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2021年04月22日

朝を想う

朝、目覚めると生まれ変わったような気がしたものだ。 全ての細胞が生まれ変わり、活力が漲る。そんな感覚を持っていた。 いつからだろう、そんな感覚を感じずに朝を迎えるようになったのは。二日酔いの朝やまだ眠いのにアラームで飛び起きるなど。 それが加齢によるものか、歳相応な日常生活を送るからなのか。 少なくとも「良く寝た」と思って目覚めることは、歳を経てからもある。ただ、全身の細胞が生まれ変わったという感覚はない。 これは思春期だけだったのだろうか。毎日背が伸びていたころだ。中学入学の時に150数センチだった身長は卒業するときには175センチだった。そのあと高校では2センチ伸びた。 今は健康診断で測定するが、177センチを維持するよう精いっぱい身体を伸ばす。177センチを切った数字が出ると、とうとう身長が縮み始めたかという精神的なショックを受けるのは明白だから。 今、朝の目覚めは前日をリセットできない。その逆である。 一日を過ごすと、身体が動くことによって不自由な部分も稼働している。寝る前、何か身体的な不自由を感じて辛いことはない。 もちろん不具合はいっぱいあるのだが、痛みや痺れも一日の終わりには身体に馴染んでいる。一日の終わりが良いというのは努力の賜物かもしれない。 目覚めると現実を目の当たりにする。 まずは右脚の痺れ。自分の脚ではないような感覚。感覚を感じない感覚。 両手の痺れも前より軽く感じるが、目覚めた時に違和感がある。スマホを掴んで時間を見る。この時に注意だ。スマホを持って顔に近づけた時に、スマホを顔の上に何度か落としたことがある。 しっかり握っているつもりでも、握力が弱いのだ。 日中、活動を始めたらそれはない。脳が覚えていて注意しながら握力を調整する。朝はそれがない。 脳だけはある程度リセットされるのだろうか。 退院後は、朝が着たら全て治っていないかなという期待を何日かもったものだ。 肩の疼痛も朝は感じる。何度も書いているが、日中あまり感じないのは疼痛を忘れるようにしているからで、それは可能なのだ。 やはり朝はウブな身体なのだろう。持っている全ての症状を感じる。 こんな状態だから、何か特別なことをした翌日は症状がどう変わったのかを正確に知ることが出来る。 土曜のジム・鍼の翌日、日曜日は脚の感覚がいい。痺れている感覚でも、温かい血が通っている感覚がある。 本当は日曜日の朝はもっと感覚がいいはずなのだろう。なんせ土曜はほぼ毎週深酒をしている。 先週・今週と火曜日にジムに行った。翌朝はやはり違う。疼痛や痺れが少ないように感じる。 まあ、不具合を持っていようが持っていまいが、鍼や運動の翌日は身体の調子が良くなるのだろう。 歩きは快調だ。今週は両脚が引き締まっているような感覚がある。左足先が地面に擦れることが無くなってきた。イメージだが、足のくるぶしのネジが締まったような感覚だ。 先週、左脚の鍼でピリッときたのだが、それは関係あるのだろうか。 暖かい時にたくさん歩いて、ちゃんとした歩きのクセをつけないといけない。 ようやく木曜日だ。今日は暑くなるという。
posted by shigenon at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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