2014年06月27日
やはり本田が悪いのか?
思っていた通り、始まってしまいましたね・・・『本田叩き』。
『口田圭介(くちだけいすけ)』なんてあだ名も付けられてしまいました。
さて、本田選手は本当に攻められるべきなのでしょうか?
個人的にはNOです。
『優勝を目指す』と言ったのは、おそらく『自分を追い込んだ』のだと思います。
セリエAのACミラン入りを果たし背番号10を手にしたものの、試合には出られず・・・それでも日本代表の中心選手である『宙ぶらりんな自分』。
そんな自分をもう一度奮い立たせる為に、ああ言い放ったのではないのかなと思っています。
彼は、私の目から見て『決して上手な選手ではない』のですが、チームを引っ張っていたのは、間違い無く彼でした。
他の選手には、それだけの力は無いのです。香川、岡崎、長谷部、柿谷、清武、遠藤、内田、長友・・・どの選手を取ってみても、本田程の強烈な影響力が無いのです。
自分の仕事は忠実にこなせるかも知れませんが、チーム全体をプレーで引っ張る、引っ張ろうとする強さが無いのです。
例外は、最後に代表入りを果たした『大久保』でしょうか・・・しかし、彼もタイプ的には違いますね。
さて、では日本代表ですが・・・最後のコロンビア戦、確かに攻撃の姿勢は皆に見えた様に思います。
しかし、『遅い』・・・。
ボールを奪ってから、ゴール前、アタッキング・サードまで侵入するのに時間が掛かり過ぎるのです。
何度も同じ様な事を繰り返し、カウンターを受け失点。
皆、口々に『自分達のサッカーができれば・・・』とコメントしていましたね。
でも、あれが彼らが4年間掛けて培ってきたサッカーだったのです。
再三外している本田のフリーキック、誰も『俺が蹴る』と言う者が無く、長友のセンタリングを受けようとする選手もディフェンスラインの中に入り込んでしまっている始末。
引かれたディフェンスラインを前に引っ張り出す事も出来ず・・・まるで、ヨハン・クライフの活躍したトータルフットボールの黎明期の様な遅い球回し・・・あれが、今流行の『日本製のパスサッカー』の正体なのかも知れません。
小さい頃から、『パス』をする事ばかり教え込まれて、自分で局面を打開する力もアイデアも無いのです。
翻って、南米の選手には、足元があります。
コロンビアの10番ロドリゲスが見せた、ステップとボールコントロールの巧みさが今回の日本代表には無かったと思います。
その為、『怖くない』のです。
パスカットさえ狙えば良いのですから、一度ディフェンスラインを引いてしまえば、後はその前でボールを回してくれます。
横パスが出たらインターセプトすれば良いだけです。
ポゼッションは確かに高いかも知れませんが、大事な所では支配できませんでしたね。
少年サッカーでも同様の事が起きています。
ボールの支配率は高くても勝てない。
決定的なチャンスが作れない、作れても得点できない。
1対1で勝てない、勝負しない。
2対1でも何故か勝てない。
ロング・ミドルシュートを打とうとしない。ペナルティエリアに入ってもまだパス回ししようとする。
センタリングを受ける選手がディフェンスラインの真っ只中。
ボールを持った選手が孤立する。
どこか、日本代表と似てませんか?
8人制が導入されてから、更にパス回しの意識が高まっています。
個人技をあたかも『チームワークを乱す物』と教え込んでないでしょうか?
