アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2017年09月13日

高齢者の糖尿病の注意点 〜インスリン注射実施について〜

高齢者のインスリン療法では、
 @自己管理(目盛り合わせ、注射施行、実施)
 A低血糖への対応
が問題になることがあります。

【自己管理の問題】
高齢になると記憶力が低下し、インスリン注射を忘れてしまうことが多くなります。
また、注射したことを忘れて再度注射をしてしまうこともあります。
このような場合は家族の支援が必要になって来ますが、家族がいつでも介護できるわけではありません。
インスリンの注射の回数を減らして、家族が支援できる時間にインスリンを注射する
(例えば1日数回注射を1〜2回に減らす)ようにしたり、
内服薬に変更したりすることもありますので、主治医に相談するようにしましょう。

通所サービスを受けている時に、施設中に医療者がいない時は、インスリン注射を行うことができません。
そのため、インスリン注射をやめたり、内服薬に変更することもありますが、
高血糖やコントロール悪化の原因になる場合があります。
現在、非医療者でもインスリン注射の介助ができるような法的検討もされつつあります。

【低血糖について】
高齢者の重篤な低血糖は認知症のリスクであるとされています。
高齢者では食事量も少なくなり、また日によって量が変わることもあります。
時には内服薬を2回服用したり、インスリンの注射量を間違えることもあります。
このような時は低血糖の危険性が高まります。
またm高齢者では低血糖の症状(空腹感、冷や汗、動悸など)が出現しにくく、
突然低血糖による意識低下をきたすことがあるので注意しましょう。
周囲の人は、糖尿病の方が黙ったり、あくびをしたり、虚ろな状態の時には、
低血糖の可能性がありますので、糖質を摂らせるようにしましょう。

2017年09月12日

高齢者の糖尿病の注意点 〜介護〜

高齢者の糖尿病治療は介護やケアが必要です。
物忘れによって、服薬やインスリン注射を忘れる場合には、カレンダーに印をつけたり、
ピルケースを用いたりすると良いでしょう。
服薬する薬剤が複数ある場合には、一度に飲む薬をまとめて一包化するなどの工夫をし、
可能な限り自分で管理を行い、家族や介護者は見守りをしていくようにしましょう。
認知症が進んで自分できちんと服薬できなくなったら、
家族による薬物管理や注射の介助が必要になります。
自律神経障害による失禁、時間見当識障害、日常生活行動やできなくなる(失行)など、
いらだちや自信が喪失している場合は、人間としてのけちや自尊心を傷つけないようにすることが大切です。

介護保険制度の利用は家族の負担を軽減します。
介護保険制度の介護サービスには「介護給サービス」と「予防給付サービス」があります。
介護給付サービスには通所サービスや短期入所サービスなどがあり、
高齢者や軽い認知症では、積極的に利用することで人と触れ合い、
またその中で体を動かすことで日常生活活動を保つことができます。

2017年09月11日

高齢者の糖尿病の注意点 〜糖尿病と認知症〜

糖尿病では脳血管障害の後遺症による認知症が多いといわれてきましたが、
最近ではアルツハイマー病による認知症が多くなってきたと報告されています。
認知症は、服薬やインスリンを忘れるなどの物忘れ方始まり、
やがて時間や場所が分からない、食事を作れないなど、判断力や認知力が低下してくる「中核症状」と、
妄想や厳格、俳諧、暴言、介護抵抗などの「周辺症状」といわれる症状が出現することもあります。
認知症を発症すると、自分で糖尿病を管理することが難しくなり、
家族や医療者、介護者などの支援が必要となります。
アルツハイマー病を完全に治す治療薬はまだありませんが、
薬物に頼らない治療法としては行動療法や回想療法、確認療法、音楽療法、作業療法、運動療法、
などさまざまな方法が行われています。
これらの療法の多くは、糖尿病の方の混乱や不穏を和らげ、
ストレスを減少させて人間関係を維持し、信頼関係を作ることが期待できます。
非薬物的治療を行うときは、糖尿病の方の自尊心を保持することが必要です。

