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2024年06月28日

今年に入って気に入った靴がある。SNSによく広告が出ていて気になっていた。
SNSでは一度クリックすると、ずっとその広告が表示されることが多くある。何度も目にして欲しくなった。
武骨にソールにゴムを貼り付けた鳶足袋のよう。きっと地面へのホールド感は良いのだろうと思っていた。アッパーの素材がカンガルー皮というのも気になっていた。デザインはゴムを貼った武骨さをうまく活かしてなかなかカッコよくて気に入っていた。

初めて手にしたのは2月。ネットショッピングでも買えるが、サイズ感が判らないのでショップで買おうと思っていた。呑み会が大阪であったので、その時に心斎橋のショップを訪れた。
その日、駅に向かうバスに乗ってきた若者がまさにその靴を履いていたのは偶然だった。使い古された靴も良い味が出てカッコ良かった。
店頭で実際に手に取るとかなり重い。想像以上の重さで戸惑った、これまで履いた靴の中で一番の重量だ。
受傷後、ちゃんと歩くにはどんな靴が良いか真剣に考えた。受傷後の最初の靴はかなり軽い靴、ソールはテニスシューズのようにペッタンコ。その次はジョギングシューズ。
どれも違和感なく自分の歩きの向上に役立った。

重さは気になったが、実際に履くとフィット感が良い。サイズがS・M・Lといった大まかな区分けなので履かないと自分に合ったサイズが判らなかったのだ。
結局バスで見た若者が履いていたのと同じ靴を購入。紺色なので会社でも使用できる。もう4か月その靴を通勤で履いている。重さにも慣れてきた。
相変わらずSNSには広告が流れてきて、春の新色とかの情報が。もうサイズは判ったので、ついつい違うタイプの商品も買った。

前回書いたが、歩き方がちぐはぐになることが多くなっていた。
今日は雨。その普段履いている靴を雨に濡らしたくないので、雨の日はこれまで履いていたスタンスミス。バス停まで向かうといつもより足取りが軽い。やはり靴の重量が全く違うからか。
それもそうだが、ソールに踵の高さがないほうがスムーズに脚が運べるようだ。踵着地がしやすいのだろうか。
健常な時にはどんな靴を履いても身体が対応できた。感覚神経と運動神経の連携だ。
色んなタイプの靴を毎日履き替えることで、それは鍛えられるかなと思ったりもした。

先週の鍼治療で下腿の色んな箇所は良い感じになったが、足首の前の部分の痛みが強くなった。各部位の痛みが軽くなった分、全てがそこに集まったように。
昨日ジムでのフットローラー。前脛部をローラーに当てたことはない、間違いなく骨に当たって痛い思いをするだろう。今回、注意深く前脛部を当ててみた。
案外前にも筋肉は付いている。うまくローラーに当てると気持ちいい。足首もうまく当てられた。すると強くあった痛みが殆どなくなった。やはり筋硬結には物理的な処理も良いのだろう。

梅雨は例年通り7月中旬に開けるらしい。あと5,6回の通勤で梅雨明けかと思うと、梅雨のうっとうしさも感じない。7月の連休には両親と姉夫婦と温泉の旅を計画している。
posted by shigenon at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年06月26日

身体の動きを考える

東京に住んでいる時は色々と身体をチェックする機会が多かった。
地下鉄までの道、地下鉄の通路、地下鉄を降りた後、タバコロードなど。今は週3日とはいえその日々は同じような行動範囲で動いているにもかかわらず、あまり身体のチェックが出来ていない。ほんの少しだけのチェックだ。
痛みや痺れがあるにしても、あまり心配するどの酷い状態ではないからなのだろうか。

家を出てバス停まで徒歩5分。この時の歩きはあまり良くない。
なんか左右の力の入れ方がうまくいかず、ちぐはぐな歩きになる。家の中では感じないことだ。これは家という狭い領域ではなく、見渡せられる広い道を歩いていることも関係あるのだろうか。
身体を動かすには脳→神経→筋肉だが、目に入る情報で自然と命令することがあるのかもしれない。例えば広々としているから、筋肉の緊張が解けすぎて力が入りにくいとか。

