2017年05月13日
糖尿病性腎症、透析について
糖尿病が進行すると色々な障害が出てきます。
三大合併症といわれているのが、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害の三つです。
今日は糖尿病の三大合併症の一つである糖尿病性腎症について。
糖尿病は血管に負担をかけている状態が持続している状態です。
特に細い血管からダメージを受けやすいです。
腎臓には毛細血管がたくさん通っているので、障害を受けやすいです。
腎臓がダメージを受けているかどうかは血液検査で分かります。
BUN(尿素窒素)やCr(クレアチニン)などの数字が上昇すると、
腎臓へのダメージが大きくなってきているということです。
注意しないとならないのは、脱水でもこの数字は上昇すること。
なので、腎機能の低下なのか脱水なのかどちらで上昇しているのは見極めが重要です。
(これは医療者が行ってくれるので、任せてください)
腎臓の機能は回復が望めないので、あとはいかにして進行を遅らせるのかというのが治療目的となります。
Crが3程度になると透析も視野のいれた治療が必要になります。
(Cr以外にも生活障害度など色々な透析導入目安があり、透析導入時期は総合的にみて決める)
透析とは血液を綺麗にしてくれる装置。
腎臓は老廃物を除去してくれる働きをしてくれているので、
腎臓が機能しなくなると老廃物の多い血液が流れていることになり、
人工的に綺麗にしてあげないといけないんですね。
老廃物が溜まってくるとやはりだるくなってくる、そして尿の量が減ってくる、
これらを総合して尿毒症と呼びます。
一度透析導入となると一生透析をし続けることになります。
透析をやめると老廃物が溜まり、命に関わる重大問題になるためです。
透析には大きく分けて人工透析と腹膜透析の二つがあります。
人工透析の方が多くを占めます。
透析導入の原因疾患で一番多いのが糖尿病性腎症です。
糖尿病自体は多くの場合食事療法で予防出来るので(T型糖尿病は予防できません)、
正しい食生活を行っていれば透析も予防出来る可能性が高いということになります。
次回は糖尿病性腎症〜透析期の食事療法について説明していきます。
三大合併症といわれているのが、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害の三つです。
今日は糖尿病の三大合併症の一つである糖尿病性腎症について。
糖尿病は血管に負担をかけている状態が持続している状態です。
特に細い血管からダメージを受けやすいです。
腎臓には毛細血管がたくさん通っているので、障害を受けやすいです。
腎臓がダメージを受けているかどうかは血液検査で分かります。
BUN(尿素窒素)やCr(クレアチニン)などの数字が上昇すると、
腎臓へのダメージが大きくなってきているということです。
注意しないとならないのは、脱水でもこの数字は上昇すること。
なので、腎機能の低下なのか脱水なのかどちらで上昇しているのは見極めが重要です。
(これは医療者が行ってくれるので、任せてください)
腎臓の機能は回復が望めないので、あとはいかにして進行を遅らせるのかというのが治療目的となります。
Crが3程度になると透析も視野のいれた治療が必要になります。
(Cr以外にも生活障害度など色々な透析導入目安があり、透析導入時期は総合的にみて決める)
透析とは血液を綺麗にしてくれる装置。
腎臓は老廃物を除去してくれる働きをしてくれているので、
腎臓が機能しなくなると老廃物の多い血液が流れていることになり、
人工的に綺麗にしてあげないといけないんですね。
老廃物が溜まってくるとやはりだるくなってくる、そして尿の量が減ってくる、
これらを総合して尿毒症と呼びます。
一度透析導入となると一生透析をし続けることになります。
透析をやめると老廃物が溜まり、命に関わる重大問題になるためです。
透析には大きく分けて人工透析と腹膜透析の二つがあります。
人工透析の方が多くを占めます。
透析導入の原因疾患で一番多いのが糖尿病性腎症です。
糖尿病自体は多くの場合食事療法で予防出来るので(T型糖尿病は予防できません)、
正しい食生活を行っていれば透析も予防出来る可能性が高いということになります。
次回は糖尿病性腎症〜透析期の食事療法について説明していきます。
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