2017年09月10日

高齢者の糖尿病の特徴

最近の高齢化社会に伴い、高齢になってから糖尿病になる人も多く、
以前から糖尿病だった人と合わせると糖尿病の方の半数近くは高齢者です。
高齢者であっても、血糖値や血圧、体重コントロールは大切なことです。
合併症の予防や既に合併症を発症した人ではその進行を抑えることが重要です。
そして、生活の質(QOL)を落とさない等にするとともに、
生命予後、健康予後を確保していくことが糖尿病治療の最終目標になります。
しかし、高齢者では、網膜症や人証、神経障害などの合併症や、
糖尿病以外の疾患を併せもっている人も多く、
また家族の支援が得られがたかったり、経済的な事情などで糖尿病療養に不利なこともあります。
そのために若い人の糖尿病の考え方を少し変えなくてはならないこともあります。
75歳以上の高齢者では、日々のQOLを損なわないこと、
意識レベルが低下したり、入院を要するような低血糖にならないこと、
脱水や糖尿病昏睡に陥らないことが糖尿病治療の基本になります。
その上でHbA1cを6.9「%以下にすること、高血圧・脂質などを是正することを目指します。
すぃかし。糖尿病の合併症が進んでいて、
自己管理が負担に感じられる場合は、必ずしもHbA1cの値にこだわる必要はありません。
85歳以上を超える腸高齢者では、血糖値のコントロールにより、
風邪やストレスなどの病気による高血糖状態(シックデイ)対策や脱水の防止、
あるいは意識消失のような重篤な低血糖を避けることが重要です。
高齢者の糖尿病に対して生活自体のQOLを保つことが大切です。

2017年09月09日

妊娠、出産

【糖尿病があっても妊娠・出産は可能か】
糖尿病が良好にコントロールされていれば、妊娠・出産は可能です。
妊娠中の血糖のコントロールを良好に保つことは流産や早産、
妊娠高血圧症候群などの予防に大切です。
産まれてくる赤ちゃんにも大きな影響があります。
血糖コントロールがよくないと巨大児や先天異常のリスクが高くなります。
また、妊娠すると体内のホルモンの状態が大きく変わるため糖尿病が進行し易い状態になります。
血糖のコントロールを良好に保つためには、治療法を内服薬からインスリン注射に変更します。
すでにインスリン療法中の方も場合によってはインスリンを増量します。
子どもを産む計画を立てたら、妊娠する前から厳格な血糖のコントロールに努め、
それが達成されれば妊娠に踏み切ります(計画妊娠)。
妊娠中は産婦人科と糖尿病の診療に慣れた内科医の指導を受け、分娩を迎えるようにしましょう。

【合併症がある時】
糖尿病の合併症がある方の場合、妊娠を継続するか悩むことになります。
妊娠によって合併症が進行することがあります。
妊娠前から主治医とよく相談して合併症の進行を抑えることが重要です。

【妊娠糖尿病は出産後ごうなるのか】
妊娠糖尿病の多くは出産後に自然におさまります。
しかし、数年たってから再び糖尿病が出てくることがあります。
健康的な食生活や運動習慣を心掛け、定期的に検査を受けましょう。


2017年09月08日

運転免許証と保険

【自動車の運転】
2002年6月に道路交通法が改正され、無自覚性低血糖を起こす糖尿病の方に対して、
免許取得・継続に関する条件が加わりました。
改正のポイントは次の3項目です。

@意識消失などの前兆を自覚できる人、血糖の自己コントロールできる人は免許取得・継続が可能である。
A血糖の自己コントロールができない人で、6ヵ月以内に@の状態になる見込みがある人は、
 免許取得・継続が最大6ヵ月間、保留・停止される。
B血糖の自己コントロールができない人で、6ヵ月以内の@の状態に@の状態になる見込みがない人では、
 免許は拒否または取り消しとなる。

内服薬やインスリンで治療している方が自動車を運転中に低血糖を起こした場合、
処置が遅れると交通事故に繋がる可能性があります。
低血糖の症状に気が付いた時には、すみやかに車を停めて低血糖の処置を行えるよう、
普段から砂糖、ブドウ糖またはそれらを含む飲料水を運転席の近くに用意しておきましょう。
また、長時間の運転をする場合、運転前に血糖自己測定を行うことも必要です。
運転免許に関して相談したいことがあれば、各都道府県公安委員会の運転適性相談窓口で対応してくれます。

【生命保険】
糖尿病の方が加入できる保険がありますが、
糖尿病の方の場合、支払う保険料が通常より高く、保険金額が抑えられている商品が多いようです。
保険の内容が自分のニーズに合うかどうか、各保険会社の資料をよく検討するようにしましょう。

2017年09月07日

余暇を楽しむ 〜旅行〜

【旅行するときの一般的注意】
糖尿病の自己管理がしっかりとできていて、合併症が落ち着いていれば、
国内旅行はもちろん、海外旅行も問題ありません。
飛行機の機内食は高カロリーですので、食べ過ぎに注意してください。
多くの航空会社では、事前に予約しておくと糖尿病食を利用できます。
着ないは乾燥していますので、脱水にならないように水分を多めにとりましょう。
ただし、アルコール飲料は控えるようにしましょう。
また、血栓症の予防のために、時々姿勢を代えたり、歩行や屈伸運動も行うようにしましょう。
内服薬やインスリンで治療している場合には、低血糖に対処できるように、
砂糖、ブドウ糖、飴などの捕食を必ず用意しておきましょう。
また、何かの事情で食事が予定より遅れた場合に備えて、簡単な軽食も用意しておくと安心です。