バスに乗車して降りた時も動きは良くない。バスは座ることが出来る。
東京では地下鉄に乗った後の歩きはすごく良かった。それまでの地下鉄通路がちぐはぐな歩きでも、地下鉄に乗って降りるとちゃんとした歩きになった。
歩いて乗り物に乗って落ち着くから、ちゃんと歩けるようになると思っていた。それは違ったようで、地下鉄で立っていて揺れを脚で吸収することが良かったのではないかと思うようになった。その証拠にバスのあと10分ほど列車に立ったまま揺られるが、その後の歩きは良くなる。

不思議なことに会社内での移動の動きは以前より良くない。この理由がよく判らない。
やはり以前の東京のオフィスと比べて目に入る情報が違うからなのだろうか。天井の高さが賃貸ビルとは違って高いのだ。広々としている。
終業時間が終わって席を立ってからの歩く動きは、その日の中で一番良いのは変わりない。やはり前に書いた“脳が喜ぶ”ことはあるのだ。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/875/0?1719382658

肉体的な刺激、精神的な刺激、この両方で身体を動かすことが変わるのは間違いない。歩くという動作の中で言えば、基本的な筋肉が付いていればあとは柔軟性なのだろう。柔軟性というか身体を使うしなやかさという表現がピッタリか。
精神的な部分は自分が頭で考えるよりも深層の部分か。無理やり脳を喜ばせようと考えても、それは脳の浅い部分の騙しに過ぎない。脳は騙せない、騙すことを考えるのも脳だ。

今日、バスを降りた後のちぐはぐな歩き。どう脳をコントロールできるか色んなことを考えた。
脳は騙されない、そうなれば全然関係のない事実の楽しいことを思い浮かべた。どう脚を動かして歩くということは全く思わず、全く違う楽しいことを思い浮かべて歩いた。
左右の力の入り方が違う歩きが、足並みが揃ったような気がした。そうか、こちらに帰ってきて調子が良いように感じていたのは、これまでの身体のチェックポイントが無くなって身体を意識することが少なくなったことが良いように働いていたのかもしれない。

もう1回出勤すると今月が終わる。
今年も半分が終わったことになる。いったい何をやってんだか。
posted by shigenon at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年06月24日

6週間

先週は東京へ。
もう6週間経ったのかと思う。同じことを毎回顔を出す洋食屋のママにも言われた。東京での最後の1年間、毎週火曜日に呑みに行っていた洋食屋さん。ここには到着してジム後にはいつもランチに行く。
ママに言った、9回会ったら1歳年取るよ。自分に言ったのかもしれない。
実際、元々住んでた街の雰囲気は変わらない。店も人も変わらない。しかし良く見ると、ところどころの建物が取り壊されたり、たまに行っていた立ち食い蕎麦屋が閉店していたり。
6週間は6週間、1年の9分の1なのだ、色んなことは変化しているのだ。

鍼に行って調子はどうですかと聞かれる。
これは毎回聞かれることなのだが、最近は自分の調子がどうなのか判らなくなってきた。毎週行っていた頃は小さな変化を言っていたが、今の6週間という期間では身体の変化を自分で咀嚼しながら対応しているのが現状だ。だから今の状態よりも6週間の変化を言うべきなのだろう。
短い期間の小さな変化こそが大事で、それを一つ一つ潰していったからこそ今の自分の状態があるのは間違いない。街の変化と同じで、短い期間だと変化をとらえられるが、変わってしまうと前に何があったのかが思い出せなくなる。

