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2017年06月19日

調理法で変わるエネルギー早わかり〜「ゆでる」編〜

油揚げや生揚げ、がんもどきなど、油で揚げた食品はそのまま調理するよりも
熱湯をかけたり、ゆでたりして下処理(油抜き)をすると
表面や内部に浸透した油が溶け出し、出来上がりのエネルギーをいくらか減らすことが出来ます。
油抜きの方法では「熱湯をかける」よりも「ゆでる」方が溶け出る油の量が多くなります。
茹でた後のお湯をみると白く濁って油が浮いていますよね。
また、油揚げのように薄く、脂質の含量が多い素材では油抜きの効果が大きくなります。
生揚げやさつま揚げのように厚みがあって内部まで油がしみこまず、元の脂質がそれ程多くないものでは、
油揚げほどではありませんが、いくらかは減少します。

〇油揚げ
・油揚げ1枚20g・脂質6.6g(33.1%)・78kcal → 熱湯をかけると脂質5.7g(28.2%)・69kcal
→ ゆでると脂質4.5g(22.3%)・58kcal

〇生揚げ
・生揚げ1枚190g・脂質21.5g(11.3%)・287kcal → 熱湯をかけると脂質20.0g(10.5%)・272kcal
  → ゆでると脂質19.8g(10.4%)・270kcal

〇がんもどき
・がんもどき1枚110g・脂質19.6g(17.8%)・256kcal → 熱湯をかけると脂質18.7g(17.0%)・248kcal
    → ゆでると脂質18.5g(16.8%)・246kcal

〇さつま揚げ
・さつま揚げ1枚70g・脂質3.2g(4.5%)・105kcal → 熱湯をかけると脂質3.1g(4.4%)・ 104kcal
   → ゆでると脂質2.8g(4.0%)・101kca

おいしさで考えても油っぽいものよりあっさりしたものの方が良いですよね。
ひと手間かける習慣をつけるとエネルギー控えめで一層美味しい料理になります。

今日は女子栄養大学のデータを参考にしています。
ご興味のある方は見てみてくださいね。

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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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