものなんですよね。

　自分を見出す為に、常に『敵』が必要なんですよ・・・。

　だから、子供達にも他者と競う事、争う事、蹴落とす事を強いる・・・。

　そして、そう言う世界に子供達は疲れ果ててしまい、サッカーから離れて行ってしまう・・・そんな感じがします。



　もちろん、競争自体は悪い事でも何でもありませんよ！

　至って自然にそう言う事は起こるのですからね。

　他者を意識しない事も又、愚かな事でもあるのだと思います。

　他者が在っての自分なんですからね。



　他者を意識しつつ、見つめるべきは自分自身なんですよ・・・他者に勝つ為では無く、自身を高める為・・・それが、結果として他者に勝つ事に繋がって行くのですよね。

　勝つと言う事は、副産物でしか無い様に思うのです。

　学校のテストにしたってそうなんじゃ無いでしょうかね？

　他者に勝った、負けたとそこを比べても仕方が無い事なんです。

　見るべきは、その得点・・・それは、つまり自分の理解度そのものなんですからね。

　他者とは、何ら無関係な物なんですよね。



　得点が上がれば、結果として順位も上位に上がってくる訳です。

　他者の順位と得点を知り、自分の今置かれている現状を知る事が出来ます。

　次に行う事は・・・又自身を高める為に勉強に励む事・・・しかないのですよね。

　他者を蹴落とす為に策を練る事では無いです物ね。



　あ〜また、訳が分らない事を書いてしまいましたね。（汗）

　でも、子供のサッカーなんてね・・・自分を高める為に、その時間を使って欲しいと思うんです。
　
　サッカーが上手くなる事ばかりが、サッカーで得る物でも無い筈ですから。

　何でも良いんですよ。

　とりあえず、本気になれる時間を持つ事って大事なんだと思うんです。

　本気で取り組んだ事って、年取っても覚えている物ですよね〜。

　何か身になっているんですよ・・・きっと。

　本人の自覚の有無に関わらず・・・。

　子供達もね〜今のこの時期を年取ってからも、鮮明に思い出せる位に本気で遊んでもらいたいな〜って思います。

　そして、その思い出の中に親の姿が少しでも残っていてくれたら・・・。