いつも右下腿の鍼は足先や色んな所への響きを敏感に感じ取るのだが、今回は鈍かった。
そう言うといつもより深く本数も多かった。それでだろうか、術後はいつもより強く効いている。その時の自分の感じ方が鈍かっただけなのだろう。
最近は右下腿自体の痺れはそれほど強く感じていない。痺れよりも押したら神経痛を感じるくらいだ。それとふくらはぎの筋硬結。
3日経った今現在、それらはかなり改善されている。横になると右下腿がリラックスした感覚であり、気持ちよく呼吸しているイメージだ。
ただ、足首の前方が締め付けられるような痛みが強い。これは足首ストレッチを始めてから感じている痛みだが、なぜかその痛みだけが強くなっている。まあイヤな感覚の痛みではない。

金曜日は居酒屋Qのママと呑んだ。
前に会ったのは2月。マスターは近くの商店街の総菜屋に勤めていて来れなかった。帰り道、マスターの顔を見に家に寄った。肺の調子が悪くて2週間入院したと聞いていたが元気そうだった。
4年の付き合いか。ほとんどの週末の金・土を店で過ごしていた。マスターの作る料理はどれも美味しかった。エビフライをよくリクエストした。タルタルソース山盛りと言ってからは、丼1杯のタルタルソースが付くようになった。予約してスッポンを食べたことも懐かしい。一緒に旅行に行ったのも楽しい思い出だ。

土曜日はSNSのグループの集まり。
考えたら6週間前も集まって呑んだのだが、今回はグループ3周年の集まり。昼前に集まり23時前まで4軒を呑み歩いた。思えばここの集まりに初めて行く時のために酒を呑んで歩く練習をしたことを思い出す。3年前と比べると自分の身体は色んな動きに対応できるようになったのだ。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/938/0?1719195588
酔った状態で歩くということに慣れたからなのだろうか。何事も慣れることというのは正しいのかもしれない。

6月も最終週となった。明日は息子の19歳の誕生日だ。
東京に行く前にプレゼントを贈っていた。今年は皮のペンケース。でも考えたらパソコンやスマホの時代にペンを使うことは少ないかもだ。まあ、それだけに貴重なモノになるかもしれないが。
posted by shigenon at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年06月14日

息苦しさ

やはり全般的に体力が衰えているのか。
数日筋トレを空けただけで筋肉は張るし、筋肉を使うと疲れて眠くなる。昨日もジムから帰るとソファで1時間ほど寝てしまっていた。
老人のようだ。アクティブという言葉から程遠い。心肺機能にも少し心配がある。息切れすることが多い。

この1カ月ほどだが、喘息の症状が出る。
それは夜に横になると気道が狭くなり呼吸がしにくくなる。この症状はずっとあったが毎日ではなかった。だいたいが夜中に目覚めた時に苦しくなる。苦しいから目覚めるのかもしれない。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/743/0?1718339305
東京に居た時にいつも行っていた居酒屋のママから器官を広げるスプレーを貰っていた。それもなくなり、こっちの医者でも貰っていた。
その症状が夜だけでなく日中も出るようになった。

気管支が炎症を起こして狭くなることが喘息。何か他が悪くなって、症状として息苦しくなるのではない。症状そのものが喘息という病気か。それを思うと自分は喘息を再発しているのだろう。
これまで3回喘息の治療をした。最初は札幌で入院。その後は広島。東京でも医者に通った。
昔は飲み薬だった。飲み薬と今も使っている気管支を広げるスプレー。その後は毎日吸入する薬だったか。
最後に通院した東京では2種類の吸入薬を処方された。やたら薬代が高かったのを記憶している。

喘息という病気、最悪は呼吸が出来なくて死んでしまうのだろう。
唾液が気管に入って咳が止まらなくなることもよくある。この数か月でも2.3回あった。死ぬほど咳が出て涙も溢れる。ただこれは喘息は関係ないか。
誤嚥性肺炎というワードを思い浮かべるが、肺炎ではないのだ、ただの誤嚥。
誤嚥性肺炎を調べると、高齢の人や脳梗塞の後遺症やパーキンソン病などの神経疾患を抱えている人が多いらしい。脳からの命令がうまく伝わらないことでいえば自分もその範疇か。呑み込むという筋肉は衰えてはいないと思うが、もしかしたら何か働いていない筋肉があってもおかしくはない。