個人技があって、初めてパスが有効になるのです。
もっと、足元をしっかり固める指導が小学生の内は必要なのかな〜と思います。それが、サッカーの面白さに繋がっているはずです。
パス回しを続けていても『面白さ』や『楽しさ』なんてそれ程得られません。
むしろ、個人技を駆使して相手に挑み、上手く抜く事が出来た時の方がその何倍も楽しいし面白いはずです。
パス回しなんか、そこそこ学年が上がってからでも遅くはありません。
小学生の内から結果を求める為に、パス回しなんてつまらない物を中心に置く様になるのでしょうね。
つまり、日本代表の惨敗は、本田1人に責任がある訳でも無いと言う事です。
少年サッカーにしろ代表にしろ、サッカー協会の中途半端な介入や、干渉が仇となっている感があります。
少年期からの育成に重きを置くのなら、海外のマネも結構なのですが・・・日本独自のサッカースタイルと言う物も長いスパンで考えないといけない様な気がします。
特定のスター選手に頼る様なチーム作りしかできない層の薄さを何とかしないと、いずれ・・・W杯出場も危うくなってくるかも知れませんね。
本田選手の言葉は、代表選手全てに向けて発せられた物だったのかも知れません。
『やるからには優勝を目指す』のは、当たり前です。
前回ベスト16なのですから、更に上を目指すのは何も変な事ではありません。
前回のW杯、岡田監督も似た様な事を言っていましたね。
今回、代表選手の発言は『消極的』な物が多かった様な気がします。
『勝てればいいな』『予選突破できるといいな』的な発言が目立った様に思います。
そんなチームメイトに喝を入れる為にも、あの発言だったのかも知れませんね。
本田選手は、今回の代表に『その力が無い』事を重々承知であった上での発言であったかも知れませんね。
背水の陣で望む事しか出来なかったのかも?
『口田圭介(くちだけいすけ)』なんてあだ名も付けられてしまいました。
さて、本田選手は本当に攻められるべきなのでしょうか?
個人的にはNOです。
『優勝を目指す』と言ったのは、おそらく『自分を追い込んだ』のだと思います。
セリエAのACミラン入りを果たし背番号10を手にしたものの、試合には出られず・・・それでも日本代表の中心選手である『宙ぶらりんな自分』。
そんな自分をもう一度奮い立たせる為に、ああ言い放ったのではないのかなと思っています。
彼は、私の目から見て『決して上手な選手ではない』のですが、チームを引っ張っていたのは、間違い無く彼でした。
他の選手には、それだけの力は無いのです。香川、岡崎、長谷部、柿谷、清武、遠藤、内田、長友・・・どの選手を取ってみても、本田程の強烈な影響力が無いのです。
自分の仕事は忠実にこなせるかも知れませんが、チーム全体をプレーで引っ張る、引っ張ろうとする強さが無いのです。
例外は、最後に代表入りを果たした『大久保』でしょうか・・・しかし、彼もタイプ的には違いますね。
さて、では日本代表ですが・・・最後のコロンビア戦、確かに攻撃の姿勢は皆に見えた様に思います。
しかし、『遅い』・・・。
ボールを奪ってから、ゴール前、アタッキング・サードまで侵入するのに時間が掛かり過ぎるのです。
何度も同じ様な事を繰り返し、カウンターを受け失点。
皆、口々に『自分達のサッカーができれば・・・』とコメントしていましたね。
でも、あれが彼らが4年間掛けて培ってきたサッカーだったのです。
再三外している本田のフリーキック、誰も『俺が蹴る』と言う者が無く、長友のセンタリングを受けようとする選手もディフェンスラインの中に入り込んでしまっている始末。
引かれたディフェンスラインを前に引っ張り出す事も出来ず・・・まるで、ヨハン・クライフの活躍したトータルフットボールの黎明期の様な遅い球回し・・・あれが、今流行の『日本製のパスサッカー』の正体なのかも知れません。
小さい頃から、『パス』をする事ばかり教え込まれて、自分で局面を打開する力もアイデアも無いのです。
翻って、南米の選手には、足元があります。
コロンビアの10番ロドリゲスが見せた、ステップとボールコントロールの巧みさが今回の日本代表には無かったと思います。
その為、『怖くない』のです。
パスカットさえ狙えば良いのですから、一度ディフェンスラインを引いてしまえば、後はその前でボールを回してくれます。
横パスが出たらインターセプトすれば良いだけです。
ポゼッションは確かに高いかも知れませんが、大事な所では支配できませんでしたね。
少年サッカーでも同様の事が起きています。
ボールの支配率は高くても勝てない。
決定的なチャンスが作れない、作れても得点できない。
1対1で勝てない、勝負しない。
2対1でも何故か勝てない。
ロング・ミドルシュートを打とうとしない。ペナルティエリアに入ってもまだパス回ししようとする。
センタリングを受ける選手がディフェンスラインの真っ只中。
ボールを持った選手が孤立する。
どこか、日本代表と似てませんか?
