2017年06月13日
【コラム】正捕手・炭谷と比較される第二捕手・岡田の存在
今回はライオンズの捕手にスポットを当ててみたい。
何かとファンの中でも議論が多い問題だ。
現在のライオンズにおける正捕手は炭谷銀仁朗だ。
侍JAPANにも選ばれる現役の中では屈指の名捕手であることには変わらないだろう。
そんな炭谷も来月で30歳を迎える。ベテランの域になるのだ。
昨年はリーグトップの盗塁阻止率.317を記録している。
大きな武器はその強肩だ。
またGG賞も2度受賞しており、守備力は高いのは間違いない。
ただ問題となっているのは打撃だろう。
過去3年の打率が.202,.211,.218とその数字は尋常ではないくらい低い。
今年は.227となっていて、毎年上がってはいるがまだまだの数字だ。
元々、捕手というのは守備重視ポジションであり、打てなくても問題ないとは言え、
捕手が打てるというのはかなりのチームにはメリットとなる。
近年では巨人の阿部が正捕手だったころはチームも強かった。
そういう部分では現在、故障で戦列を離れている森友哉の存在は大きいだろう。
森が捕手として機能すれば、かなりの戦力となる。
昨年終盤は何度かスタメンで使われ、そこそこやれそうな雰囲気は出ていただけにもったいないところだ。
しかし、今年は岡田が好リードを見せており、期待を持たせている。
岡田は炭谷と比べると肩が弱い。何度か盗塁を許していた試合もあった。
また打撃は今年は今のところ低調だが、サイクルヒットになりかけたりと意外と打てるかもしれない。
まだ打撃数が少ないので判断の難しいところだ。
今年は岡田が1カードに1回程度でスタメン出場している。
この起用方法はいい傾向だ。捕手というのは負担の高いポジションだ。
投げるだけでも120球程度はマウンドに返してますからね。
第二捕手を起用することで、正捕手が万が一の時でも、問題なく起用できるという利点がある。
正捕手にばかり頼っていると、万が一の時に、チームが本当に困ってしまうことになるだろう。
そして、この岡田の素晴らしいことは結果を出しているところだ。
岡田のスタメンマスクの試合の成績が8勝4敗となっている。
貯金は4で、炭谷が差し引くと7となるだろう。
試合数は少ないものの、この数字の凄いところは、
岡田は若い投手でしかスタメンマスクを被ってないのだ。
基本的にはエースの菊池や、柱となるウルフ、野上の時には炭谷がマスクを被っている。
つまり、岡田は佐野や2軍上がりの若手などの場合しか被らせてもらえていない。
そのうえで、貯金を4作っているのは好リードがあってこそだろう。
岡田のリードの特徴としては投手のいい面を引き出せることだ。
若い選手は「岡田は好きな球を投げさせてくれる」と言われ評判もいいようだ。
一方の炭谷はコーナーや緩急を丁寧に使った王道スタイルだろう。
このスタイルは投手の制球がまともでなければ苦しくなることが多い。
菊池やウルフ、野上といったローテ投手でなければこなせないリードなのだ。
つまり制球の安定しない若手だと、手詰まりになって四球で自滅やビッグイニングを作りやすい。
そういう意味では岡田の存在は大きく、若手にはもってこいなのかもしれない。
また不思議なことに岡田のスタメン試合は打線が打つことが多い。
これはたまたまかもしれないが、岡田のキャラも関係しているのではないかと思ってしまう。
正捕手としてはまだまだ厳しいだろうが、岡田は経験の少ない割には結果を出していると思う。
今後も使い続けるごとにレベルアップしていってくれるように感じる。
また、相手からしても3連戦で捕手が違う試合があると戸惑うので有効だ。
次の試合で配球が全く変わるのだから、打ちにくいだろう。
こういった捕手の起用方法を継続してもらいたいところだ。
そして、森が復帰したらまずはライバルは岡田になるだろう。
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大きな武器はその強肩だ。
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ただ問題となっているのは打撃だろう。
過去3年の打率が.202,.211,.218とその数字は尋常ではないくらい低い。
今年は.227となっていて、毎年上がってはいるがまだまだの数字だ。
元々、捕手というのは守備重視ポジションであり、打てなくても問題ないとは言え、
捕手が打てるというのはかなりのチームにはメリットとなる。
近年では巨人の阿部が正捕手だったころはチームも強かった。
そういう部分では現在、故障で戦列を離れている森友哉の存在は大きいだろう。
森が捕手として機能すれば、かなりの戦力となる。
昨年終盤は何度かスタメンで使われ、そこそこやれそうな雰囲気は出ていただけにもったいないところだ。
しかし、今年は岡田が好リードを見せており、期待を持たせている。
岡田は炭谷と比べると肩が弱い。何度か盗塁を許していた試合もあった。
また打撃は今年は今のところ低調だが、サイクルヒットになりかけたりと意外と打てるかもしれない。
まだ打撃数が少ないので判断の難しいところだ。
今年は岡田が1カードに1回程度でスタメン出場している。
この起用方法はいい傾向だ。捕手というのは負担の高いポジションだ。
投げるだけでも120球程度はマウンドに返してますからね。
第二捕手を起用することで、正捕手が万が一の時でも、問題なく起用できるという利点がある。
正捕手にばかり頼っていると、万が一の時に、チームが本当に困ってしまうことになるだろう。
そして、この岡田の素晴らしいことは結果を出しているところだ。
岡田のスタメンマスクの試合の成績が8勝4敗となっている。
貯金は4で、炭谷が差し引くと7となるだろう。
試合数は少ないものの、この数字の凄いところは、
岡田は若い投手でしかスタメンマスクを被ってないのだ。
基本的にはエースの菊池や、柱となるウルフ、野上の時には炭谷がマスクを被っている。
つまり、岡田は佐野や2軍上がりの若手などの場合しか被らせてもらえていない。
そのうえで、貯金を4作っているのは好リードがあってこそだろう。
岡田のリードの特徴としては投手のいい面を引き出せることだ。
若い選手は「岡田は好きな球を投げさせてくれる」と言われ評判もいいようだ。
一方の炭谷はコーナーや緩急を丁寧に使った王道スタイルだろう。
このスタイルは投手の制球がまともでなければ苦しくなることが多い。
菊池やウルフ、野上といったローテ投手でなければこなせないリードなのだ。
つまり制球の安定しない若手だと、手詰まりになって四球で自滅やビッグイニングを作りやすい。
そういう意味では岡田の存在は大きく、若手にはもってこいなのかもしれない。
また不思議なことに岡田のスタメン試合は打線が打つことが多い。
これはたまたまかもしれないが、岡田のキャラも関係しているのではないかと思ってしまう。
正捕手としてはまだまだ厳しいだろうが、岡田は経験の少ない割には結果を出していると思う。
今後も使い続けるごとにレベルアップしていってくれるように感じる。
また、相手からしても3連戦で捕手が違う試合があると戸惑うので有効だ。
次の試合で配球が全く変わるのだから、打ちにくいだろう。
こういった捕手の起用方法を継続してもらいたいところだ。
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この記事へのコメント
ライオンズのピッチャーのレベルは全体に低いですね。先発が崩れて、ビハインドのピッチャーがバッピ状態では、相手からしたら、これほど美味しい展開もないでしょう。ドラフトで即戦力になる選手を取らないと、この先も優勝なんてまず無理だと思います。それにしても、野上は全く期待出来ませんね。
Posted by Akky at 2017年06月13日 21:49
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