いずれにせよ息が苦しくなって死ぬということは避けたい。
咳こんで涙を流しながらヒィーヒィーと言いながら死にたくない。
誤嚥は気をつけていれば避けられるか。喘息はこれまでもそうだったように薬で治療するしかないだろう。
そろそろタバコを止めなければいけない時期がきたか。

今日は全く呑んで帰ろうという気が起きない。何でなのか自分でも判らない。
肉体的な疲れなのか、精神的な疲れなのか。
身体が欲しがることをすればいいのだ。特に明日やらねばいけない大した用事はない。
posted by shigenon at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年06月12日

差し歯

差し歯5本が入った。
そもそもの始まりが、去年行っていた歯医者で入れた3本の差し歯が前へ出ていて、噛み合わせも悪かった。前歯を合わすことが出来なくなった。それを同級生の衛生士に話すと、見てあげるということになって今の歯医者。
前の歯医者に行ったのは差し歯が1本取れたから。そこでの治療は合計で10万を超えた。医師に噛み合わせがおかしいと言ったのだが明確に返答がなかった。それを今の歯医者で全部やり直して他の歯も治療した。
残すは右下の奥歯1本になった。

この1年で歯の治療にいくらかけたのだろう。ダブルの治療費がかかったことになる。
新しく5本が入って、もともとの状態に戻ったかというとそうではない。前歯がうまく嚙み合わない。よほど下あごを前に出さないと前歯は噛めない。
それを医師に言うかどうか考えたが、結局言わなかった。こんなもんかという気持ちだ。自分が思っているのは前歯ががっちり噛めて、糸が前歯で嚙み切れるイメージだったのだが。
まあ食べるのに不自由を感じるのなら申し出ないといけない。少し様子見だ。

身体の調子は良くも悪くもなく。足首は少しは柔らかくなったようだが、右の前脛骨筋の張りがかなり強い。自分で指圧をするが、かなり硬くなっている。
理屈で考えると温めたら良いのだろうか。この張りは骨の間なのでローラーで潰せない張りだ。超音波治療器をしばらく使っていないことを思い出した。明日やってみるか。

多くの治療器具を使っていない。所有したことで満足するタイプなのだ。これは両親と同じで遺伝を感じる。こんな人間は薬もプラセボで効くのかもしれない。
週中の水曜日。今日はおばんざいのお店で気分よく呑んで帰ろう。
posted by shigenon at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年06月10日

高知と高松の旅

高知・高松は楽しい旅になった。
高知のO君は中高と同じ部活動だった。42年ではなく43年ぶりの再会。ホテルの下にいるよと連絡来て顔を見ると同時に43年の空白は少し埋まる。
案外人の顔は変わらないものなのだ。2年前に同窓会で多くの人達と45年ぶりに会った時はその変貌に驚いたが、基本的な顔の作りまでが変わっている訳ではないのだ。
老けただけだ。もっというと、子供の顔が大人の顔になり、そしてそこから老ける。
その後、2か月に1回の同級生会で顔をつき合わせる機会が多くなると最初の驚きはなくなり、中学時代の顔が記憶から消えて今の顔を受け入れるようになった。

顔の変化にはある程度慣れている。
何か頭の中に若い顔⇔年老いた顔と変換できるアプリが搭載されたようだ。
いや、日常生活でも誰もが経験することなのだろう。5年ぶりに会う、10年ぶりに会うといったことはしばしばある事だ。5年くらいではそれほど変わらない人もいるが、5年の歳月が顔や髪に及ぼす影響を学習してきた。
それが一気に40年を超えるとなるとかなりの変化なのだが、脳内アプリはアップグレードされたようだ。

O君と痛飲。美味しい料理と美味しい酒。食べきれないくらいの料理だった。そして1軒目の支払いは拒絶された。これが高知という土地柄のもてなしなのだろう、遠慮なくご馳走になった。
2軒目は隠れ家のようなバーへ。話が尽きない。23時ころまで呑んだか。
ここは自分が支払ったが、1軒目の4分の1くらいかもしれない。