8人制が導入されてから、更にパス回しの意識が高まっています。
個人技をあたかも『チームワークを乱す物』と教え込んでないでしょうか?
個人技があって、初めてパスが有効になるのです。
もっと、足元をしっかり固める指導が小学生の内は必要なのかな〜と思います。それが、サッカーの面白さに繋がっているはずです。
パス回しを続けていても『面白さ』や『楽しさ』なんてそれ程得られません。
むしろ、個人技を駆使して相手に挑み、上手く抜く事が出来た時の方がその何倍も楽しいし面白いはずです。
パス回しなんか、そこそこ学年が上がってからでも遅くはありません。
小学生の内から結果を求める為に、パス回しなんてつまらない物を中心に置く様になるのでしょうね。
つまり、日本代表の惨敗は、本田1人に責任がある訳でも無いと言う事です。
少年サッカーにしろ代表にしろ、サッカー協会の中途半端な介入や、干渉が仇となっている感があります。
少年期からの育成に重きを置くのなら、海外のマネも結構なのですが・・・日本独自のサッカースタイルと言う物も長いスパンで考えないといけない様な気がします。
特定のスター選手に頼る様なチーム作りしかできない層の薄さを何とかしないと、いずれ・・・W杯出場も危うくなってくるかも知れませんね。
本田選手の言葉は、代表選手全てに向けて発せられた物だったのかも知れません。
『やるからには優勝を目指す』のは、当たり前です。
前回ベスト16なのですから、更に上を目指すのは何も変な事ではありません。
前回のW杯、岡田監督も似た様な事を言っていましたね。
今回、代表選手の発言は『消極的』な物が多かった様な気がします。
『勝てればいいな』『予選突破できるといいな』的な発言が目立った様に思います。
そんなチームメイトに喝を入れる為にも、あの発言だったのかも知れませんね。
本田選手は、今回の代表に『その力が無い』事を重々承知であった上での発言であったかも知れませんね。
背水の陣で望む事しか出来なかったのかも?
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この記事へのコメント
本田にしろ、香川にしろ・・・主力となる選手の試合感の悪さ、動きの鈍さ、そしてコンディション作りが上手くいかなかったのも大きな原因だった気がします。
その代表の中で、本田にしか依然として頼る方法がなかった事がチーム作りとしての失敗だったと思います。
皆の意識の中に、本田が強烈に刻み込まれていたのでしょう、本田の取り巻きの様になってしまっていた様に感じます。
少年サッカーに良く見られるチーム構成だった気がします。1人のスター選手中心のチーム作り・・・層の薄さが見えますね。
まぁ、次回に期待しましょう。
持ってチームを牽引し結果は伴いませんでしたが
孤軍奮闘していた様に見られる向きが
ありますが、私はそうと見てません。
代表のW杯を拝見して感じた事は
一様にチームのムードというか雰囲気が出来ていないように見受けました。
個人個人みたいな感じで、チーム全体で作り上げる一体感みたいな士気を感じませんでした。
確かに相性の良し悪しや好き嫌いのチームメイト
はいると思います。
そういったものを露にし私情を絡めてしまえば
チームとして団結力は作れません。
私的な感情を捨て、チームの良いムードを作り上げる要素もリーダーには必要と感じました。
今回の本田には、そういう場面がプレーを通じて
垣間見た感じがして個人的には残念でした。
しかし、孤高で高潔感のある漢ですよね。