【海外旅行とインスリン注射】
インスリン注射をしている患者さんが時差のある海外へ旅行する時には、
インスリン注射の時間や量の調整をする必要があります。
中間型インスリンで治療中の 場合には、アメリカ方面へ行く東回りでは減量し、
ヨーロッパ方面へ行く西周りでは増量することが勧められます。
その目安は次のとおりです。
●東周り:中間型インスリン量=通常のインスリン量×[1−時差(時間)/24(時間)]
●西周り:中間型インスリン量=通常のインスリン量×[1+時差(時間)/24(時間)]
超速効型あるいは速効型インスリンは通常通りで良いとされています。
しかし、普段の血糖コントロール状態によって個人差がありますので、
事前に旅行予定表を主治医にみせて、インスリン注射の調整方法の指導を受けるようにしましょう。
海外旅行中も血糖自己測定を行い、インスリン量の調整の参考にしましょう。
インスリンや注射器具類は必ず機内に持ち込むようにしましょう。
低血糖やシックデイなどの緊急時に備えて、
糖尿病でインスリン注射をしているという英文の証明書を主治医に書いてもらうようにしましょう。
(三本糖尿病協会では海外旅行のための患者さん用カードを用意しています。)

[海外旅行と予防接種]
糖尿病であっても予防接種をうけることは問題ありません。
予防接種をすると副作用のために発熱して、血糖のコントロールが乱れることもありますので、
予防接種が必要な場合には早めに(少なくても2週間前)受けるようにしましょう。

2017年09月06日

余暇を楽しむ 〜スポーツ〜

スポーツは運動療法にもなるため、好きなスポーツを楽しみましょう。
ただし、合併症がある方は、運動によっては病状が悪化する場合もあるので、
どのようなスポーツをしてよいかを主治医に相談するようにしましょう。

内服薬やインスリンで治療している方は低血糖が起こすことがあるので、
原則として空腹時のスポーツは避け、食後に行うようにしましょう。
スポーツ前後や途中での捕食が必要になる場合もあります。
登山やマラソンといった運動量の多いスポーツをする場合には、
内服薬やインスリンの量を調整しておくことも必要です。
スポーツ前後、できれば途中でも血糖値を測定して、
インスリン量の調整や捕食を摂る判断の参考にしましょう。
また、スポーツ後、数時間以上たってから低血糖が出現する場合もあるので、注意が必要です。
膝や腰が悪い場合でも水泳など運動の種類を選ぶことでスポーツを楽しむことができます。
主治医に相談して、色々工夫してスポーツを楽しみましょう。

2017年09月05日

嗜好品の弊害

おやつは血糖のコントロールを乱す大きな原因となります。
お菓子や果物、ジュースなどには砂糖が多く含まれており、血糖と急激に上昇させます。
また、中性脂肪を上昇させて内臓脂肪が蓄積する原因にもあります。
甘いおやつは出来るだけとらないこと、甘味が必要な場合には人工甘味料を用いると良いでしょう。

「食品交換表」の嗜好食品には、
アルコール飲料、果物の缶詰、清涼飲料、ジャム、菓子パン、菓子がありますが、
これらは原則として糖尿病の方は好ましくない食品です。
できるだけ摂らないようにしましょう。
インスリン注射としている方が低血糖の予防のために間食を摂る場合は、
お菓子やジュース類でなく栄養素のバランスのとれた間食(軽食)を摂ってくださいね。

2017年09月04日

タバコの弊害

タバコにはタール、ニコチン、一酸化炭素など多くの有害成分が含まれており、
喫煙で血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。
心臓や血管にも大きな影響があり、動脈硬化が進行して、
狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などの引き金になります。
糖尿病の方は血管合併症を起こしやすいため、
喫煙が加わると、合併症が早く進むことになります。
喫煙はさまざまな癌の原因にもなりますので、強い意志をもって禁煙しましょう。
最近は喫煙補助薬も使用可能です。
ファン
検索
<< 2018年12月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
食品に含まれる塩分量の目安 by erina (03/17)
食品に含まれる塩分量の目安 by tonton (03/16)
宅配食レビュー6 by erina (12/19)
宅配食レビュー6 by 腎臓病食事宅配 (12/17)
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
さんの画像

食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。