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2024年01月22日

コミュニケーション能力と人たらし

昨日・一昨日で28000歩。これは2年前まで行っていた龍王峡ハイキングよりも多い。
何だったかというと、呑み歩きやらルミナリエ。そんなに歩いたという実感はなかったが、アプリの万歩計を見て驚いた。やはり楽しいと実感が無くなるのだろうか。その楽しさについては成就すれば書こう。
脚への影響はどうかというと、右のハムが少し張っているくらい。筋肉痛なのだろうが、普通の人が感じる筋肉痛とは違った感覚。受傷してからこれまでの筋肉痛という感覚は感じなくなり、感覚は神経痛だ。
最初の頃は何か異変が起きているのだろうかと思ったが、今はその種類の痛みでも驚かない。
ただ歩いただけなので、歩数が多くてもリハビリ運動としての効果はないのかもしれない。

先週、マレーシアから研修生が来た。各部署をしばらく回るのだが、数人で昼食を一緒に食べながらコミュニケを取ることになった。
水曜日にその順番が来た。英語については長くオンライン英会話をやっているが、実際の会話レベルにはかなり不安がある。同じ部署の女性3人と同席してのランチ。
英語を使わないといけないし、イスラム教という文化の違いもあり、なかなか会話の糸口がない。
ムスリムだから食べ物の話も難しい。こういう時はスマホに入っている画像か。ということで、富士山の画像、奈良の5重の塔などを見せてつたない英語でコミュニケを取ることができた。アプリで性転換した自分の画像、若くなる画像を見せるとお互い笑いながら会話ができ、少しは楽しいランチ会となった。

ランチ会が終わり、隣席の女性が言う。
「○○さん(自分)、さすがコミュケーション能力高いですね」と。その女性が自分のことをどう見ているかは判らないが、東京にいる時も何度か仕事を一緒にしたことのある女性だ。
そうなのだろうか。人として人と接するということを考えると、接する時の態度もあるが、ほとんどは会話だ。その人とどうしたいか。
ビジネスならば取り引きの拡大だろうし、単に呑み屋の横なら暇つぶしの盛り上がりだろうし。異性の場合は仲良くなりたいと思う気持ちだろうし。

「人たらし」という言葉もある。その言葉で思い出すのはYさんだ。
この人は凄いなと思った数少ない人だ。そのYさんをある同僚が評して「Yさんは人たらしだから」と言っていた。決して悪い意味で使ったのではない、その時に初めて人たらしという言葉を聞いて‘なるほど’と思った。あまりにもすぐに客先の人と仲良くなって、みんながYさんファンになるからだ。
Yさん ⇒ https://fanblogs.jp/shigenon/archive/300/0?1705878998
何度もYさんと商談の同席をした。良く喋る、相手の気持ちを先読みして話す。決して口先だけではない印象を与える。実際はどうか、実際にそうなのだ。口先だけのことや、人を騙そうとしてそういう話ができる人もいるのだろうが、そうではない。
人が嫌いではないのだろう。それはテクニックでもなんでもない、本音で話すからだ。

自分はどうか。居酒屋では多くの友達を作っていた。話すことが嫌いではないから。
ただビジネスにおいては、そういう関係づくりを仕事で思ったことがなかった。Yさんは違うのだ、ビジネスであろうが何であろうが人への接し方は変わらなかった。
自分はYさんみたいに人の懐に入って人間関係を作りたいと心から思ったのだ。それは純粋にビジネスを成功させるため。それで、何かビジネスの商談においてもビジネス臭さを排除した。ただ単に自分という人間を知ってもらうような話や、相手との共通項を見出すことだけに終始した。
最初はビジネスの成功という打算が頭にあったが、だんだん完全にそれが無くなった。単に人と知り合って話することだけが本当に楽しくなったのだ。
でも、結果として多くのビジネスパートナ―と言っていいくらいの人間関係を多く作れた。

人と話す時にそれが当たり前になった。何か打算を考えるわけでない。話す相手が楽しめるようというのが自然になった。何でも習慣にするのが自分なのだろう。
つい先日、知り合った人から‘人たらし’という言葉を言われた。決して悪く、非難めいて言われたわけでない。それでYさんを思い出した。
嬉しいのだ。Yさん、オレもとうとう人たらしという称号を言ってもらったよという感覚だ。Yさんは社内での評価は低かった。それは簡単なことだ。焼きもちなのだ。
多くの得意先のトップまでもがYさんのファンになる。そうなれば、了見の狭い上司は腹が立つようだ。
何かといちゃもんを付けていたのを知っている。得意先での人気者はYさんだ。誰もが自分が人気者になりたいのだ。自分も全く同じ目にあった
久しぶりにYさんを思い出し、連絡をとってみようと思った。全く酒を呑まないYさんだが、いつも酒飲みの自分に付き合ってくれた。いつ遊びに来る!と言ってくれるだろう。
posted by shigenon at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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