翌日は朝から高知を離れ昼に高松。
高松ではM君が迎えに来てくれていた。彼は再雇用で継続勤務だが、営業なので時間の融通はきくようだ。
人気のうどん屋に連れて行ってもらう。彼との接点を思い返すが、無いのだ。同級生同士がFBで繋がり、彼も酒や食べ物が好きと判ってコメントのやり取りをしていた。中高は同じなのだが、名前を知っていた程度だったかもしれない。
うどん屋の後はホテルのチェックイン時間まで屋島に連れて行ってもらった。屋島は四国を担当していた頃に2.3度行ったことがある。それはいつだったかと考えると、もう25年以上前のことなのだ。

夜に再び合流。彼の馴染みの居酒屋へ。
刺身とおばんざいで酒が進み4時間近く飲み食いしたか。彼は実家に母親一人だとは知っていたが、認知症が進みこの3月から施設に入ったという。それでも毎日電話をしてちゃんと受け答えがあるようだ。
自分の母親のことを思うと、大して変わりはない状態かもしれない。
今は毎月実家に庭の草引きなどで帰っているという。

翌日は9時前の電車に乗った。昼過ぎに家に帰って買い物とジムに行きたかった。
旅に出る前に2日分の食事は何をどうするとか書いて、冷蔵庫の食材にもいつ食べるかとメモを貼っていた。家に戻ると案の定その通りではなかった。
ジムで体重を測ると2キロ弱増えていた。そりゃそうだ、全く空腹感が感じられない状態なのだ。
ジムでは有酸素運動をしてカロリー消化をしなければいけないのだろうが、どうも気が乗らない。それよりも股関節のストレッチと右ふくらはぎのフットローラーが大事だ。

身体の状態は楽しいことをして過ごしたのだ、特に気にかけることのない状態。脳が喜んでいる。
遊び疲れて月曜日。ふつうのサラリーマンと違うのが明日が休みだということ。これはずいぶんラクなことだ。
今日は魚の美味しい居酒屋の予約日。もう10日経ったのだ。
明日はようやく前歯の差し歯が一気に5本入る。残すは右下の奥歯を被せるだけになった。
posted by shigenon at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年06月05日

正しい動き

やはり心地よい足の状態は続かないものだ。気がつくと右足のふくらはぎ、アキレス腱あたりから膝裏まで“棒”ができている。
これは筋肉の繊維が硬くなっているから筋硬結と言っていいのだろうか。
筋肉は筋繊維が筋束になっているそうだ。いつも筋肉を思い浮かべる時はササミや手羽先を思い起こす。
その筋束まるまるが硬くなっているような感覚。

受傷前は首コリ肩コリが酷かった。
毎週のようにマッサージに行かないと過ごせないほどだった。左の首筋がパンパンになり、肩全体まで張っていた。
不思議なのが受傷して、頸椎をある程度の広さを保つよう広げて固定をすると全く首コリは無くなった。後縦靭帯骨化症と診断書に書かれ、なるほどと思ったものだ。後縦靭帯の骨化による圧迫が常にあったのだろうかと。
受傷する10数年前に大阪の整形医院で「頸椎が狭い」と言われたことがあった。肩こりが酷くて受診したのだったのだろうか。思い起こせば、この時にちゃんと大きな病院に行けば良かったのだろう。

まあそれは後悔しても仕方ない。今の状態に向き合わないと。
それほど不具合は感じないが、この右ふくらはぎの硬い棒は気になるのだ。筋束でいえば2本の束が硬くなったり痛みを感じている。
筋肉の仕組みを十分に理解しているわけではないが、硬くなるというのは筋肉に血液が十分に送られないとか、十分に伸縮ができていないということが原因か。
ただ、ふくらはぎはふつうに常に使っている筋肉だと思うのだが。

