【心理学×投資】

2020年01月10日

70歳定年制　賛成派と反対派、それぞれの専門家の見解は

️「70歳定年」まで働く時代がやって来る？

年金だけでは老後生活が不安な昨今、定年年齢を引き上げる動きも進んでいる。

⏹️70歳定年まで会社勤めすることに「賛成」か「反対」かのアンケート

【賛成】46.8％

【反対】52.4％

この様な結果となった。

️998人が回答。100％に満たない部分は無回答。

この拮抗する結果をどう受け止めるか、70歳定年制に賛成、反対、それぞれの立場を詳しく説明していきます。

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●労働問題ジャーナリスト・賛成派

現役時代の収入に対する年金の割合を示す「所得代替率」は下がり続け、定年後に年金だけで生活するのは厳しくなる。

現状を踏まえれば、多少、給料が下がっても、70歳まで会社に留まり面倒を見てもらうのは有力な選択肢。

転職や起業をしても、働きがいや生きがいを見つけられるのは相応のスキルがある人に限られる。

多くの場合、労働条件は厳しくなり、収入も大きく下がるリスクがある。

同じ会社での雇用延長後の人間関係も気になるところですが、現在、50歳前後の人は半分以上がヒラ社員。

“年下上司”の下で働いた経験者も多いので、さほど違和感はないはず。

一兵卒として、これまで培ったスキルを“後方支援”で活かせれば、やりがいもあるのではないでのか。

●（経済ジャーナリスト・反対派）

国が企業に70歳までの就業機会を確保するよう求めているのは、年金支給開始年齢を引き上げたい由縁。

すべては「お上の都合」。

一般的に、会社員の給料は50歳がピークでその先は下がる一方。

雇用延長後は給料の規定もないから、手取りが半分以下になってしまうこともある。

給料が減った時の雇用保険からの給付も雀の涙。

職場では若い社員に「扱いにくい存在」と見られ、自分も周囲に気を使わなければならない。

居心地が悪くなることは想像に難くない。

60歳を過ぎてからの転職・再就職はハードルが高い、という声もあるが、それならば、余力のある50代のうちに第二の人生に踏み出す選択肢もある。

一生、同じ会社にしがみつくのは賢明ではない。

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posted by 教養チャンネル at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社

会社メールの「CC多過ぎ問題」、現場社員から戸惑いの声も

️どんどん「CC」が増えていくのはなぜなのか

ビジネスシーンで欠かせないツールのひとつが会社用アドレスを使った電子メールだが、実は会社によって“文化”はさまざま。

その会社ならではの習慣に、戸惑った経験を持つ人も少なくない。

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⏹️情報共有を目的に利用されるカーボンコピーことCC

会社や職場単位でローカルルールが設けられている場合も多い。

【20代の女性会社員・Aさんが働く大手メーカー】

「業務に関わる可能性のある人は、必ずCCに追加するように」指示されている。

とはいえ、Aさんは納得がいかない様子。

トラブルが発生した場合の周知や、決裁者への情報共有が主な目的。

CCに追加されている人数があまりにも多い。

どう考えても関係ないと思われる人がほとんどで、50人近くになる場合もある。

誰かの意見や指示がないと物事を進められない人や、他責気味の人ほど、不必要にCCを追加している気がする。

️正直、本当に必要な情報が逃しやすくなるので、あまり得策とは思えない。

【20代の男性会社員・Bさんが勤務するIT企業】

関与するプロジェクトごとに、新しくメーリングリストが作られる。

関わるプロジェクトが増えると、自ずとCCで受け取るメールの量も膨大になる。

関与度が低くても、絶えずメールが行き交っている。

正直、読んでいないことがほとんど。

メーリングリストの名称自体も頻繁に変わるので、メールのフィルター設定を変更するのも一手間。

️読んでいる前提で物事を進める人もいるため、『全部読まないといけないのか』と悩むこともある。

【大手通信会社に勤務する30代の男性会社員・Cさん】

なんと1日で社内外からのメール300通以上を受信している。

メールが必要以上にCCされる理由の一つには、社内で長らく醸成された文化があると感じている。

社員数が多いこともあり、業務上の成果を過大にアピールしないといけない。

『メール出世術』が代々受け継がれている。

上司にアピールしたい仕事がある場合や、後輩に自慢したいことがある時など、カジュアルにCCに追加する人が多い。

宛先のなかでも役職者の順番が大事にされる。

️いい加減、仕事してますアピールや、“言ったよね”的にCCを使うのは辞めてほしい。

【メーカー勤務の30代男会社員・Dさん】

自身が送った代理店へのメールに対し、代理店からの返信時にどんどんCCが追加されている。

『この人誰？』という人がCCに大量に入っているのは、普通に気持ち悪い。

️何をする人なのかわからないまま、いつか会うことがあるのかなと思っていても、結局顔を合わせることもなく、その仕事が終わっていることがほとんど。

海外からは特異と指摘されることも多い日本人のCC文化。

長らく続いたビジネス上の習慣は、これからも続いていくのだろうか。

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posted by 教養チャンネル at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社

「月48万円問題」対策の節約術　エアコンは1℃下げれば1170円お得に

️エアコンの温度は上げるよりも下げる方がお得に

⏹️2019年12月5日に労働組合の京都総評が発表した「月48万円問題」が話題

傘下の組合員や家族にアンケートを取り、生活実態と所持品を調べて“普通の生活”の費用を算出した調査結果。

【夫婦と子供2人の家族が京都市内で暮らした場合】

30代なら税・社会保障費込みで月48万6900円が必要。

40代なら54万9800円が必要。

50代では70万7500円が必要。

子供は私立幼稚園で小中高は公立、親が50代の時、長男が地元・京都市内の私立大学に進学するという想定。

住まいは43～50平米の賃貸マンションで、家賃は6万1000～6万7000円というから、特に贅沢しているわけでもない。

️ごく一般的な家庭をモデルにしている。

こんなにかかる生活の出費を抑えるにはどうすればいいのか。

更に詳しく説明していきます。

️まずは簡単にできる節約術から、すぐにでも始めたい

️エアコンの設定温度を1℃下げる

夏には「室温を28℃に」とさんざん言われてきたエアコン。

「暖房の設定温度を21℃から20℃に下げるだけで1シーズン約1170円の節約。

夏の冷房を27℃から28℃にする場合は1シーズン約670円、夏に1℃上げるよりも約500円もお得。

暖房をつける時間を1時間短縮すれば、約900円も節約。

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️使わない時は温水洗浄便座のふたを閉める

温水洗浄便座は、使わない時ほど電気を“食う”。

ふたを開けたままにしておくのは電気代の無駄。

閉めておけば便座の温度が下がりにくくなり、その分消費電力が減る。

省エネルギーセンターの試算によれば年間で34.90kWh、金額にして約770円の節約。

便座暖房の温度を「中→弱」に一段階下げると年間約580円、洗浄水の温度を一段階下げれば年間約300円の節約。

️「保温」をやめる

電気ポットや炊飯器の保温機能などを長時間使用しているなら、それをやめるだけでかなり電気代を減らせる。

例、

電気ポットの場合、長時間使用しない時にプラグを抜いておくだけで、電気代が年間約2360円も節約。

どれも今日からすぐにできるものばかり。

実践して効果を体感してほしい。

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posted by 教養チャンネル at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | お金