もう一つ想像で考えることは、正しい筋肉の使い方ができていないということ。
正しい動きで筋肉は正常に動くのだろうという想像のもとだが。というのが、父は膝関節痛で何とか歩けるといった状態で脚全体はO脚になってしまった。膝が痛いから脚の外側面を地面に着けて歩くからそうなったのだろう。
足裏で着地して地面を蹴るといった歩き方でなく、足裏の外側を地面に着けて何かにつかまって足を繰り出す。大腿四頭筋はみるみる萎んでいっている。脚の外側の筋肉は着地だけに使われ、硬くなってしまっているのか。

自分で考えると、正しい脚の動作が出来ていないのだろうか。
右脚だけが可動した頃、左脚を勢いづけて歩いていたから梨状筋とかに影響して坐骨神経痛になったと確信している。
それがなかなか治らないのは、まだその頃の癖があるからか。それとともに右ふくらはぎの筋肉が正しく動く動作が出来ていないのか。
気づいていなくて、うまく働いていない筋肉があるのかもしれない。今一度、動作を見直す時なのだろう。

明日から高知。そして高松。高知のO君は42年ぶり、高松のM君は5年程前に出張で高松に行った時にうどん屋を案内してくれた。その時も高校卒業以来だった。
懐かしい話で花が咲くことだろう。
posted by shigenon at 13:36| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年06月03日

フットローラー

ジムを終えるとすこぶる調子の良い状態になる。
家に帰ってソファに足を伸ばして横になると、痺れている右下腿が心地よい感覚。足裏から痺れが放出されているような感覚を覚える。
でもこの心地よい感覚は時間とともに失われていく。ベッドに入った時くらいまでか。

ずっと右ふくらはぎに1本の棒が入っているイメージだった。押せば痛く、その痛い箇所も変わる。痛いという表現は違うか、普通の人の感覚だとイタ気持ちいい感覚だろう。だがイタ気持ちいいというのは短い期間でその感覚が消えるからそう思うのであって、常にその感覚があればそれは痛みでしかない。
自分がここに書いている痛みで両肩の疼痛以外、足に関する“痛み”はそういう痛みだ。針で突つかれたような痛みでなく、神経に響く感覚。

イタ気持ちいい感覚だから刺激を入れるのは苦ではない。
ジムのフットローラーでふくらはぎの“硬い棒”を揉みほぐす。硬くなった箇所が本当に柔らかくなるのは不思議な感覚。硬い鶏肉や牛肉が柔らかくなるのと同じ原理なのだろうか。
この硬い棒はずっと改善できなかった。毎週鍼に通っていた頃も棒はほぐれなかった。フットローラーを使うようになってからだ。
フットローラーをせずにストレッチポールでふくらはぎをゴリゴリするとふくらはぎの中に硬い棒のような硬結は感じられる。が、フットローラー後だと引っかかりが何もない。

それに加えて股関節のストレッチと足首のストレッチ。
ヤンキー座りのできない足首の硬さだった。角度の付いた台に乗り始めて少しは柔らかくなったようだ。それとともに足首周りにピリピリと神経痛を感じるようになった。使わなかった・伸ばさなかった筋を使うようになったからだろうか。そこもフットローラーでゴリゴリする。
この一連の動作を終わらして家に帰ると、心地よいダルさを感じる。

この状態がずっと続いてくれればよいが、次にジムに行ってフットローラーを当てるとゴリゴリ感がある。柔らかく叩いた鶏肉と違うのは、血が通っているからだろうか。
これまで何かの刺激を入れて良く感じると知らぬ間にその良い感覚が当たり前になった。
右脚はもっと強い痺れがあったし、足裏もそうだ。何がきっかけだったかと言えばよく判らないのだ。ただ緩和した状態が続いて、その状態が常習化した。足裏の鍼だったかもしれないし、良い状態の時に色んな動きをして使っていなかった筋を使ったからかもしれない。

今週は木曜日から高知・高松の旅。
観光は全くない、それぞれ同級生と呑むだけだ。高知も高松もさんざん仕事で訪れた街。ただそれは25年も前だから変わっていることだろう。まあ近くていつでも行ける場所だ、今回は呑むだけで。
posted by shigenon at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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